ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2021-06-29(Tue)

朝起きてリヴィングへ行くと、窓の外から雨の降る音が聞こえてくる。昨日読み終えたランボーの本の関連でヴェルレーヌのことを思い出すならば、「巷(ちまた)に雨が降るように、わが心にも雨が降る」とヴェルレーヌは詩に書いた。しかしあいにくと、わたし…

『ランボーはなぜ詩を棄てたのか』奥本大三郎:著

ランボーはなぜ詩を棄てたのか (インターナショナル新書)作者:奥本 大三郎集英社インターナショナルAmazon 今、ランボーを読む若い人などいるのだろうか? この奥本大三郎氏の本にも、今から20年ほど前に奥本氏の大先輩のフランス文学者(教授)のところに…

2021-06-28(Mon)

今朝は久々に雲も少なく、広い青空が見えた。そんな天中に月の姿があった。もう満月から3~4日経っていて、けっこう右側が欠けているけれど、薄い雲の間からみえるこういう月のかたちにも惹かれるものだ。 東の空からは陽が昇るところ。今日も黄金色の美し…

2021-06-27(Sun)

天気予報の話ばかりだが、前の予報ではこの週末はずっと雨になるだろうということだったのだが、けっきょく昨日も今日も雨にならなかった。で、次の週間予報では、来週はず~~~~っと雨になるという予報なのだけれども、もう「またそんな予報かよ」「ぜん…

2021-06-26(Sat)

おとといの夜は満月だったという。このあたりはきっと天候が良くなかったから見られなかっただろうと思ったが、きのうは比較的天候も良かったので、夜には月も見られるのではないかと思い、暗くなってから外に出てみた。しかしやはり雲が出ているようだった…

2021-06-25(Fri)

今日も、仕事を終えて帰ろうとするちょっと前に、外でけっこう激しい雨が降った。「この雨の中を駅まで歩くのはいやだなあ」と思っていたが、わたしが帰るときにはもうほとんど雨もやんでいた。今週はこんな天気ばかりだ。 2回目読んでいたピンチョンの『ブ…

『マジック・イン・ムーンライト』(2014) ウディ・アレン:脚本・監督

マジック・イン・ムーンライト [DVD]コリン・ファースAmazon ウディ・アレンという人を好きではないと言いながらもこうやって彼の撮った映画を観てしまうのは、やはり彼が熟練の映画監督であり、映画の「絵」として楽しませてくれることが期待できるわけだし…

2021-06-24(Thu)

今週は、一日雨が降りつづける日というのはないけれども、突然の雨、驟雨(今はこの言葉も死語に近いが)におそわれることが多い。空の黒い雲を見ると「ああ、あの雲がこちらにやって来ると、雨になるのだろうな」と思わせられるのだが、今朝、駅に向かうと…

2021-06-23(Wed)

少しきれいなスズメの写真が撮れたか。やはり、くるっとした眼がはっきりと撮れると「いいね!」という見栄えになるだろう。 毎朝、出勤するときにはまだ人通りも少ないせいか、スズメの姿をよく見かけ、けっこうカメラを向けることが多いのだけれども、やは…

2021-06-22(Tue)

梅雨入りしてから、以降天気予報が気にかかる。先週の時点では今週は連日毎日雨になるような予報で、「それはまいったなあ」と思っていたのだが、週が明けてみるとそんな予報はすべてチャラになって、予報から傘のマークは消えてしまった(そのかわり、今度…

2021-06-21(Mon)

今日は夏至。一年でいちばん昼の時間が長い(日の出から日の入りまでの時間が長い)日である。「ああ、これからはだんだんに日の出が遅くなり、またそのうちに真っ暗な中を出勤するようになるのか」と思う。でも実のところ、今朝が日の出のいちばん早い日な…

2021-06-20(Sun)

今日6月20日はニェネントの生まれた日。今日が11回目の誕生日になる。ニェネントはそ~んなこと何にも理解しないだろうけれども、とにかくわたしがいちばん喜んで、「めでたい」と思っているわけだ。そして、誕生日のお祝いにごちそうをふるまってあげ…

『ホドロフスキーの虹泥棒』(1990) アレハンドロ・ホドロフスキー:監督

ホドロフスキーの虹泥棒 [DVD]ピーター・オトゥールAmazon 実はわたしは、ホドロフスキーの『エル・トポ』も『ホーリー・マウンテン』も観たという記憶がないので、ホドロフスキー監督についてどうこうと言うことは出来ない。そういう意味で、「知らない監督…

2021-06-19(Sat)

天気予報の言ったとおり、今日は朝から一日中、ずっと雨が降りつづいた。それでも週末だし、昨日は外出して洗濯ができなかったので、早い時間に洗濯をして室内干しをした。今日一日、動いたというのはそれくらいのもので、あとは一歩も外にも出ず、食事も昨…

2021-06-18(Fri)

また明日からは雨のつづく日となるみたいだけれども、今日は雨も降らず、気温もそこまでに上がらずに過ごしやすい日になった。 それで今日は仕事のあと、渋谷の方に出かけることにした。目的はひとつにはbunkamuraで開催中(もうすぐ終了する)の『古代エジ…

2021-06-17(Thu)

