ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『ハリウッド映画史講義 翳りの歴史のために』蓮實重彦:著

ハリウッド映画史講義: 翳りの歴史のために (ちくま学芸文庫)作者: 蓮實重彦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2017/11/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る 映画に対して身勝手な一家言を持ち、居酒屋とかで映画論争を始めてしまうような、…

2019-07-29(Mon)

もう、そろそろ「梅雨明け」宣言が出そうなものだけれども、今はまだみたいだ。しかし外は快晴で、目覚めたときから暑い。考えてみれば、一年でいちばん暑いのは今の時期なのだ。それで今日から、仕事に出かけるときにエアコンをつけっぱなしにして行くこと…

『コーヒーと恋愛』獅子文六:著

コーヒーと恋愛 (ちくま文庫)作者: 獅子文六出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/04/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (22件) を見る つまらない本を読んだ。世の中にはこういう「大衆路線」の小説が存在することは知ってはいたが、読んでみてここま…

2019-07-28(Sun)

日曜日だ。目覚めたときには雨が降っていたようだけれども、どうやら午前中にはやんでしまった。今日はニェネントのネコ缶がもう残り少なくなったので、はるばる我孫子駅の向こう側、図書館の近くのドラッグストアまで買いに行く計画がある。その帰り道には…

イデビアン・クルー『幻想振動』井手茂太:振付・演出 斉藤美音子・井手茂太:出演 @池袋・東京芸術劇場シアターイースト

ちょうど去年の今頃世田谷パブリックシアターで再演された、エポックメイキングな傑作『排気口』に続く新作。この新作はほとんど井手茂太と斉藤美音子とのデュオ作品というか、そこに場面によって「イデビアン・クルー」名義ではない「エキストラ」が絡む。 …

2019-07-27(Sat)

台風が近づいているらしいが空は晴れていて夏。部屋にいても暑い。わたしはついつい、「本格的な夏というのは梅雨が明けてから」と思い込んでいたところがあり、こんなに暑くってもエアコンもつけず、汗をダラダラかきながら扇風機だけでやり過ごしていた。…

生誕125年記念『速水御舟』展 @広尾・山種美術館

速水御舟の作品は、あまりに有名な「炎舞」といくつかの椿の絵ぐらいしか知らないし、実物を観たという記憶もない。この山種美術館はその「炎舞」をはじめ、御舟の作品120点を所蔵しているそうなのだが、今回の展覧会で(会期中の展示替えを入れて)その…

2019-07-26(Fri)

今はいくつか観ておきたい美術展が開催されているのだが、そんな中で山種美術館で開催されている「速水御舟展」が8月4日で終了してしまう。いま最優先で観なければならない展覧会がこれなので、今日、仕事のあとに行ってきた。山種美術館は、恵比寿の駅か…

2019-07-25(Thu)

やはりデジカメがまったくダメなので、朝仕事に出るときに、買ったもの一式と保証書を持って出て、仕事の帰りに購入した中古専門店に持参した。不具合を説明するとしばらく待たされ、「修理不能のようなので同じ品と交換しますので」ということで、その中古…

『父と私の桜尾通り商店街』今村夏子:著

父と私の桜尾通り商店街作者: 今村夏子出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2019/02/22メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 「白いセーター」「ルルちゃん」「ひょうたんの精」「せとのママの誕生日」「モグラハウスの扉」「父と私の桜尾通り商店街」…

2019-07-24(Wed)

朝、出勤で家を出るときにはけっこう雨が降っていた。それが駅への道を半ば越えたあたりで、雨は降りやまないけれども日が照ってきた。「こういうときには<虹>が見られるんだよな」と思っていたが、駅に着いてホームで電車が来るのを待っていて、ふと目の…

2019-07-23(Tue)

今日は「燃えないゴミの日」。壊れてしまった古いオーディオ・コンポをゴミ捨て場に出した。わたしは何というか、モノの中にも「魂」というか「霊」とか思ってしまう質なのか、前に長いあいだ使ってボロボロになってしまった炊飯器を捨てるときには、かなり…

『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』フレデリック・ワイズマン:監督・製作・編集・音響

ここでは「ニューヨーク公共図書館」本館と各地の分館、研究組織それぞれをカメラはまわり、それぞれで勤務する各分野の長、子どもたちへの読みきかせ教室、貸出係から返却された本を分類する人々まで、図書館運営にかかわる多くの人たちの活動が記録されて…

2019-07-22(Mon)

終電車のひとつ前の電車で帰宅したのは午前1時。いちおうテレビをつけて参院選の開票結果を確認し、まだ最終確定ではないけれども自民党は議席を減らし、ちょっと勝ってしまった公明党と合わせても参議院議席数の三分の二に届かず、安倍政権がこだわる改憲…

『課題曲と自由曲』第一回 課題曲:Duke Ellington 「Sophisticated Lady」桜井圭介:課題曲選曲 ダンス作戦会議:企画 @三鷹・SCOOL

