ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『サーカスの子』 稲泉連:著

サーカスの子作者:稲泉連講談社Amazon 先日観た、ロバが主人公の映画『EO イーオー』の冒頭のシーンがサーカスだったりしたもんで、そういうことでもこの本を読んでみようと思ったのだった。 著者の稲泉連という人は、『ぼくもいくさに征くのだけれど-竹内浩…

『インビクタス/負けざる者たち』(2009) クリント・イーストウッド:監督

インビクタス・負けざる者たち [DVD]モーガン・フリーマンAmazon 南アフリカ共和国で長く投獄されていて1990年に釈放され、アフリカ系初の大統領となったネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)が、自国で開催される1995年のラグビー・ワールドカップに…

2023-05-30(Tue)

そろそろ6月にも近づき、すでに西日本では「梅雨入り」したようで、このあたりの梅雨入りも近いだろう。今は沖縄の方にけっこう大きい台風が近づきつつあり、この台風が急カーブを描いて、この週末とかには関東の南海上に接近するみたいだ。当然、予報は雨…

『運び屋』(2018) クリント・イーストウッド:監督・主演

運び屋 [DVD]クリント・イーストウッドAmazon 昨日観た『グラン・トリノ』製作から10年経って、クリント・イーストウッドは久々に自分の監督作品に主演した。 これがまた「実話」をもとにした映画なのだけれども(『グラン・トリノ』は「実話」ではなかった…

2023-05-29(Mon)

長野で31歳の男性が年配の女性2人を刺殺し、パトカーで駆け付けた警官2人を散弾銃で射殺した事件は、その残虐性、異様さで世間に注目されているけれども、今朝もテレビを見ていると、いつも見ているニュースショーでこの事件を取り上げていた。それでこの…

『グラン・トリノ』(2008) クリント・イーストウッド:監督・主演

グラン・トリノ [DVD]クリント・イーストウッドAmazon 観ていて物語として、主人公のウォルトの行動にはどこか、ウォルトをイーストウッド自身が演じていることもあって「老いたダーティハリー」のような気分がつきまとう気がした。また、朝鮮戦争出征時から…

2023-05-28(Sun)

この日は大相撲五月場所の千秋楽だった。今場所は栃ノ心関も引退されてしまったし、この日記に相撲のこともあまり書かなかったけれど、相撲は好きなので毎日観戦してはいた。 今場所はすでに昨日、久々に出場した照ノ富士が優勝を決めていたのだけれども、い…

『硫黄島からの手紙』(2006) クリント・イーストウッド:監督

硫黄島からの手紙 [DVD]渡辺謙Amazon ほぼ全篇が日本人俳優ばかりの、日本語ばかりのアメリカ映画で、日本の映画と見まごうばかり。 イーストウッド監督は『父親たちの星条旗』を撮るにあたって、「硫黄島の戦い」のことを調べるうちに日本軍の指揮官だった…

2023-05-27(Sat)

土曜日。今朝の「ウィークエンド サンシャイン」は、沖縄音楽の特集だった。大正時代の音源から、めったに聴くことは出来ない、あまり商業的でもない音楽をいっぱい聴けた。 今日は北のスーパーへ買い物に行ったが、キャノーラ油が1本298円(ひとり1点限り…

『父親たちの星条旗』(2006) クリント・イーストウッド:音楽・監督

父親たちの星条旗 [DVD]ライアン・フィリップAmazon この作品もまた、昨日まで観てきたイーストウッド監督の作品と同じように、「英雄とされた男」を主人公とした映画。 太平洋戦争でもっとも過酷を極めた「硫黄島の戦い」で、アメリカ軍が確保した摺鉢山の…

2023-05-26(Fri)

夜の7時ごろ、けっこう大きな地震があった。このところ国内で地震が多く発生していて、「大地震の予兆ではないか」と心配するネット記事も読んでいたし、このあたりは5月11日にも地震があったものだから、揺れ始めたときには「来たのかな?」とか思って身構…

『アメリカン・スナイパー』(2014) クリス・カイル:原作 クリント・イーストウッド:監督

アメリカン・スナイパー [DVD]ブラッドリー・クーパーAmazon イラク戦争に4度従軍し、スナイパー(狙撃兵)として伝説的な戦果をあげた実在の人物、クリス・カイルの半生を、クリス自身が書いた自伝をもとに映画化したもの。 映画製作開始時に存命だったク…

2023-05-25(Thu)

また心的状態がよろしくなくなって来た。潜在的にずっと不健康な状態がつづいているので、やはり心療内科を受診すべきだと思う。「また動物園へでも行けば元気も出るか」とも考えてみたが、今は動物園へ出かけようとも思わない。 そういうせいからか、何か口…

『リチャード・ジュエル』(2019) クリント・イーストウッド:監督

リチャード・ジュエル [DVD]サム・ロックウェルAmazon クリント・イーストウッドはこの時期、『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』『15時17分、パリ行き』と実話をもとにした英雄的な人物の映画を連続して撮っていて、この『リチャード・ジュエル…

2023-05-24(Wed)

夜中にトイレに行きたくて目覚めると、わたしのお腹の横のところの布団の上でニェネントくんが寝ていた。昨夜はけっこう気温が下がったからだったのかわからないが、うれしいことだ。ただわたしがトイレに起きるとニェネントくんも布団から降りてしまうのが…

