天気予報の言ったとおり、今日は朝から一日中、ずっと雨が降りつづいた。それでも週末だし、昨日は外出して洗濯ができなかったので、早い時間に洗濯をして室内干しをした。今日一日、動いたというのはそれくらいのもので、あとは一歩も外にも出ず、食事も昨日買ってあった惣菜などでかんたんにすませた。
午後からは「GYAO!」の無料配信映画で、『ホドロフスキーの虹泥棒』という作品を観た。オマー・シャリフ(オマル・シャリーフ)とピーター・オトゥールとが、おそらくは『アラビアのロレンス』以来30年ぶりぐらいに共演している。しかも『アラビアのロレンス』とは打って変わって、コメディタッチのファンタジー。楽しく観ることが出来た。
夜はEテレで動物のドキュメンタリーが放映されるらしいので楽しみにしていたのだが、何とその時間になるとその番組のことはすっかり忘れてしまっていて、つまり見忘れてしまった。残念。
今日のことはこのくらいで、書くこともないので、昨日書かなかったことを書いておく。
昨日、家へと帰る道で、わたしの少し前を茶色いネコがゆっくりと歩んでいるのが見えた。そのあたりではずいぶんと前にネコが彷徨しているのを見たことがあるけれども、今目の前にいるのはそのときに見たネコにちがいないと思う。「あのネコは見かけなくなったな」と思っていても、けっこうしぶとく生きているネコはいるものだ。
道角を曲がって行ったネコのあとを追って行き、やっと追いついた。このコも、別に近くに人が来たからといってあわてて逃げて行ったりしない。その風貌には威厳と貫禄があり、「King」と呼ぶのにふさわしいように思えた(なんだか、駅の向こうの「野良ネコ通り」には「殿」や「ヒゲ殿下」がいるし、このあたりの野良ネコらは、み~んな王様クラスではないか)。
しばらくわたしと対面し、「おまえはどこの臣下なのか?」みたいに見つめられてしまったが、そのうちにのっそりと先に進んで行き、またわたしの方を振り向いた。さすがに「King」。そのしっぽもずいぶんと立派なものであった。
あと、昨日は久しぶりに渋谷に出て、「あれれ?」と思ったことがある。それはあの駅前の「スクランブル交差点」の前に行って思ったのだが、そのスクランブルの、斜め横断のラインが消されているのではないかと気づいたのだ。
以前は、わたしが撮影したポイントから真向いの駅の方角に、横断ラインがあったはずなのだけれども、ただ四隅に横断ラインがあるだけで、これでは「スクランブル」ではないではないかと思ったのだ。
帰宅して、このあたりのことで何かネットに書かれていないのだろうかとチェックしてみたのだが、どこにもそのようなニュースはない。人のTwitter投稿に14日にアップされていた交差点の写真をいただいてしまって、ここにアップする。
奥に見える渋谷駅ビルの壁面の角度からみても、わたしが写真を撮ったのは、この写真でいえば左端の白い日傘をさしておられる方のあたりからなのだということが推測できると思うのだが、だとしたらやはり、わたしの写真ならばわたしの足もとから駅方向に横断ラインがあるはずなのだ。それが消えているのは確かなことだと思うが。
こういうことは、これまでの「スクランブル交差点」がもはや「スクランブル」ではなくなった、ということで、けっこう都市風景だとか都市での行動様式で大きな変化だとは思うのだが、普通のニュース報道での知らされないし、Twitterでもまるで問題にされていない。
うがった見方をすれば、時期的にもこれは<東京オリパラ>開催に向けての何らかの方策によるものではないかとも思うのだが、どうなんだろうか? なぜ、まったく問題にされていないのだろうか? 何だかもういちど、このことをしっかり確認するためにまた渋谷に行ってみたくなってしまった。
オリンピックの開幕まであと5週間になってしまったが、もう「東京オリパラ」中止という声はすっかり抑圧されてしまったようで、今は「観客をどれだけ入れるのか」みたいな論議にシフトしてしまっている。この頃のNHKのニュースは、毎日「聖火リレー」を取材した報道を堂々と放送している。リレーランナーの人の思いはともかくとして、そんな「聖火リレー」を沿道で見る人も規制されてほとんどいない中、人の姿もない沿道にむなしく手を振りながら走る聖火ランナーの人が「哀れ」にも見えてしまう。
この千葉県はしばらく前に公道での聖火リレーの中止を決定していて、これが実施されていればウチのすぐそばの国道もコースになっていたはずで、あのコカ・コーラのうるさいDJがウチにもこだましてしまうのだろうかとうんざりしていただけに、喜ばしいことだったのだが、どうやら東京都もまた、聖火リレーの中止を決定したということだ。それにもかかわらず、連日のニュースで聖火リレーのことを報道するNHK、おかしいのではないか?
さて、昨日表参道の某ショップで購入した「Bean Bear」を、前からコレクションしているウチの「Bean Bear」と並んでもらって「記念撮影」してみた。意外とウチにある5インチの「Bean Bear」とまるで同じ大きさだった。まあ価格的に差があるのはもちろんだけれども、(詳しくは書かないが)いろいろとヤバいなあ、とは思うのだった(いちおう、真ん中のが昨日買った「Bean Bear」です)。