出演ダンサーは出演順に以下の通り(当然、各自の振り付けはダンサー自身による)。 白井愛咲 山賀ざくろ 福留麻里 神村恵 酒井直之 木村玲奈 捩子ぴじん 手塚夏子 杉本音音 Aokid 岡田智代 わたしの初めて観るダンサーの方も複数いらっしゃったが、正直突き…

2019-07-21(Sun)

今日はまず、参議院選挙の投票を済ませることから始まる。この千葉県は定数3人のところに自民党2人、そして立憲民主党と共産党の候補との4人の争い。自民1人と立憲1人の当選は堅いところらしく、あと1議席を自民と共産とで争っているという構図。わた…

『こちらあみ子』今村夏子:著

こちらあみ子 (ちくま文庫)作者: 今村夏子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/06/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (17件) を見る 今村夏子に関していつまでもいつまでも「大傑作」という言葉を繰り返して申し訳けないが、この『こちらあみ子』こそ…

2019-07-20(Sat)

このところ、ウチのあたりを徘徊する新顔の野良ネコを見かけるようになった。先日リヴィングの窓から外を覗いたとき、ちょうどわたしの部屋の前を横切って行くのを見たし、その前にも見かけたような気がする。しばらくこのあたりではニェッタ以外のネコの姿…

『あひる』今村夏子:著

あひる作者: 今村夏子出版社/メーカー: 書肆侃侃房発売日: 2016/12/14メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 今村夏子の第二作で、この本は福岡の「書肆侃侃房」というところから刊行されている。不覚にも知らずにいた出版社で、「こういう地方の出…

2019-07-19(Fri)

昨日、「京都アニメーション」の放火事件について「妄想」と「ひきこもり」を結び付けて書いてしまったのだけれども、そのことは精神的に傷を持つような人たちへの偏見から書いたことではないつもりなので、そのような読まれ方がされないことを望んでいます…

『むらさきのスカートの女』今村夏子:著

むらさきのスカートの女作者: 今村夏子出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2019/06/07メディア: 単行本この商品を含むブログを見る ‥‥「なにこれ、この笑っちゃう展開は?」とか、主人公らのある職種の中での作業内容も小説展開の大きな要素になってると…

2019-07-18(Thu)

仕事を終えて帰るときにケータイでニュースをみると、あの「京都アニメーション」の会社ビルに男が乱入して放火し、ビル全体が炎上。少なくとも10人が死亡し、まだ行方不明者がビルの中に多数残されているという報道だった。衝撃的なニュース。 帰宅してテ…

『あこがれ』川上未映子:著

あこがれ (新潮文庫)作者: 川上未映子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2018/06/28メディア: 文庫この商品を含むブログを見る ‥‥すみません、実はこうやって『あこがれ』の感想を書こうとしている今、実はわたしはすでに今村夏子の『むらさきのスカートの女』…

2019-07-17(Wed)

今の日本の小説家でいちばん好きなのは今村夏子だ。というか、彼女の『こちらあみ子』は圧倒的だった。百年に一度の作品だとも思う。そんな今村夏子が今回も芥川賞の候補に挙がり、今夜がその芥川賞の発表ということ。今回候補に挙がっている彼女の作品は『…

2019-07-16(Tue)

また今日から仕事の日々が始まる。けっきょく3連休は風邪ということもあって、寝てばかりの三日間になってしまった。おそらく一日平均12時間ぐらい寝ていたのではないかと思う。昨日も7時を過ぎたらすぐにベッドへ行って寝てしまった。あまりに早く寝た…

2019-07-15(Mon)

今日は「海の日」とかで祭日の休日。外は昨日からずっと雨模様で「梅雨の日」である。何かつまらない夢をみて目覚めると風邪の症状もずいぶんと良くなったみたいで、「これでようやく快方か」と思った。熱を測ると6度4分の平熱になっていた。しかしけっき…

2019-07-14(Sun)

いよいよ、本格的な風邪の症状に襲われることになった。鼻水が出て汗をかき、汗をかいて暑い気がして一枚脱ぐとこんどは寒い。熱を測るとついに7度5分という表示が出た。これだけの発熱はずいぶんと久しぶりのことに思う。 できるだけベッドに横になってい…

2019-07-13(Sat)

土曜日。新しいコンポの留守録をセッティングして、すっごく久しぶりにMDに「ウイークエンド サンシャイン」と「世界の快適音楽セレクション」とを録音した。まだUSBでの録音はいちどもやっていないけれども、いずれはそちらの方が効率的なのでやってみ…

『雪の練習生』多和田葉子:著

雪の練習生 (新潮文庫)作者: 多和田葉子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/11/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (8件) を見る 多和田葉子を読むのは3冊目(新書の『言葉と歩く日記』をカウントすれば4冊目)。やはりここでも「言葉」の問題という…

2019-07-12(Fri)

朝から仕事をしていて強い疲労感に包まれていて、今の仕事でこんなにクタクタに感じるのも初めてのことに思ったのだが、これがどうもあとで考えると「風邪のひきはじめ」だったのだろうか。 仕事を終えて帰宅して、しばらくして近所の内科クリニックに通院し…