ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2024-04-28(Sun)

考えもしていなかったが、ゴールデンウィークが昨日から始まっていたのだった。今年のゴールデンウィークは4月30日、5月1日2日を休みにすれば「10連休」になるらしい。「毎日が休日」のわたしには、あまり関係はなく、「いつもの日曜日」だ。 日曜日の…

『11の物語』(1970) パトリシア・ハイスミス:著 小倉多加志:訳(1)

11の物語 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者:パトリシア ハイスミス早川書房Amazon「かたつむり観察者」(The Snail-Watcher) 食用かたつむりを観察し、飼育するようになったピーター・ノッパードの「悲劇」。 ハイスミス自身がかたつむりの飼育を趣味としていた…

『生きる LIVING』(2022) オリヴァー・ハーマナス:監督 カズオ・イシグロ:脚本

生きる LIVING [DVD]ビル・ナイAmazon ちょうどこの1月に、テレビで黒澤明監督の『生きる』を観たばかりだったので、どうしてもこの『生きる LIVING』を比べてみたくなってしまうのだが、わたしは早くも1月に観た『生きる』のことを忘れかけてもいる。 物…

2024-04-27(Sat)

今日は土曜日。この日の朝の「ウィークエンドサンシャイン」は、先日亡くなられたオールマン・ブラザーズ・バンドのディッキー・ベッツの追悼特集だった。わたしはオールマン・ブラザーズ・バンドをちゃんと聴いたことはなかったのだが、やはりこの時代のバ…

2024-04-26(Fri)

このところ、ニェネントくんがしばらく前まで夜にはこもっていたキャットタワーのボックスに入ることがなくなり、キャットタワーのてっぺんで夜を明かすようになった。けっきょくボックスの中が気に入らなくなったのか、それとも、暖かくなったからキャット…

『死者と踊るリプリー』(1991) パトリシア・ハイスミス:著 佐宗鈴夫:訳

死者と踊るリプリー (河出文庫)作者:パトリシア・ハイスミス河出書房新社Amazon この本の原題は「Ripley Under Water」。リプリー・シリーズの第2作が「Ripley Under Ground」(邦題『贋作』)と似ていて、じっさい、その内容も『贋作』から引き継いでいて…

2024-04-25(Thu)

先月から「Amazon Prime Video」の「スターチャンネル」というのと、一ヶ月だけのつもりで契約していて、ヴィム・ヴェンダースの作品などを観ていたのだったが、昨日で一ヶ月が過ぎてしまい、継続しないで辞めてしまった。まだ、シャンタル・アケルマンの作…

『ストップ・メイキング・センス』(1984) ジョナサン・デミ:監督 トーキング・ヘッズ:出演

今年になってから、この「名作」の4Kリストア版が国内で公開され始め、ようやくウチのとなり駅の映画館でも上映が始まった。それでわたしも、30年ぶりぐらいにこの映画を観たのだった。 う~ん、やっぱり映画館の外の寒さを忘れて、熱くなってしまった。ま…

2024-04-24(Wed)

今日は、となり駅の映画館に『ストップ・メイキング・センス』を観に行くことにした。その映画館では音楽関係の作品上映のとき、日によって「爆音上映」といって通常時よりも音量を大きくして上映するのである。まあ「爆音」といっても、まさにライヴのよう…

2024-04-23(Tue)

夜、ベッドで本を読んでいて、ふとニェネントくんのいるキャットタワーの方を見ると、そのキャットタワーのてっぺんにすわっているニェネントくんが、じぃっとわたしのことを見つめているのだった。 わたしはニェネントくんに「なあに?」と声をかけるけれど…

『危険なメソッド』(2011) デヴィッド・クローネンバーグ:監督

危険なメソッド [DVD]キーラ・ナイトレイAmazon この作品のことはまるで知らなかったが、ジークムント・フロイトとカール・グスタフ・ユングとのドラマ、そこにわたしの知らなかった人物だが、ザビ―ナ・シュピールラインという実在の女性が絡むのである。ザ…

2024-04-22(Mon)

「物価高騰対応生活支援給付金」について、市役所に電話して聞いてみた。給付金支給対象者はつまり、去年(令和5年度)に「住民税」5000円を払っていない人(住民税を払う対象ではない収入の人)が対象らしいのだが、つまり令和5年度の住民税は、令和4年…

『アメリカ、家族のいる風景』(2005) サム・シェパード:脚本・主演 ヴィム・ヴェンダース:監督

アメリカ、家族のいる風景 [DVD]サム・シェパードAmazon 原題は「Don't Come Knocking」で、「ノックしに来ないで!」って感じ。主人公の行動へ向けてのタイトルなのだろうか。 主人公のハワード・スペンス(サム・シェパード)はかつて(1970年代?)西部劇…

2024-04-21(Sun)

以前、政府が「物価高騰対策」として「生活支援金」をこの4月から給付し始めるという報道が記憶にあり、「あれはどうなったのかな?」と思って、住んでいる地域の市役所とかを検索してみたのだが、どうも対象世帯には先月末に「申請書類」を送付しているら…

2024-04-20(Sat)

今朝の「ウィークエンドサンシャイン」は、けっこう古い音源のオンエアーが多く、聴いていて楽しかった。しかしつまり、「わたしも歳をとったものだ」という感慨も生む。 今日は「ふるさと公園」のそばのドラッグストアで買い物をしようと思って、「ふるさと…

