ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-04-20(Wed)

 このところしばらく、すっきりした「青空」というものが見られない。今日も予報では、午前中から雨が降ったりやんだりするという。こういう日は「折りたたみ傘ですませようか、それともちゃんとした大きな傘を持ち歩こうか?」と迷うことになる。スマホでみる時間ごとの予報では、わたしが仕事を終えて帰る時間帯は雨は降らない様子なので、アテにはならないが「折りたたみ傘」で出勤することにした。
 早朝、家を出たとき、すでに弱い雨が降っていたけれども、なんとかギリギリ傘をささずに駅まで行けそうだったので、傘はバッグにしまったまま。勤務先に着いても、地上に出て雨だとイヤなので、ずっと地下道を歩く。それで地下道も終わって地上に出てみると、まったく雨など降ってはいなかったのだった。「それだったらずっと地上を歩いて、またスズメとか観察すればよかった!」とか思う。

 勤務中、外ではちょこっと雨になったりもしたようだったけれども、わたしが仕事を終えて帰るときには雨ではなかった。
 自宅駅に帰り、この日は「ふるさと公園」を通って帰宅したが、まったく雨に降られることもなく、けっきょく、バッグに入れてあった折りたたみ傘はまったく使わないでしまった。

 「ふるさと公園」のコブハクチョウは、まだまだ巣ごもりしている。わたしが今年になってさいしょにコブハクチョウが巣ごもりしているのを確認したのは、この日記で検索すると「3月15日」だったようだ。つまり、この日で5週間を越えていることいなる。わたしが検索したところでは、「35~36日で孵化する」という記述を見つけたので、それだともう今日、明日にも孵化するんじゃないかとも思える。とにかくはもう孵化の日も近いだろう。
 この写真では、巣のすぐ近くでカモも泳いでいる。

     

 それで、そのわたしが見たサイトでは、抱卵するのは「オス」の方だと書いてあったのだが、Wikipediaをみると抱卵は「メス」がすると書かれている。いったいどっちなのか。
 それでこの日は久しぶりに、そのコブハクチョウの連れ合いがすぐそばに来ているのも見られた。

     

 暖かくなってきたせいか、公園の水鳥の種類も数も少なくなったように思う。
 しかしこのところ、この「ふるさと公園」の池の水が汚れていて黒く濁っているところも目立つし、汚れたペットボトルも水に浮いていたりする。
 もともと、この「ふるさと公園」につづく手賀沼というところは「水質汚染」で知られているスポットだった。2年ほど前には、「ふるさと公園」もここまでに汚染されていなかったと思うのだが。このせいで鳥が少なくなったりしていなければいいのだが。

 公園にはそんな水鳥の他にも、歩道を歩いているとあたりの木の上からいろんな鳥の鳴き声が聴こえてくる。ただ「どこにいるんだろう?」と木を見上げても、そんな鳥の姿はたいていは木の葉の影に隠れて見つけることは出来ない。
 わたしは鳥の鳴き声を聴いて「何の鳥だ」とか聞き分けることはほとんど出来ない。それがある程度わかるようになって、鳴き声を聴いて種類が特定出来たらもっと楽しいだろうに、とは思う。

 今日は、仕事の合い間とかに読み進めていた大岡昇平の『成城だよりⅢ』を読み終えた。
 それでは「さて、明日からは何を読もうか?」とか思うのだが、リヴィングの本棚の手前にパトリシア・ハイスミスの文庫本『扉の向こう側』というのが出してあり、これは実はまだ読んでいない本で、いつだったか「次にコレを読もう」と出しておいたのだろう。ということで次はその『扉の向こう側』を読むことにした。ハイスミスの作品はいくつかの短篇集を抜かしてもうだいたい読んでいるはずで、おそらくあとは『ヴェネツィアで消えた男』というのをまだ読んでいないだけだろうと思う。しかし、昔読んだヤツは例によってもう内容は記憶していないので、「また読んでみよう」ということになるのだと思う。