2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
夜、わたしが寝ようとして横になっているベッドの前で、キャットタワーの上から、ニェネントくんがわたしのことをじっと見つめている。 いったい、わたしの何を観察されておられるのだろうか。いや、この視線は、わたしへの「愛情表現」なのかいな。 このニ…
ロシア文学講義作者:ウラジーミル ナボコフ阪急コミュニケーションズAmazon 1920年にソヴィエトロシアから西欧に亡命したナボコフは、まずはベルリン、のちにパリで執筆活動を継続するけれども、ナチスドイツの抬頭からの危機感から1940年にアメリカに渡る。…
朝、仕事に出るので勤務先駅で降り、いつものように外濠通りを歩いていると、この朝はスズメの姿も見られなかったのだけれども、そのJRに沿った外濠の上を、一羽のシラサギが飛ぶ姿が見られた。近所の高層ビルを背景に、ゆったりとしたはばたきで飛ぶサギ…
夜中に目が覚めると、枕元の窓枠が風でガタガタ揺れて音を立てていた。雨も降っているようで、「嵐の夜」という雰囲気ではあった。 起きる時間になってベッドを出るときには、もう窓の外の風もおさまったようで、外に出てみると雨もあがっていた。 天気予報…
毎日、天候のことばかりを書いてしまうが、この日は朝から曇天がつづき、午後からは雨が降り出すだろうという予報だった。 そうするとそういうとき、「傘を持って出るべきか?」というのがけっこう大きな問題で、それは「折りたたみ傘」をバッグの中に入れて…
シナラ [DVD]ドナルド・コールマンAmazon これはまさに「舞台劇」の映画化だな、と思わせられる古典的な絵作りだけれども、そんな中で劇中の「プール」のシーン、そして雨の夜の水墨画のような「公園」のシーン(モノクロ画面が美しい!)でスクリーンの空間…
また月曜日がきて、また毎日仕事に出なければならないのだけれども、ただ今週は木曜日までやり過ごせば、ついに「ゴールデン・ウィーク」に突入し、それからは休みがいっぱい、10日間に8日も休みである。それを楽しみにして、何とかは今日からの4日間を…
このところ、毎夜のように夢をみているようで、その夢も毎回それなりにストーリーがあったようにも思うのだけれども、例によって「おぼろげながら」夢をみていたという記憶が残っているだけで、それ以上に何かを思い出せるわけでもない。ただ、そういう夢に…
昨夜、思いがけずも宅配便の配達があった。「どこから何が送られて来たのだろう?」と思ったら、先月何十年ぶりかにお会いした古い友人のYさんからで、中にはお酒やおつまみ、そして缶詰や野菜などと、いろいろなものが詰め込まれていた。 段ボール箱を開け…
ミュージカルである。「ロック・オペラ」ともいわれているようで、つまりほぼすべてのセリフが「スパークス」による楽曲にのせて歌われる。 映画の冒頭はレコーディング・スタジオで、ミキシング・ルームにいるレオス・カラックスが、自分の後ろにいた娘に「…
早朝に目覚めた頃には、まだ外から雨が降っている音が聞こえていたが、天気予報ではこの雨は4時ぐらいには止み、そのあとこの日は晴れて気温も上がるという。それで今日は金曜日ではあり、また仕事の帰りに映画を観ようかと考える。この日はレオス・カラッ…
この日はしばらくぶりに朝からけっこういい天気。完全に「晴れ空」ではなく、空一面が薄い雲におおわれている。出勤で家を出て歩いていると、南の方の空、その薄い雲を透かして月が見えるのだった。 この朝もスズメ。勤務先の駅を降り、勤務先へと並木道を歩…
成城だよりIII (中公文庫)作者:大岡 昇平中央公論新社Amazon 雑誌「文學界」の1985年3月号から1986年2月号まで連載されたもので、内容は1985年1月から12月までの「日記」。大岡氏75歳から76歳にかけての日記であられる。 この時期に大岡氏は『堺港攘夷始末』…
このところしばらく、すっきりした「青空」というものが見られない。今日も予報では、午前中から雨が降ったりやんだりするという。こういう日は「折りたたみ傘ですませようか、それともちゃんとした大きな傘を持ち歩こうか?」と迷うことになる。スマホでみ…
底知れぬ愛の闇ベン・アフレックAmazon 「エイドリアン・ラインって、まだがんばってらっしゃったんだ?」って思ったら、この作品は前作『運命の女』から20年ぶりの監督作品だという。 どうもこの監督さんは、むかしは「おしゃれ系エロティック映画」って…
