ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

おさらい

2024年のおさらい

「2023年のおさらい」で「もっと映画館で映画を観たい」と書いたとおり、今年は映画館で観た映画は倍増、月に2本のペースで映画館へ通った。わたしが病院へ行くのと買い物に行くの以外で外に出るのは映画を観るときだけ、しかもそのときだけ電車にも乗るわ…

2024年12月のおさらい

映画: ●『雨の中の慾情』(2024) つげ義春:原作 片山慎三:脚本・監督Book: ●『ハーディ短編集 月下の惨劇』 トマス・ハーディ:著 森村豊:訳 ●『国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源』(上・下) ダロン・アセモグル&ジェイムズ・A・ロビン…

2024年11月のおさらい

11月は家では想田和弘監督の「観察映画」ばかりを観て、映画館ではフレデリック・ワイズマンの映画と、合わせて「ドキュメンタリー映画」ばかりを観たのだった。想田監督の作品はあと1本『精神0』を観れば「Amazon Prime Video」で観れる作品はおしまい。…

2024年10月のおさらい

映画: ●『ビートルジュース ビートルジュース』(2024) ティム・バートン:監督 ●『Cloud クラウド』(2024) 黒沢清:脚本・監督 ●『箱男』(2024) 安部公房:原作 石井岳龍:監督 ●『五香宮の猫』(2024) 柏木規与子:製作 想田和弘:製作・撮影・編集・監督Bo…

2024年09月のおさらい

映画: ●『Cloud クラウド』(2024) 黒沢清:脚本・監督Book: ●『カモノハシの博物誌 ふしぎな哺乳類の進化と発見の物語』浅原正和:著ホームシアター: ●『ジャズ・ロフト』(2015) サラ・フィシュコ:監督 ●『アフリカン・ネイチャー3D 生命(いのち)の大…

2024年08月のおさらい

ついにこの8月は、1冊も本を読むことなく過ぎてしまった。こんなことは絶えてなかったことではないかと思う。映画館に出かけて観た映画も1本だったし、ウチで観たサブスクの映画も4本。少ないね。映画: ●『Chime』(2024) 黒沢清:脚本・監督(2回観た…

2024年07月のおさらい

7月はとつぜんに、「もう『Amazon Prime Video』を観るのはやめよう(控えよう)」などと思ったもので、「ホームシアター」の鑑賞(自宅で「サブスク」とかの映画を観ること)は今までになく減った。「その分、もうちょっと『読書』に時間が使えたら」とは思…

2024年06月のおさらい

ついに国産「ゴジラ映画」を全部観て、さらに「エイリアン映画」まで観てしまった6月だったけれども、とうとう、本を1冊も読み終えない月になってしまった。こんなことは初めてのことだと思う。「本を読まない/読めない」などということは、実に情けのな…

2024年05月のおさらい

5月は「ゴジラ映画」をいっぱいいっぱい観たけれども、もう今となっては(たいして時間が経ったわけではないが)登場した怪獣の名前を聞いても、「はて? どんな怪獣だったかしらん?」と、わからなくなってしまったのだった。映画: ●『悪は存在しない』(2…

2024年04月のおさらい

映画: ●『エル・スール』(1983) ヴィクトル・エリセ:監督 ●『ストップ・メイキング・センス』(1984) ジョナサン・デミ:監督 トーキング・ヘッズ:出演Book: ●『リプリーをまねた少年』(1980) パトリシア・ハイスミス:著 柿沼瑛子:訳 ●『死者と踊るリプ…

2024年03月のおさらい

映画: ●『12日の殺人』(2022) ドミニク・モル:監督Book: ●『贋作』(1970) パトリシア・ハイスミス:著 上田公子:訳 ●『アメリカの友人』(1974) パトリシア・ハイスミス:著 佐宗鈴夫:訳ホームシアター: ●『偽証』(1947) アンソニー・マン:監督 ●『秘…

2024年02月のおさらい

映画: ●『瞳をとじて』(2023) ヴィクトル・エリセ:監督(2回観た) ●『落下の解剖学』(2023) ジュスティーヌ・トリエ:監督Book: ●『キング、クィーンそしてジャック』(1928) ウラジーミル・ナボコフ:著 出淵博:訳 ●『太陽がいっぱい』(1955) パトリシ…

2024年01月のおさらい

映画: ●『PERFECT DAYS』(2023)ヴィム・ヴェンダース:監督 ●『君たちはどう生きるか』(2023)宮崎駿:脚本・監督Book: ●『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』(1941) ウラジーミル・ナボコフ:著 富士川義之:訳 ●『溝口健二の人と芸術』(1964) 依田義賢…

2023年のおさらい

2023年も過ぎ去ってしまった。けっきょく2023年も家でいくらか本を読み、サブスク配信の映画を観て、何本か映画館で映画を観ただけで終わってしまった。展覧会も舞台も観に行かなかったのだが、今は時間をかけて電車に乗って外に出かけようという考えがわか…

2023年12月のおさらい

今月も大映映画をつづいて観た。主に若尾文子出演作。映画: ●『ゴジラ-1.0』(2023)山崎貴:脚本・VFX・監督(2回観た。1回はIMAX) ●『パトリシア・ハイスミスに恋して』(2022)エヴァ・ヴィティヤ:脚本・監督(2回観た) ●『枯れ葉』(2023)アキ・カ…