『カリスマ』(1999) 黒沢清:脚本・監督

カリスマ [DVD]役所広司Amazon 『CURE』(1997)、『ニンゲン合格』(1999)に続いて、役所広司の主演で撮られた作品。何というか非常に捉えどころのない作品ではあるけれども、黒沢清監督の作品のスタイルとしても、いわゆる「ホラー」と分類することもむずかし…

2023-05-23(Tue)

朝から雨が降り、一日雨の降り続く日になったが、気温も上がらず、昨日までは家でも半袖シャツ一枚で過ごしていたけれどもそれでは寒すぎ、長袖トレーナーに着替えるのだった。 ニェネントくんのダイエット作戦後、いくらか効果があっただろうかと、ニェネン…

『DOOR III』(1996) 黒沢清:監督

DOOR III [DVD]田中美奈子Amazon 1988年に高橋伴明監督によりヒットした『DOOR』というスプラッター・ホラーがあり、続いて高橋監督は1991年にVシネ『DOOR II』を撮っているのだけれども(わたしはどちらも観ていないが)、なぜか5年後に特に内容的に引きず…

2023-05-22(Mon)

今日は痛恨の失策。この日の大相撲中継に引退した栃ノ心関が出演されることを聞いていて、「これはぜったいに見なければ!」と思っていたというのに、もうすっかり忘れてしまっていて、そのことに気づいたのは大相撲中継の終わった6時になってからのことだ…

『ケイコ 目を澄ませて』(2022) 三宅唱:脚本・監督

ケイコ 目を澄ませて岸井ゆきのAmazon 2013年までに4戦を戦った耳が聞こえない元プロボクサー・小笠原恵子の自伝『負けないで!』を原案に、三宅唱が監督した映画。主人公のケイコ役は岸井ゆきのという女優さんが演じている。主人公が聴覚障害の人物というこ…

2023-05-21(Sun)

今日は日曜日。午前中はあまり気温は上がらなかったが、夕方ぐらいになってからけっこう暑くなった。今日もわたしは外には出なかったが。 テレビは「G7広島サミット」とウクライナのゼレンスキー大統領に関しての報道ばかりだ。ウクライナ問題で少なくとも…

『ファウスト』(1994) ヤン・シュヴァンクマイエル:脚本・監督

ヤン・シュヴァンクマイエル ファウスト [DVD]日本コロムビアAmazon 『ファウスト』というと、わたしはゲーテの戯曲を思い浮かべるのだけれども、そのストーリーをちゃんと知っているわけでもなく、ただファウストは死んだあとに自分の魂をメフィストフェレ…

2023-05-20(Sat)

土曜日なので、朝はピーター・バラカン氏ナヴィゲートの『ウイークエンド サンシャイン』を聴く。この日は、この3月に亡くなられたウェイン・ショーターの特集だった。わたしもじっくり聴いたのだが、いつもの朝なら朝食を食べたあとしばらくリヴィングにい…

『ホームワーク』(1989) アッバス・キアロスタミ:脚本・編集・監督

ホームワーク ニューマスター版 [DVD]アッバス・キアロスタミAmazon この作品は、ドキュメンタリーとして撮られている。 キアロスタミ監督は、自分の子供の宿題をみてあげているとき、「宿題は子供たちのためなのに、みてあげる大人の方が大変ではないか」と…

『目には見えない何か 中後期短篇集 1952-1982』(3) パトリシア・ハイスミス:著 宮脇孝雄:翻訳

目には見えない何か作者:パトリシア・ハイスミス河出書房新社Amazon 最後の4篇を読み終えた。トータルに言って、この後期短篇集には「自殺」で終わる作品が多く、最後の4篇のうち2篇もそういう内容だった。ハイスミスの長篇にはそういう「自殺」を描いた…

2023-05-19(Fri)

今日は悲しいニュースがあった。元大関の栃ノ心が、とうとうこの日引退を発表したのだ。 しばらく前に肩を脱臼して場所を途中休場して以来、精彩を欠く相撲が多く見られ、先場所はついに十両に陥落した。十両でも勝ち越すことは出来ず、わたしも「引退の日は…

『EO イーオー』(2022) イエジー・スコリモフスキ:製作・脚本・監督

ポーランド出身の映画監督イエジー・スコリモフスキは、名の知られた監督ではあるけれども、実はわたしはこの監督の作品を観た記憶がない。そもそも20年ぐらい映画を撮らなかったブランクがあるし、その前の作品は日本では未公開だったのではないかと思う。2…

2023-05-18(Thu)

今日も好天で、東京でも夏日になるという。昨日考えたように、午前中にとなり駅の映画館にイエジー・スコリモフスキ監督の『EO イーオー』を観に行くことにした。 今はどこの映画館もそうだろうけれども、となり駅の映画館も一日に一つのスクリーンに時間ご…

『トラベラー』(1974) アッバス・キアロスタミ:脚本・監督

トラベラー ニューマスター版 [DVD]ハッサン・ダラビAmazon 72分と、比較的短い尺の映画。わたしは日記の方にはこの映画がキアロスタミ監督の「長編デビュー作」と書いたけれども、この前年の『経験』という作品も60分の尺はあり、どういう内容かはわからな…

2023-05-17(Wed)

どうもこのところ、寝ているニェネントくんを見ていると、やっぱりこのコは肥満してるんじゃないかという気がする。以前子宮に大きな腫瘍が出来ていたときは、当時の写真を見てもたしかに下半身が腫瘍のせいでずんぐりしていたようだったが、今は胴体全体が…