ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『街のあかり』(2006)アキ・カウリスマキ:脚本・監督

街のあかり [DVD]ヤンネ・フーティアイネンAmazon 「フィンランド三部作」または「敗者三部作」の3本目。これまでの2作は、解雇されたり、暴行を受けて記憶を失ったりして働き口を失った主人公が、言ってみれば「自己回復」して行く過程をとらえた作品だっ…

2024-01-30(Tue)

昨日買った「ネクストシーフード うに風味」っていうヤツを、今日はネットで学習した通りに「ぐちゃぐちゃ」にしてあたたかいご飯にのせ、「うに丼」かよ?というのをやってみた。結果。う~ん、やっぱり舌ざわりがヌルッとしていて、「うに」とは完全に別物…

『過去のない男』(2002)アキ・カウリスマキ:脚本・監督

過去のない男 [DVD]マルック・ペルトラAmazon 昨日見たサイトでは、この作品は「フィンランド三部作」の一作だということだったけれども、今日見たサイトでは「敗者三部作」なのだと書かれていた。この時代のフィンランドの不況の中で、負けそうな人々を描い…

2024-01-29(Mon)

今日は月曜日なので「ふるさと公園」への散歩。天気は良くて空は青空が拡がり、陽射しも暖かだった。 「ふるさと公園」には今日もユリカモメが群れていて、飛び回る姿も見られた。ほんとうに今年はユリカモメの滞在期間が長い。 この日もコサギの姿が見られ…

2024-01-28(Sun)

朝9時ごろ(正確には8時59分)、下から突き上げるような揺れがあった。地震。ちょうどそのときわたしはTBSの「サンデーモーニング」を見ていて、スポーツコーナーで卓球のヴィデオを放映していたのだけれども、アナウンサーが「今揺れています、地震…

『浮き雲』(1996)アキ・カウリスマキ:脚本・監督

浮き雲 (字幕版)カティ・オウティネンAmazon この作品から『過去のない男』、そして『街のあかり』との3本で「フィンランド三部作」なのだそうで、それでじっさいのところ、「Amazon Prime Video」でその3本を観てしまうと、無料で観ることのできるカウリ…

2024-01-28(Sun)

注文してあった、マリサ・トメイ主演『オンリー・ユー』のDVDが配送された。梱包を解いて現物をみてみると、手垢もついてない、まったくの「新品同様」なのであった。配送料(350円)はかかったけれども、現物の価格は「1円」。つまり新品だけれども「ゴ…

『レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う』(1994)アキ・カウリスマキ:監督

レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う (字幕版)マッティ・ペロンパーAmazon 『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』の続編。彼らがメキシコに到着して5年が経ち、マネージャーのウラジミールは砂漠に姿を消したがバンドはトップテンに入…

2024-01-27(Sat)

以前、動物病院で処方してもらっていた「抗生物質の軟膏」が、どこかにまだ取ってあるんじゃないかと思って探したら出てきた。それで、いつものようにホットカーペットの上でまどろんでいるニェネントくんの右眼の患部、傷ついて血がにじんでしまっていると…

『愛しのタチアナ』(1994)アキ・カウリスマキ:脚本・監督

愛しのタチアナ (字幕版)カティ・オウティネンAmazon カウリスマキ監督の作品を順番に観ているけれども、ほんとうは昨日観た『コントラクト・キラー』のあとに、順番でいえば1992年の『ラヴィ・ド・ボエーム』と、1994年にこの『愛しのタチアナ』の前に撮ら…

2024-01-25(Thu)

夜中に夢をみていちど目が覚め、こうやって日記を書いているときもその夢のことを憶えているのだった。 その夢でわたしは、中年のちょっと太めの女性から、わたしが貸していたらしいお金を返してもらう。全部千円札で9000円。ここんところは、夕方観た映画『…

『コントラクト・キラー』(1990)アキ・カウリスマキ:脚本・監督

コントラクト・キラー (字幕版)ジャン=ピエール・レオーAmazon ジャン=ピエール・レオが主演なのだが、舞台はフィンランドでもフランスでもなくってイギリス。イギリスの俳優が多く出演していて、映画の言語もすっかり英語である。カウリスマキ映画で恒例…

2024-01-24(Wed)

この頃毎日のようにアキ・カウリスマキ監督の映画を観ていて、その使われていた音楽が「スプートニクス」なのではないかと思い(じっさいは違っていたのだけれども)、今日はそんなスプートニクスの音楽を聴いたりしていた。スプートニクスはスウェーデンの…

『マッチ工場の少女』(1990)アキ・カウリスマキ:脚本・監督

マッチ工場の少女 (字幕版)カティ・オウティネンAmazon 前の『パラダイスの夕暮れ』『真夜中の虹』と合わせて、カウリスマキ監督の「労働者三部作」なのだという。しかし前の二作は主人公らはカップルになり、(その先はどうであろうとも)「明日の幸せ」を…

2024-01-23(Tue)

夜、ベッドの中で本を読んでいたらいっしゅん、キッチンの方で青白い光がフラッシュを焚いたように光るのだった。「どうしたんだろう」と怪しんだが、この日は午前中に新幹線が停電でストップしたというニュースを見ていて、作業員が感電してケガをしたとい…

