ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-06-05(Sat)

 昨日の雨で濡れた傘を乾かして畳もうとしたら、骨が1本しっかり折れて、分断されてしまっていた。昨日、自宅駅で降りて外に出たところで傘をさしたら強風にあおられて、おちょこになりそうになったことを思い出し、あのときにこわれちゃったんだろうと思った。これはもう使えない。百円ショップで3百円で買った傘だったけれども、それなりに長持ちしてくれたかな。でも次はもうちょっと丈夫な傘にしようと、Amazonで「バッグに入る小さな傘」という選択肢で注文をした。
 もう今は「梅雨」なのだと思うけれども、なかなか南関東は「梅雨入り宣言」は出されない。明日はまた雨になるらしいが、そのあとは予報を見てもまたしばらくは雨にならないみたいだ。そのあいだに新しい傘が到着すればいい。
 
 昨日、ウチのすぐ前にいたスズメ。わたしもデジカメに慣れたか、だいぶきれいな写真を撮れるようになった。

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 今日はウチの窓の向こうに見える電柱のてっぺんに、ハトらしい鳥がとまっていた。いい恰好でとまっているのでカメラを向けて、せいいっぱいズームを効かせて撮ってみた。肉眼で見ても暗い影の姿でしか見えないのだけれども、こうやってズームで写真を撮ると、羽根の模様や色もけっこうはっきりと撮れていた。ハトもかわいいものだ。

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 ほとんど人と会って交流することもなくなったせいか、ウチの近所や勤め先の近くで出会う動物たち、ネコやイヌや鳥、虫などがいとおしく感じる。

 朝起きてまず、残り数ページだったピンチョンの『ブリーディング・エッジ』を読み終えて、けっこう濃厚な巻末の「訳者解説」まで読んだ。感想を書くのも大変そうだけれども、別に書いてみようと思う。

 暖かくなってきて、リヴィングにいるニェネントをとっつかまえてブラッシングしてやると、すっごい量の下毛が抜けるようになった。ブラッシングされているニェネントはにゃあにゃあないているが、逃げようとするわけでもなく、なされるがままじっとしている。きっとブラッシングも気もちいいのだろう。
 ニェネントも、あと2週間ほどで11歳になる。やはり去年と同じような「お祝い」をしてあげよう。ニェネントはいつも、いつまでもわたしの最高のパートナーなのだ。

 勤め先の同僚の方が、先日大手町でのワクチン接種を受けてきたと聞いた。「どうだったんですか」と聞いたらけっこうスムースに接種まで進み、滞るようなこともなかったらしい。ワクチン接種自体も、「ちぃ~っとも痛くなかった」ということだった。けっこう順調に進行しているようだ。
 わたしも、接種するのなら大手町の方が、定期券も持っているから行きやすいし、仕事の帰りとかにちょこっと立ち寄れるのならばそれが「いい選択」とも思えるけれども、まだ地元自治体からの「接種案内」は来ていないけれども、どっちかというと地元で受けたいという気もちはある。というか、そこまであせって「ワクチン接種」すべきか、というか、もうちょっと落ち着いてから考えてみたいとは思っている。
 何度も書いているが、今の「ワクチン接種したらもうどこに出歩いてもいいし、マスクもしなくて良くなる」みたいな雰囲気には疑問もあるわけだけれども、では自分が(ワクチンを信頼するにせよしないにせよ)ワクチンを受けるべきかどうかということはまた、わたしの中では別問題になる。
 特に今、スカ首相が「ワクチンこそ最大の武器だ」みたいな考えを表している中で、「それでいいのか?」という気もちはあるわけだ。けっきょくスカ首相は目前の「COVID-19まん延」の危機に対してはま~~~ったくの無為無策、愚為愚策を通しただけ、自分自身がその開発にまったく寄与したわけでもないワクチンを輸入するだけで、「オレの手柄だ!」みたいなドヤ顔をする。愚の骨頂ではあろう。
 先日スカ首相は「国民の命と健康を守るのは私の責務だ。五輪を優先させることはない」と語ったわけだけれども、これはつまり、「オレは今、国民へのワクチン接種を第一に考えている」ということの言い換えなのだろうと理解する。しかし彼が「ワクチン接種を何よりも優先する」というのは、つまりは予定通りに7月23日にオリンピックを開幕するということを前提としてのことで、けっきょく「国民の命と健康」よりは「オリンピック」を優先させているわけだ。
 今の国政はすべて、その7月23日の「オリンピック開幕」から逆算して計算するばかりであり、じっさいの国内の感染状況に目を向けようとはしていない。このことに対して分科会の尾身会長が「Nо!」の声をあげたわけだ。
 ただ<東京オリパラ>を開催したいだけのスカ内閣、小池都政に対しての、まさに「専門家」である尾身氏の、今の情況への危機感を示した発言、どちらの声を聞くべきかなど、それは「よ~く考えてみよう」以前の問題ではないかと思うのだが。