2023年11月のおさらい

今月は大映京都の「怪談映画」をいっぱい観たけれども、もうこれでおしまい。でも、しばらくは邦画を観つづけようと思う。映画: ●『ザ・キラー』(2023) デヴィッド・フィンチャー:監督Book: ●『消しゴム』(1953) アラン・ロブ=グリエ:著 中条省平:訳 ●…

2023年10月のおさらい

ピンチョンの『メイスン&ディクスン』は、9月にいちど読了してからつづけて二度目。2回読んでよかったと思う。映画: ●『アステロイド・シティ』(2023) ウェス・アンダーソン:脚本・監督Book: ●『メイスン&ディクスン』(上) トマス・ピンチョン:著 …

2023年09月のおさらい

9月から、「ホームシアター」としてウチで映画を観ることがすっかり減ってしまったので、この「おさらい」も実に簡単なものになってしまった。これからもしばらくは、そんなにウチで映画を観ることもなくなると思う。映画: ●『福田村事件』 森達也:監督Bo…

2023年08月のおさらい

Book: ●『アメリカのナボコフ 塗りかえられた自画像』 秋草俊一郎:著 ●『四重奏/目』 ウラジーミル・ナボコフ:著 小笠原豊樹:訳 ●『終りなき世界 90年代の論理』 柄谷行人・岩井克人:著ホームシアター: ●『三つ数えろ』(1946) レイモンド・チャンドラ…

2023年07月のおさらい

Book: ●『熊 人類との「共存」の歴史』 べルント・ブルンナー:著 伊達淳:訳 ●『プニン』 ウラジーミル・ナボコフ:著 大橋吉之輔:訳ホームシアター: ●『ダイヤルMを廻せ!』(1954) アルフレッド・ヒッチコック:監督 ●『裏窓』(1954) アルフレッド・ヒ…

2023年06月のおさらい

Book: ●『水族館の歴史 海が室内にやってきた』 べアント・ブルンナー:著 山川純子:訳 ●『月 人との豊かなかかわりの歴史』 べアント・ブルンナー:著 山川純子:訳ホームシアター: ●『下宿人』(1927) アルフレッド・ヒッチコック:監督 ●『恐喝(ゆすり…

2023年05月のおさらい

Book: ●『目には見えない何か 中後期短篇集 1952-1982』 パトリシア・ハイスミス:著 宮脇孝雄:翻訳 ●『サーカスの子』 稲泉連:著映画: ●『EO イーオー』(2022) イエジー・スコリモフスキ:製作・脚本・監督ホームシアター: ●『トラベラー』(1974) アッ…

2023年04月のおさらい

Book: ●『回転する世界の静止点 初期短篇集 1938-1949』 パトリシア・ハイスミス:著 宮脇孝雄:翻訳ホームシアター: ●『鉄路の闘い』(1946) ルネ・クレマン:監督 ●『アリス』(1988) ヤン・シュヴァンクマイエル:製作・脚本・監督 ●『シンドラーのリスト…

2023年03月のおさらい

Book: ●『ハーメルンの笛吹き男 伝説とその世界』阿部謹也:著ホームシアター: ●『男の敵』(1935) ジョン・フォード:監督 ●『わが谷は緑なりき』(1941) ジョン・フォード:監督 ●『現金に体を張れ』(1956) ジム・トンプソン:脚本 スタンリー・キューブリ…

2023年02月のおさらい

映画: ●『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』 ウィル・シャープ:監督Book: ●『物語 世界動物史』(下)ヘルベルト・ヴェント:著 小原秀雄・羽田節子・大羽更明:訳ホームシアター: ●『ヒッチコック/トリュフォー』(2015) ケント・ジョーンズ:監督 …

2023年01月のおさらい

ニェネントくんも健康を取り戻して元気になったので、わたしも少し自分のことにかまけたいとは思ったのだが、読書に関してはまったく進展しなかった。これは今後の大きな課題だろう。 家で観る映画については「肩の凝らない映画を」と、怪獣映画を連続して観…

2022年のおさらい

展覧会:1 映画:16 Book:38 ホームシアター:58 もう今年はどうしようもない。また強い記憶障害に襲われ、10月以前に読んだ本、観た映画の記憶はほとんど残っていない。 昨日『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK -The Touring Years』を部屋で観たのだけれ…

2022年12月のおさらい

今月はようやく自分も落ち着いてきたので、まだ外に出かけて美術館や劇場、映画館へ行くことは無理っぽいけれども、自宅でもうちょっと本を読んだり映画を観たりしようと思っていたら、ニェネントくんの調子が悪くなってしまい、あげくに手術まですることに…

2022年11月のおさらい

今はもう、家から外に出て何かを楽しむということは出来なくなってしまっているから、ウチで本を読むか映画を観るかぐらいしかやらない。 もうちょっと読書に時間を割けるようになればいいが、まだまったくダメだ。映画に関しては持っているDVDをいろいろ…

2022年10月のおさらい

映画: ●『ピアニストを撃て』(1960) フランソワ・トリュフォー:監督ホームシアター: ●『アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち』(2014) エドガー・アラン・ポー「タール博士とフェザー教授の療法」:原作 ブラッド・アンダーソン:監督 なんと! 今月は…