ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

2020-03-16(Mon)

今日からまた仕事が始まる。ずいぶんと気温も上昇して「春」らしい陽気になったようだ。 休んでいるあいだは、そこまでに歩き回ったり階段を昇り降りするわけでもないので、生活としては「平常」だったのだけれども、こうやって仕事に出てみると、やはり階段…

『殺人者の烙印』パトリシア・ハイスミス:著 深町眞理子:訳

殺人者の烙印 (創元推理文庫)作者:パトリシア ハイスミスメディア: 文庫 イギリスでの原題は「A Suspension Of Mercy」というもので、日本では1966年に早川書房から『慈悲の猶予』というタイトルで最初の邦訳が出ている。それをこの新訳の訳者の深町眞理…

2020-03-15(Sun)

朝には天候ももちなおし、青空が拡がっていた。昨日は気温も低くて「真冬」だったけれども、今日はおだやかな気候。「それでは買い物に行こう」と、けっこう早い時間に家を出てみた。 近くの畑のところに来てみると、日陰になっているところが真っ白で、「こ…

2020-03-14(Sat)

今日はまた雨。そして気温も低い。買い物にも出なかったので、これで昨日今日とウィスキーなしで過ごした(実質、おとといの木曜日もほとんどウィスキーなしだったが)。 ツィッターをみていると、夕方近くには上野のあたりで「みぞれ」になったという。「こ…

『カフカ マイナー文学のために』ジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ:著 宇波彰・岩田行一:訳

カフカ―マイナー文学のために (叢書・ウニベルシタス)作者:ジル・ドゥルーズ,フェリックス・ガタリメディア: 単行本 この翻訳は1978年刊行のもので、翻訳としては40年以上前のものである。まあ翻訳された時代が古いということは「ありえること」で、そ…

2020-03-13(Fri)

しばらくは穏やかな天気がつづいていて、昨日は駅から自宅への道沿いにある神社の桜がもうすぐ咲きそうだと思って見ていたのだけれども、今日はさらにピンクのつぼみが大きくふくらんでいて、一輪ほど花が開いているようだった。 この陽気、これで一気に開花…

2020-03-12(Thu)

政府は今日の閣議で、COVID-19の感染拡大を防ぐための新型インフルエンザ対策特別措置法改正案を閣議決定した。これで安倍首相はいつでも「緊急事態宣言」を公布できることになり、「改憲」への布石として利用できるようになるだろう。 もちろん今すぐに国と…

『映画論講義』蓮實重彦:著

映画論講義作者:蓮實 重彦発売日: 2008/09/27メディア: 単行本 2008年に東京大学出版会から刊行された本で、おそらくはその前に蓮實重彦が東大総長を務められたことからも刊行されたものではないかと思う。 この書物は、蓮實重彦が主に21世紀に各所で…

2020-03-11(Wed)

今日は「東日本大震災」、そして「原発事故」から9年目の日だった。あの日のことで思い浮かべること、思い出すことはいろいろあるけれども、今年は書くのはやめておこう。 仕事がヒマで、かったるい。もう偏頭痛はないのだけれども、少し身体がふらつくとこ…

2020-03-10(Tue)

また雨の一日になった。昨日のように暖かくはないけれども、そんなに寒さも感じなくなった。もういよいよ「春」が近い。来週にはこのあたりでも桜の花が咲き始めるのではないかと思う。 世界での新型コロナウィルス(COVID-19)の蔓延ぶりは大変なことになって…

2020-03-09(Mon)

昨日一日降りつづいた雨もやみ、早朝に仕事に出るときには、わたしの行く先の空に丸い黄色い月がみえた。そのときには薄い雲が被っていたのだけれども、仕事を終えて帰宅するときにはすっかり快晴になり、ずいぶんと暖かい陽気になった(ニュースでは20度…

『グッドフェローズ』(1990) ニコラス・ピレッジ:原作・脚本 マーティン・スコセッシ:脚本・監督

グッドフェローズ [WB COLLECTION][AmazonDVDコレクション] [DVD]発売日: 2018/03/17メディア: DVD むかしヴィデオで観たときは、「面白いなあ」と思ったもので、特に劇中で使用される60年代から70年代のポップスのチョイスが絶妙で、今思い返してみても…

2020-03-08(Sun)