今朝撮ったスズメ。まだちょっとだけピントが合ってないけれども、スズメらしい写真が撮れたかと思う。思索しながら歩みを進めている風で、うつむいているので物憂げにも見え、「野原を歩む哲学者」という感もある。 きのうおとといと、つづけて突然の豪雨が…

『Nora』(2000) Pat Murphy:監督

ノーラ・ジョイス 或る小説家の妻 [DVD]ユアン・マクレガーAmazon 日本では『ノーラ・ジョイス 或る小説家の妻』というタイトルで公開された作品。ジェイムズ・ジョイスを演じているのはユアン・マクレガーで、相手のノラ・バーナクルを演じるのはスーザン・…

2021-06-16(Wed)

朝、家を出てすぐのところでネコに出会った。このサビ茶の猫は、前に出会ったことのあるネコかもしれない。前に会ったネコは首輪をしていたのだけれども、今日のネコも首輪をしていたかもしれない。そのあたりよく確認できなかったし、そのときの写真を見て…

2021-06-15(Tue)

朝の電車で、わたしの向かいの席に座られた二人の年配の男性が、「双子ですか?」というくらいにあまりに相似形なので、ジロジロ見ないようにしながらも注視してしまった。 お二人とも同じ濃紺のキャップをかぶられていて(同じメーカーのキャップじゃなかっ…

2021-06-14(Mon)

今日は「雨」になるという。ついに新しく買った折りたたみ傘が役に立つかと、バッグの中に入れて家を出る。もうわずかに弱い雨が降り始めていて道路は濡れていたけれども、傘が必要になるような雨ではない。駅に着いて東の空を振り返ると、雲の間から朝日の…

2021-06-13(Sun)

日曜日。ちょっとだけ元気が出てきただろうか。昨日買った天ぷらの盛り合わせで昼には「天ぷら盛りそば」を食べようと思い、やはり天ぷらには大根おろしが欲しいので、昼前に北のスーパーへ買い物に行った。もう給料日も近づいたけれどもけっこう残高もある…

2021-06-12(Sat)

歯を抜いたので元気がない。もう痛みはほとんどないのだが、抜歯したあたりがしびれている感覚がある。まず食欲がわかず、朝食はトーストですませ、昼食はなんとかトマトを使ったパスタにした。 今日もけっこう気温が上がって暑い。本を読んだりしてゴロゴロ…

2021-06-11(Fri)

遅くなったけれども、5月の支出を仕分け、計算してみた。5月は1年分のインターネット使用料を支払ったし、何よりも歯科医でかなりの支払いがあったわけだけれども、4月よりは支出は少なく抑えられた。まあ4月はデジカメを買ったのが大きかったし、本も…

2021-06-10(Thu)

職場のビルの地下の階段に、小さなヤモリがいるのを見つけた。この職場では毎年のようにヤモリの姿を見るのだけれども、今年も姿を見せたかという感じ。スマホで写真を撮ってみたけれども、まるできれいな写真にならなかった。うまく撮れなかった理由はわか…

『サスペリア・テルザ 最後の魔女』(2007) ダリオ・アルジェント:脚本・監督

サスペリア・テルザ 最後の魔女 [DVD]アーシア・アルジェントAmazon- ローマ郊外の墓地の外縁敷地で棺と箱が発掘され、「これは何だ」と近くの博物館に遺物の入っていた箱を送るのだが、それは200年前に葬られた魔女の遺物だったのだ。お定まりの展開で、そ…

2021-06-09(Wed)

ニェネントがこのところキャットタワーに上がらなくなっているので、夕方になってから、リヴィングでたむろしていたニェネントを抱き上げ、「ほら、このスポットをお忘れかい?」と、キャットタワーのてっぺんに乗せてやった。 ニェネントはしばらくはそのキ…

2021-06-08(Tue)

さらにわたしの「野鳥観察日記」がつづくのだが、下の写真は昨日「ふるさと公園」で撮った一枚。木陰で薄暗く、はっきりと断定はできないのだけれども、この鳥は「ヒヨドリ」だと思う。きれいな尾が長めで腹が白く、何よりも丸い頭部の上の羽毛が逆立ってい…

2021-06-07(Mon)

今日からまた仕事。仕事に出れば多少は気も晴れるだろう。じっさい、仕事をしているときはイヤなことも考えず、淡々と時は過ぎていく。この日は仕事もおどろくほどヒマで、休憩室で本を読んで時間をつぶしたりした(ホントはそこまで大っぴらに読書とかやっ…

2021-06-06(Sun)

どうも、気分的に「うつ」である。空いた時間や寝つく時だとかに、自分の過去の愚行(い~~~っぱいやっているのだ)ばかりが思い出されてしまう。その「愚行」の前後関係、状況は思い出せなくても、イヤなことばかりが頭の中をかけめぐる。 前にもこういう…

『ブリーディング・エッジ』トマス・ピンチョン:著 佐藤良明・栩木玲子:訳

トマス・ピンチョン全小説 ブリーディング・エッジ (Thomas Pynchon Complete Collection)作者:トマス・ピンチョン新潮社Amazon 2013年、あの9.11の2年後にアメリカで刊行されたこの本が、8年かかってようやく日本で翻訳が刊行された。これだけの長さ(と…