『左利きの女』(1978) ロビー・ミューラー:撮影 ペーター・ハントケ:脚本・監督

左利きの女 [DVD]エディート・クレバーAmazon 映画冒頭の、この作品レストア時に付加されたらしいテキストによると、この作品は1976年に発表されたぺーター・ハントケ自身の小説をもとにしており、1977年の3月から4月にかけ、フランスのパリ近郊のクラマー…

2024-04-19(Fri)

今朝はいつもの朝ドラ「虎に翼」を見たあと、そのあとの「あさイチ」にゲストとして「東京スカパラダイスオーケストラ」全員が出演していてサープライズ!。それでたっぷりとスタジオライヴを演ってくれ、「こんなのを朝の9時前に聴いていいんだろうか?」…

『ファンタスティック Mr.FOX』(2009) ロアルド・ダール:原作 ウェス・アンダーソン:監督

ファンタスティック Mr.FOX [DVD]ジョージ・クルーニーAmazon 原作はロアルド・ダール。ロアルド・ダールといえば『チャーリーとチョコレート工場』の原作者で、その奇妙な味わいの作品には日本でもファンが多い。この『ファンタスティック Mr.FOX』も、か…

2024-04-18(Thu)

昨夜遅くに、四国の西側の愛媛県・高知県周辺で震度6弱の地震が起きた。幸い大きな被害はなかったようだけれども、けっこう大きな地震が連続していて、心配になってしまうのは確かだ。 今日は久しぶりに、東のスーパーに買い物に出かけた。東のスーパーはち…

『まわり道』(1975) ペーター・ハントケ:脚本 ヴィム・ヴェンダース:監督

まわり道 デジタルニューマスター版 [DVD]リュディガー・フォーグラーAmazon 映画の導入部で、川沿いの町をとらえる空撮撮影が素晴らしい。川はエルベ川で、町は主人公の住むという設定のグリュックシュタットという町らしい。 冒頭、作家志望の主人公はトロ…

2024-04-17(Wed)

今日は暑くなった。東京では気温25℃を超えて「夏日」になったという。このあたりでも午後には室内にいてもかなり暑さを感じ、半袖Tシャツに着替えたりした。 午前中に北のスーパーへ買い物に出かけたが、スーパーへの道沿いの大きな家の庭では、もうフジの…

2024-04-16(Tue)

ニェネントくんのキャットタワーには、下の方に丸い入口のついたネコの入れる「ボックス」がついていて、このキャットタワーを買ったときには、ニェネントくんがそのボックスを愛用してくれるものと期待したのだったけれども、ニェネントくんはいっこうにそ…

『東京画』(1985) ヴィム・ヴェンダース:監督

東京画 デジタルニューマスター版 [DVD]ドキュメンタリー映画Amazon 1983年の春、ヴェンダースは『ベルリン・天使の詩』を撮る前にカメラマンと2人で来日し、主に東京でこのドキュメンタリーを撮ったらしい。ドキュメンタリーのオープニングとエンディング…

2024-04-15(Mon)

いつもの月曜日のように、今日は「ふるさと公園」へと歩いた。この日は気温も上がり、軽く20℃を超える気温になるだろうと言っているので、薄い長袖Tシャツの上にシャツを羽織っただけで出かけた。午前中はそこまで気温も上がってなくて、ちょうどいい陽気だ…

『夢の涯てまでも』(1991) ロビー・ミューラー:撮影 ヴィム・ヴェンダース:監督

夢の涯てまでも【ディレクターズカット・4Kレストア版】 [Blu-ray]ウィリアム・ハートAmazon めっちゃ長い。287分である。観終わる頃には、この映画はどんな始まり方をしていたのかも忘れてしまっている。というか、登場人物らがヨーロッパ~アジア~アメリ…

2024-04-14(Sun)

今朝、ロールパンを食べていたらニェネントくんがまたやって来て、「わたしにもちょうだいよ」とちょっかいを出してきた。これでおととい、爪を立ててわたしにアタックしてきたものでわたしは流血し、わたしはうんと叱ったのだった。 この日も前足でちょっか…

2024-04-13(Sat)

昨夜、ニェネントくんの攻撃を受け、実に久しぶりに「流血の惨事」になってしまった。 わたしは夜にロールパンを食べていたのだけれども、ニェネントくんがわたしの食べているロールパンを欲しがって、テーブルに上がってきて前足でちょっかいを出してきた。…

『時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!』(1993) ヴィム・ヴェンダース:監督

時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!オットー・ザンダーAmazon 「ベルリンの壁」崩壊後に撮られた、『ベルリン・天使の詩』の続編。前作から6年、ダミエル(ブルーノ・ガンツ)はマリオン(ソルヴェーグ・ドマルタン)と結婚して娘も生まれてい…

2024-04-12(Fri)

この日は東京では少し雨も降ったらしかったけれども、わたしは一歩も外に出なかったのでこのあたりではどうだったかはわからない。 やはりこの日は大して書くこともないので、昨日の「ふるさと公園」の様子を書いておこうと思う。 「ふるさと公園」に着く前…

『リプリーをまねた少年』(1980) パトリシア・ハイスミス:著 柿沼瑛子:訳

リプリーをまねた少年 (河出文庫 ハ 2-16)作者:パトリシア・ハイスミス河出書房新社Amazon 原題は「The Boy Who Followed Ripley」だから「まねた」というニュアンスではなく、「ついて行く」とか「追いかける」という言葉の方がふさわしいだろう。 わたしが…