2月の「金銭出納簿(家計簿)」の精算を、ようやく終わらせた。2月の舞台は文楽を観ただけで、これは先にチケットを買ってあったので2月の支出には計算されない。美術展にもコンサートにも行かず、ただ映画を1本観ただけ。そういう意味では支出はかなり…

2020-03-07(Sat)

世の中がどんな不穏な様相を見せていても、季節はしっかりと「春」へと近づいてきている。この2~3日は冷え込んでいるけれども、昨日は仕事先の近くの、横断歩道のところの配線ボックスの丸い穴に、スズメがしきりに入ったり出たりを繰り返していた。こん…

2020-03-06(Fri)

昨日から気になっていた「偏頭痛」は多少は治まったようだけれども、倦怠感はかなりある。これはひとつには「コロナウィルス(COVID-19)」のせいでビル利用者がめっきり減り、とにかく仕事がヒマなせいもあると思う。ビル管理として仕事をやらないわけにもい…

2020-03-05(Thu)

カフカの全集をとりあえずは読み終えたもので、ウチにある唯一の「カフカ論」、ドゥルーズ=ガタリの『カフカ マイナー文学のために』を読むことにした。これがとてもよく解るというか、特に第三章の「マイナー文学とは何か」は、先にカフカの『日記』を読ん…

2020-03-04(Wed)

また肌寒い気候になり、厚着してマフラーを巻いて、ニット帽にマスクという姿で早朝に家を出る。ちょっと雨も降り出しそうだ。家を出てすぐのところで、わたしの目の前を茶トラのネコが道路を横断して行く。茶トラのネコというと、ちょうど一ヶ月前にウチの…

『日記』フランツ・カフカ:著 近藤圭一・山下肇:訳(旧版「カフカ全集6」)

カフカ全集〈第6巻〉日記 (1959年)メディア: - 1910年、カフカ27歳の日記から、死の前年1923年までの日記、そして1911年、12年の旅行記。単に「日記」というのではなく、小説のエスキース的な断片も多く含まれている。 前に『城』や『審判…

2020-03-03(Tue)

ついにようやく、去年の8月から読み継いできた『カフカ全集(旧版全6巻)』を読み終えた。第4巻あたりからは読んでいても頭に入らず、この第6巻の『日記』は、ほんっとうにツラかった。どれだけ自分の記憶に残っているかというと心もとないのだけれども…

2020-03-02(Mon)

今日は、思いがけないうれしいことが起こった。 夕方、リヴィングのパソコンでDVDを観ていたところ、脇にいたニェネントがとつぜんにわたしの上、腰のところに跳び乗ってきたのだ。 ニェネントが生まれて9年9か月、ずっとわたしといっしょに暮してきた…

2020-03-01(Sun)

日曜日。北のスーパーに買い物に行き、また出来合いの弁当を買う。いちおうマスクとかの売り場にも行ってみるのだが、「入荷がない」ということで、棚は空っぽである。「すべては流通の問題で、<国>は知らないね~」という政府の態度は、もう<言語道断>…

2020年2月のおさらい

舞台: ●文楽2月公演第二部『新版歌祭文 野崎村の段』@半蔵門・国立劇場 小劇場 ●文楽2月公演第二部『傾城反魂香 土佐将監閑居の段』@半蔵門・国立劇場 小劇場映画: ●『i-新聞記者ドキュメント-』森達也:監督Book: ●『完訳グリム童話集3』グリム兄…

『ポリー・マグーお前は誰だ?』(1966) ウィリアム・クライン:脚本・監督

ポリー・マグーお前は誰だ? [DVD]発売日: 2017/03/11メディア: DVD この作品は、1969年の4月に日本のアートシアター系で公開され、もちろんその公開時にわたしも映画館に観に行ったのだけれども、「ウィリアム・クライン」のことをほとんど知ることもな…

2020-02-29(Sat)

天気がいいので午後から洗濯をした。今日の洗濯のひとつの課題は、「果たして使い捨ての紙マスクは洗濯をして<再使用>出来るものだろうか?」ということだったのだが、やってみたら型崩れしてぐちゃぐちゃになることもなく、シャンと元のかたちを保ってい…

2020-02-28(Fri)

昨夜、寝る前にはやはり蓮實重彦氏の『映画論講義』から、『フラワーズ・オブ・シャンハイ』について読んだもので、昨日の『アデュー・フィリピーヌ』の夢につづいて、『フラワーズ・オブ・シャンハイ』の夢を見てしまった。「やはりこのDVDは買わなけれ…