ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-03-06(Fri)

 昨日から気になっていた「偏頭痛」は多少は治まったようだけれども、倦怠感はかなりある。これはひとつには「コロナウィルス(COVID-19)」のせいでビル利用者がめっきり減り、とにかく仕事がヒマなせいもあると思う。ビル管理として仕事をやらないわけにもいかないけれども、ただビル内を巡回するだけみたいなところがあり、つまりは「かったるい」のだ。こういう身体の「スキ」を突いてコロナウィルスに感染してしまうことも考えられ、「しゃんとしなくては!」とは思う。

 今日は金曜日だから、いつもなら「さあ、この週末はどう過ごそうか?」というところなのだが、体調も今ひとつすぐれないし、美術館はどこも休館だし、となり駅の映画館もお休み中なので、さっさと帰って休養日にしようと思う。
 ひとつ、去年の「あいちトリエンナーレ」で好評だったのに見逃してしまった小泉明郎の『縛られたプロメテウス』が、明日まで東京でやっていて、「これは行きたい!」とは思っていたのだが、このチケットがめんどうくさいシステムというか、同時開催中の他のイヴェントと組み合わせたチケットで、5800円もする! わざわざこの体調不良のときに「それでは、こういうのも組み合わせて観ておこうか」という気分にはなれず、観るのだったら『縛られたプロメテウス』一択。
 しかし、「あいちトリエンナーレ」のときには2000円だったチケットを、ここで5800も支払って観るなどというのは、いかにもアホらしい気がする。そういうことをツィッターに書いたら、Sさんから「やっぱり観ておいた方がいいよ~」とリプライいただいた。たしかに迷うのだが、やはり今のわたしは「体調不良」ということで、パスすることにした。

 帰宅すると、予想通りにハイスミスの『妻を殺したかった男』が到着していた。これで3月の「引きこもり」体勢がととのった。

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 部屋にこもっていると、頭痛も治まっているし、そんなに部屋中をあちこち動き回るわけでもないから、倦怠感もさほどではない。ただ、何もやる気が起こらず、食欲もない。ニェネントがわたしのまわりでのさばっているのだが、相手にすることもせずに放置していたら、「今日のおまえはつまんねえヤツだな!」みたいな感じで寝室に引っ込んでいってしまった。

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