ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-03-05(Thu)

 カフカの全集をとりあえずは読み終えたもので、ウチにある唯一の「カフカ論」、ドゥルーズ=ガタリの『カフカ マイナー文学のために』を読むことにした。これがとてもよく解るというか、特に第三章の「マイナー文学とは何か」は、先にカフカの『日記』を読んでいたがゆえに、理解が深まった。「感想」は通読したあとに書きたいと思っているけれども、『日記』を読んでいなければ、ドゥルーズ=ガタリの述べる「マイナー文学」のことは理解できなかっただろう。いくら自分がカフカのことを好きだからといって、多くの断章、習作、手紙、そして日記を読まずして理解出来るものではない。

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 さて、一昨日Amazonで注文したパトリシア・ハイスミス河出文庫版、『水の墓碑銘』が早くも今日には到着していた。このくらい早急に到着してくれれば言うことはない。

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 もう一冊注文した『妻を殺したかった男』も、おそらくは明日には到着することと思う。しばらくはドゥルーズ=ガタリの「カフカ論」を読み、並行してハイスミスのミステリーをばんばん読んで行こうと思う(ハイスミスの本は20冊ぐらいは持っている)。

 気になることがひとつあって、今朝から偏頭痛に悩まされている。そして全身に倦怠感があり、歩いていてもフラフラするところがある。これは「コロナウィルス(COVID-19)」ではなく、感覚としては「自律神経失調症」に近いようなところがある。しかし先週には「風邪か?」という症状もあったし、用心したいところ。ただ「倦怠感」というものははげしく、まるで仕事に本腰を入れて取り組むということもできず、この日は手抜きできるところはせいいっぱい手抜きした。
 ほんとうは大事をとって明日とかは欠勤しようかとも思ったが、明日やり過ごせばそのあとは連休になるので、とにかくは「様子をみよう」ということにした。この時期に「いやなこと」ではある。