『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』(1989)アキ・カウリスマキ:監督

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ (字幕版)ザ・レニングラード・カウボーイズAmazon シベリアのバンド「レニングラード・カウボーイズ」は、メンバー全員が黒ずくめで、奇妙につま先がとんがった靴を履いている。皆が「北九州の成人式だぜ~!…

2024-01-22(Mon)

昨日もげてしまった差し歯だが、いちおう昨夜は「ポリグリップ」で固定したまま寝たのだが、朝起きてもそのまま固定されていたので一安心。「このままいつまでもしっかり固定されてくれればいいのだが」とは思ったのだが、やはりついには、夕食を食べている…

『パラダイスの夕暮れ』(1986)アキ・カウリスマキ:脚本・監督

パラダイスの夕暮れ (字幕版)マッティ・ペロンパーAmazon おととい観た『真夜中の虹』よりも前の作品で、かなりテイストは似通っている(というか、カウリスマキ監督の最新作『枯れ葉』にも共通するところがいっぱいある)。 そして、カウリスマキ監督の黄金…

2024-01-21(Sun)

今日は大変である。前歯の差し歯が取れて(折れて)しまったのだ。今日何かにぶっつかったせいとか、転んだせいとかいうのではなく、朝目覚めたらその差し歯がもげて口の中に落ちていたのだ。 これは去年、例の「突進歩行」という症状が出て外ですっころんだ…

2024-01-20(Sat)

今日はけっこう寒かった。この日は二十四節気の大寒の日で、一年でいちばん寒さも厳しくなる時候なのだ。これからは少しずつ暖かくなりはじめるだろうと期待したい。 夜、「そろそろ寝ようか」という頃には、ニェネントくんがベッドの上で丸くなっている。そ…

『真夜中の虹』(1988)アキ・カウリスマキ:脚本・監督

真夜中の虹 (字幕版)トゥロ・パヤラAmazon 印象としてだけれども、カウリスマキの映画はどれも短かい。じっさいどうなんだろうと確認してみると、この『真夜中の虹』は73分だし、80分以内の作品が多い。たまに100分なんていう作品があると「大長編だなあ」な…

2024-01-19(Fri)

さて、ニェネントくん用のケージも届き、ではそれらを含めた「非常持ち出し品」をどこへ置いておこうかと考えたのだが、はて、大地震が起きて避難しなければならないような事態に立ち入ったとしたならば、つまりそのときにはこの住まいは崩壊してしまってい…

『溝口健二の人と芸術』(1964) 依田義賢:著

溝口健二の人と芸術 (1964年)Amazon 黒澤明監督には橋本忍という脚本家がいて、小津安二郎監督は野田高梧との結びつきが強かったけれども、同じように溝口健二監督には依田義賢という脚本家がいた。依田義賢は脚本家になってまもなく溝口監督の『浪華悲歌』(…

2024-01-18(Thu)

ニェネントくんは相変わらず目薬を猛烈に嫌がり、これはもう、「洗濯用ネット」とかの中にニェネントくんを入れ、反撃の手口を封じて点眼してやらないとこれ以上は難しい感じ。 しかし、肝心の「眼」の状態をみると、動物病院へ行った月曜日などよりはよほど…

『オリエント急行殺人事件』(2017)アガサ・クリスティ:原作 ケネス・ブラナー:監督

オリエント急行殺人事件 [AmazonDVDコレクション]ケネス・ブラナーAmazon わたしは推理小説のファンではないし、アガサ・クリスティの本は一冊も読んだことがない。だからこの有名な『オリエント急行殺人事件』の犯人は誰だったのかということなど、まるで知…

2024-01-17(Wed)

午前中、となりの市の図書館へ借りていた本を返却に出かけた。前回とは少しちがう道を歩いたが、図書館の近くになって道がわからなくなってしまった。だいたいここの図書館の建物は大きくはないし、表通りに面してもいないのでわかりにくい。スマホのGoogle…

2024-01-16(Tue)

昨日の「ふるさと公園」からの帰り道、いつもの駅の近くの児童公園のそばで、前にも出会ったサビ猫に出会った。右眼が炎症を起こしているようにも見えるけれど、このネコにさいしょに出会ったときに撮った写真でも同じだった。 やはりこのあたりに棲息してい…

2024-01-15(Mon)

今年になって、「ふるさと公園」には3日の日に行ったきりで、しばらく行ってなかった。今日は月曜日だし、「いつもの習慣」に戻そうと、「ふるさと公園」へ歩いた。「今日はどんな鳥たちに出会えるのだろうか」と思い、気分も前向きになるようだ。 この日も…

『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』(1941) ウラジーミル・ナボコフ:著 富士川義之:訳

セバスチャン・ナイトの真実の生涯 (講談社文芸文庫)作者:ウラジミール・ナボコフ講談社Amazon とりあえず読了したが、これは再読したいところ。ただ図書館本なので来週中に返却しなければならず、そうもいかないのが残念ではある。 この本は、37歳で夭逝し…

2024-01-14(Sun)

ニェネントくんの左眼が、炎症を起こしている。2~3日前から、目尻が黒くなっているとは思っていたのだけれども、昨日の夕方には赤黒い膿のようなものが目尻にたまっていた。これは簡単にティッシュで拭き取れたけれども、「これは動物病院へ行かなくては…