ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-05-27(Sat)

 土曜日。今朝の「ウィークエンド サンシャイン」は、沖縄音楽の特集だった。大正時代の音源から、めったに聴くことは出来ない、あまり商業的でもない音楽をいっぱい聴けた。

 今日は北のスーパーへ買い物に行ったが、キャノーラ油が1本298円(ひとり1点限り)だったので、買ってしまった。しばらく前にはこの価格なら「高いなあ」と思って、もっと安いのがどこかで売られているはずだと298円のはパスしていたのだが、もう今では400円近い価格で売られているのが普通で、298円なら「安い!」となってしまった。この1年で倍の価格になってしまったわけだ。
 玉子の価格が上がったせいで、マヨネーズもずいぶんと高くなっている。こちらも今は一つ300円近くして、やはり以前の倍の価格になった。

 わたしは「天ぷら」というのは調理に油をいっぱい使うし、危なっかしいので、自分で天ぷらを揚げるということはまったくやらないのだけれども、その「天ぷらの廃油」というのが航空燃料になるのだという報道を見た。廃食用油を使ったジェット燃料はSAFと呼ばれ、もともと植物が原料なので従来の化石燃料よりもCO2排出が最大で80パーセント削減できるという、夢のような燃料なのだ。
 これが「脱炭素化」の動きの中で世界の注目するところとなっていて、日本はそのような動向に一歩遅れているらしい。日本で集められた廃食用油が海外に輸出されてしまったりしているとのことだ。この動きがどのように推移するかはわからないが、「天ぷらを食べれば脱炭素化社会へ向けて協力できる」ということになるのか。

 スーパーの帰り、いつものツバメの巣を覗き見するけれど、ちょうどわたしがその巣に近づいたとき、わたしの目の前に親ツバメが巣に飛んで来て、巣の中の雛にエサをあげてまた飛んで行った。
 雛の姿がはっきり見えて、3羽いるのが確認できた。親ツバメが飛んで行ったあとも、見ていると時々首を伸ばして、外から頭が見えたりする。ちょっとボケたけど写真も撮れた。白く見えるのは雛の口である。

     

 帰宅して昼食(この日もインスタントラーメンにキムチ)を食べ、食後和室のベッドに移動して本を読んでいると、珍しくニェネントくんが家の中を徘徊し回っていた。見ていると和室からいちどキッチンの方へ移動し、そこから和室に走って来て、窓際のキャットタワーにツーステップでジャンプした。
 ニェネントくんの走る姿も野性っぽくってカッコよかったし、ジャンプもスマートだった。「まだまだ若さいっぱいだね!」って感じで、惚れ直した。
 夕食は、前に買ってあった生トマトがまだまだ残っていたので、この日買って来たちくわといっしょにサラダ風に皿に盛り、ツナ缶を開けてマヨネーズを和えての食事。これはなかなかに美味しかった。マヨネーズとツナにひかれて、お行儀の悪いニェネントくんが食卓に跳び乗って来て、わたしの食べている皿を覗き込む。「ま、いいか?」と、ツナにマヨネーズをつけて分けてあげた。ニェネントくんは「マヨラー」ではある。

 夕方から、昨日観た『父親たちの星条旗』に続いて『硫黄島からの手紙』を観た。これも昔映画館で観た映画だったと思うが、やはりもうほとんど記憶から抜け落ちてしまっている。ただ、日本軍兵士らしく玉砕を目指した中村獅童が、その意志に反してかなりみっともないことになってしまっていたことだけ、何となく記憶していた。なぜそういうことだけ記憶していたのか、理由はわからない。