今日の火曜日は市の「燃えないゴミ」の収集日で、前から書いているように、早朝の4時半とかに家を出るわたしはいろいろあって、「空き瓶」や「空き缶」を出せないかたちになっている(もちろん、わたしの側に「落ち度」とか「責められる要素」はない)。そ…
悲しい「月曜日」がやって来た。これからまた5日間、朝早く起きて仕事に出なければならない。カーペンターズの歌「Rainy Days and Mondays」を思い出すのだ。まああと来週いっぱいがんばれば「ゴールデンウィーク」で休みだらけになるから、あともうちょっ…
夜中に目覚めたら、ニェネントがわたしの寝ている布団の右側で丸くなって寝ていた。「おお、このところ布団の上にはあんまり来なかっただけに、うれしいね!」とは思う。特に、わたしの右側、壁沿いの方に来ているのは珍しいのだ。 あまりわたしがもぞもぞし…
「お二人は、いつ出会われたのですか?」 「‥‥だから、兄弟だっちゅーの!」 な~んていう楽しいやり取りから始まる映画、実にテンポよく、アニメーションや過去の映像を駆使し、そしていろんなミュージシャンやファンら(その中にはエドガー・ライト監督の…
今日は決めていた通り、日比谷に『スパークス・ブラザーズ』を観に行く。映画の上映は13時20分からだから、11時ぐらいに家を出れば12時半ぐらいに映画館に着き、それでチケットを買ってそのあたりで昼食を取ったりしていれば、頃合いとしてはちょう…
水の墓碑銘 (河出文庫)作者:パトリシア・ハイスミス河出書房新社Amazon 1957年発表の、パトリシア・ハイスミスの長篇第5作(ただし、第2作『キャロル』はいわゆる「ミステリー」ではなく、ハイスミス名義での発表ではなかったが)。この前作は1955年の『太…
昨日も寒い一日だったが、この日も一日雨が降ったりやんだりで、わたしの感覚としては昨日よりも寒い一日になった。昼間の東京の気温は11度ぐらいにしかならなかったという。 実はこの日は金曜日でもあることだし、仕事の終わったあとに日比谷に出て、エド…
夜中に寝ていて、ニェネントが「ゲッ!ゲッ!」と吐いている声が聞こえた。「あららら、吐いてるな~」とか思いながらも、そのまま寝つづけてしまった(こういうことは、たまにある)。 それでそのあとの夜中にトイレに行きたくて目覚め、トイレに行ってベッ…
先週から、日ごとに日中の気温も上がりつづけ、昨日はついに、この冬にずっと着つづけていたパーカー・ジャケットを着るのをやめて、もっと春っぽいジャケットで仕事に出たのだったけれども、今日はそんな昨日よりももっと暖かく(暑く)なるという予報。「…
このところ毎朝、勤め先駅で降りて勤め先まで歩くあいだに、スズメたち(というか、スズメのカップル)の姿を見られるようになった。毎朝、頭の上でスズメたちが「チュン、チュン」と鳴く鳴き声を聴き、見上げてみると信号機の鉄柱や並木の枝などにスズメが…
ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密 [Blu-ray]ダニエル・クレイグAmazon 絶大な人気と資産を持つミステリー作家、ハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)が、自宅屋敷での彼の85歳誕生日パーティーのあと、書斎のソファーの上で喉を切って…
去年の暮れに駅の階段ですっ転びそうになって、手すりで胸を強く打ち胸骨を骨折したのだけれども、「通勤中の事故」ということで労災の申請をしていて、そのあいだの病院、薬局への支払いはとりあえず「全額自己負担」にしてあった。けっこうな金額であった。…
昨日よりもずっと暑くなるという。たしかに午後からは部屋にいても、半袖Tシャツ1枚でも暑い感じになった。ニェネントくんも、このくらいの気温がちょうどいいのか知らんが、窓際で気もち良さそうに眠っている。 わたしはこの金曜日にも映画を観に映画館に…
今日は午前中に、近所の内科クリニックへ検診に行く。まあ調剤されている内服薬が一ヶ月でなくなるから、一ヶ月に一度の通院をするわけだけれども、このところは毎朝測っている血圧も上で120台と、けっこう安定していると思う。 土曜日はけっこうクリニック…
日記に書いたように、わたしは数日前に、この原作から1947年に映画化された同じタイトルの『Nightmare Alley』(日本公開時は『悪魔の往く道』という邦題)をYouTubeで観ている。ただし英語字幕について行けなかったので、細かい展開はわかっていない(そも…