ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-06-14(Mon)

 今日は「雨」になるという。ついに新しく買った折りたたみ傘が役に立つかと、バッグの中に入れて家を出る。もうわずかに弱い雨が降り始めていて道路は濡れていたけれども、傘が必要になるような雨ではない。駅に着いて東の空を振り返ると、雲の間から朝日の光が漏れているのが見られた。

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 けっきょく仕事を始める頃になって、外では雨がある程度本格的に降り出したようで、外を歩く人たちは皆傘をさして歩いていた。それでもわたしが仕事を終える頃にはもうすっかり雨もあがり、この日は新しい傘は一度も使わずじまいだった。
 帰りにウチの近くで電線にとまっていたスズメ。ピントはばっちりだったが、あんまりスズメらしいいいポーズでもないか。

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 今はウチにトマトがたくさんあるので、昼食にはトマトと卵サラダ、レタスやハムなどをふんだんに使ったサンドイッチをつくり、夕食にはまたトマトを使ってのパスタ。まだまだトマトはたくさんある。

 さて、ウチのあたりの「ワクチン接種」はどないなことになってるんかいなと、市の予約サイトをのぞいてみた。予約券番号でログインして、希望する接種場所と希望日とを指定して検索するわけだが、「わたしが受けるんならやはり、いつも通院してる内科医だな!」と検索してみると、これが出て来ない。どうもこの検索サイトのつくりが雑というか、いつも劇場とかでチケット予約をするサイトなどに比べるとわかりにくい。
 まあ接種場所や接種希望日を入力しなければぜ~んぶ表示されるわけで、全部見ても1ページ10件で75ページぐらいのもの(といってもかなり多いが)だから、全ページ見渡してみたが、わたしの希望する接種場所はどこにも出て来なかった。あらららら、という感じ。
 考えられるのは、ひとつにはわたしがこの予約サイトを閲覧するのが遅すぎたので、わたしの希望する接種場所の予定はすべて埋まってしまい、この予約ページから削除されてしまっているのか、又は、わたしが希望する接種場所での予定がまだ日程的に決まっていないから、この予約サイトに掲載されていないか、このどちらかであろう。どちらにせよ、別にこれで接種出来なくなったわけでもなく、まあゆっくり構えていれば活路はいずれひらけるであろうことよ。

 今わたしは通勤のバッグに<NO OLYMPICS NO COVID-19>のメッセージ・カードをぶら下げて歩き、そして電車に乗ってしているのだが、ときどき、電車でわたしのとなりとかに座った人や、歩いていてわたしを追い抜いて行く人がわたしの顔をのぞき込んで行くので、「ああ、わたしのぶら下げたメッセージを読んだんだろうな」と思う。でも、その表情のわかる人らの表情はそんなにやわらかいものではなく、「なんだコイツは」というような厳しい表情に見える。そんな人たちの胸の内まで読み取れるわけではないのだけれども、ほんとうはニッコリしたような表情を見せてくれるとうれしいのだがな、などとはちょびっと思う(まあ、「お前、どういうつもりなんだよ!」とかいきなり胸倉をつかみかかられるよりはずっといいけれども)。

 G7サミットは終了したが、あのNHKは7時のニュースで「菅首相が議論を主導」したと報じた。この報道には皆がおどろき呆れ、「NHKは平壌放送だったのか?」と揶揄された。

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 だいたい日本の国会で「安心・安全」しかしゃべらず、先日の党首討論で「老人の思い出話」とかやらかしてしまう人物が、それなりの思考力、判断力が必要とされる(首から上を使わなくてはならない)「議論のリード役」など出来るわけがない。そもそも、今回のG7でスカ首相が「やるぜ!」と言ったのは「東京オリパラへのG7首脳からの支持を取り付ける」ことだけ。その成果あったのかどうか、終了後に「全首脳から支持されたぜ~」と日本のメディアでは報道されたのだが、実のところはG7サミットはもっともっと重要な問題を討議していたわけで、サミット終了後に発表されたステータスで、その東京オリパラに関してはステータス末尾にわずか2行書かれていたに過ぎないという。ま、日本以外の国(とりわけ西欧諸国)ではある意味、「東京オリパラ」なんかどうでもいいことでもあるわけだ。
 それでスカ首相が他の首脳らの中で「ぼっち」だったことは昨日書いたが、今日読んだところではサミット開幕前にイギリスのボリス・ジョンソン首相と2人で対面し、ジョンソン首相はスカ首相に「お会い出来て光栄です」とか言ったらしいのだが、スカスカ氏はその言葉をまったく無視し、ジョンソン氏の方を向こうともせずにカメラに向かっているだけだったという。
 こ、こ、こ、これが事実だとすると、単に「英語が苦手」以前の問題で、たとえ英語が出来なくっても、最低限の「あいさつ」ぐらいやらないと「人間失格」ではないか。スカスカ氏も大学は出てるわけで、最低限の英語は学んでいたことだろう。それが「お会い出来て光栄です」という単純な「あいさつ」も聞き取れず、返答も出来なかったとなるとこれは「重症」であろう。
 こういうときにスカスカ氏の秘書官らは(スカスカ氏の英語力に期待できないなら)前もってアドヴァイスしなかったのだろうかとも思うが、まあスカスカ氏の今までのやり方を見ていると、そんなアドヴァイスを受け付けるような人物ではないのだろうとは思う。
 いちおう、Googleで「G7 Suga」で検索をかけてみると、つまりコレは海外での報道なわけだが、G7開幕前にスカ首相が到着したという報道はあるのだが、それ以外のサミットでの報道はない。「あ!あった!」と思ったら、そのニュースの発信は日本からだったり。つまり、今回のG7でスカ首相はやはり何もしていないのだ。そう言ってしまっていいだろう。

 前の安倍晋三はこの日本崩壊の原因をつくった大悪党ではあるが、同じ悪党同士でトランプ前大統領と仲が良かったりして、つまり悪党同士とはいえどもそれなりの(ゴルフとかで)コミュニケーションがとれていたわけだけれども(それがいいとは言わないが)、このスカスカ首相はよその首脳の誰とも、そ~んな関係が持てるとは想像も出来ない。まあ今回のG7サミットで、他の国の首脳らは「あれ、誰?」「いやあ彼はもう次回には来ないからいいんだよ」みたいな感じだったことだろう。まあ日本の没落とシンクロしているようで悲しいことではあるが。