ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-06-23(Wed)

 少しきれいなスズメの写真が撮れたか。やはり、くるっとした眼がはっきりと撮れると「いいね!」という見栄えになるだろう。

     f:id:crosstalk:20210622061011j:plain:w500

 毎朝、出勤するときにはまだ人通りも少ないせいか、スズメの姿をよく見かけ、けっこうカメラを向けることが多いのだけれども、やはりシャッターチャンスをつかむのはむずかしい。
 この写真はピントはばっちりなんだけれども、後ろを向いてしまっているし。

     f:id:crosstalk:20210623060716j:plain:w500

 仕事の帰りに跨線橋から下を見ると、もうひまわりが咲いている。もう一週間もすれば7月だし、「夏」は間近い。

     f:id:crosstalk:20210616122547j:plain:w500

 仕事から帰り、また「COVID-19ワクチン」をどうしようかと考え、市のHPをまた見てみた。前回見たときよりも、ずっと接種できる病院・診療所の数も増えている。ではわたしのかかりつけの内科医はどうだろうと検索してみても、まるでひっかかってこない。
 いちおう今回は市の担当に聞いておこうかと、電話してみた。その結果、わたしが希望する内科クリニックはすぐに予定接種数が予約で埋まってしまい、今は「キャンセル待ち」の状態なのだという。
 そうか、やっぱりそうだったか。やはり普段からこのクリニックにかかっている人の数が多いということもあるだろうし、接種回数が少ないのだ、ということも考えられる。
 まあ接種するにしてもやはり、普段から知っているクリニックならば、問診とかもかんたんに進行するのではないかという気もちもあったけれども、なかなかに困難なようだ。
 どちらにせよ、これからは接種対象者の範囲も拡がるわけで、そうすればそのクリニックにまたワクチンがまわってくることも考えられる。
 例えば東京の「ワクチン接種大規模会場」も、さいしょのうちこそ予約が殺到したけれども、その後は余裕で接種できるようになったようだし、まあ予約受付の始まったさいしょのうちは、「早くワクチン接種したい!」という人たちが押しかけるわけだろう。
 まあわたしはそこまでにあせっていないし、もうちょっと様子(「接種者のその後」など)をみておきたいところもあるし、8月以降になってもかまわないのだが。

 夕方の報道で、今日発表された「新規感染者」が、先週の同じ曜日よりも百人以上増加したという。先週は5百人だったのが今日は6百人を超え、120パーセント以上の増加である。そもそもがこのところ、<東京オリパラ>の開催を意識してか、検査数をけっこう減らしているところでのこの増加、また「波」が来た、という感想を持ってしまう。
 けっきょく、オリンピック組織委員会は、昨日まで「アルコール販売するぜ!」と言っていたのを撤回したのであった。どうも世論では、組織委員会は「こういうことやっちゃおうかな~?」というような「観測気球」を上げ、その世論の反応をみて決定しているのではないかとも取りざたされているようだ。まあ、アルコール販売の取りやめは当然の処置ではあるだろう(というか、やはりそういう発想が出てくるというところに問題がある)。
 しかし、会場への一般入場者上限は、「客席の50パーセント、最大で一万人」ということで決めてしまったようだ。
 そもそも「<東京オリパラ>は中止を」という人が過半数を占めていたはずなのに、いつの間にか「無観客でやるかどうか」という問題にされ、それがいつしか「観客を入れてやるのはあたりまえ」になってしまい、「じゃあ二万人入れようか、それとも一万人にしとうこうか」みたいなことになってしまった。
 今の新規感染者の増加をみると、どうも<東京オリパラ>開幕を見越しての先週の<緊急事態宣言>の解除が早すぎた感もあるが、いつまでもいつまでも何の<補償>もないままに「<自粛>してろよな!」と言われつづけてきた都民や周辺の県民らはいいかげんにうんざりもしているわけで、そのあたり「どうだ、解除してやったぜ!喜べ!」という気もちがあったとも思えないが、ここでまた「新規感染者」が増加してきたというのは明らかに政策の大きなミステイクではあるだろう(まあ、スカ内閣はそういうミステイクの連続・連続なのだけれども)。

 スカ首相は昨日だかに、また<緊急事態宣言>が発令されるようなことになれば、<東京オリパラ>の観客の扱いについて、「安全安心のために無観客というのも辞さない」と語ったという。
 これは何のことはない、観客を入れるためにも、「これから<緊急事態宣言>を発令することはないぜ!」と言っているだけである。もちろん発令しない「いいわけ」として彼は「今はワクチン接種が順調に進行している。もうちょっと様子を見よう」というに決まっている。

 おそらくは戦後の日本史の中で、ここまでに「民主主義」というものが蹂躙(じゅうりん)されたことはなく、比するならば多くの人が言うように戦中の「翼賛体制」以来のことだろう。
 時まさにこの日は、76年前に沖縄での大規模な戦闘が終結した「慰霊の日」ではあった。「本土決戦」を遅らせるために沖縄県民すべてが国に利用され、県民の4人に1人、20万人もの人が戦闘に巻き込まれて命を失ったのだ。

 今まさにスカ政権は、<東京オリパラ>を何としても開催するために、多くの人々がCOVID-19(デルタ株を含む)に感染してもやむを得ないという路線を取ろうとしている。これはもう、日本が現代世界で存立すべき「国家」の理由を失なうということではないのか。
 スカ首相はとても「独裁者」というタマではない「痴れもの」ではあるが、その背後に「自民党」という組織があり、多くの国民を圧迫しようとしている。
 さて、ではわたしはこれから、このような世界(日本)でどのように生きていくべきか、今はそのことを考えている。