ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2022-06-29(Wed)

夢をみた。しっかりと覚えているわけではないが、目覚めたあとにも、その一部でも記憶していたというのは最近では珍しいことだ。 夢の中でわたしはお弁当を買おうとしていて、そのお弁当を売っている店は、またまたいつものわたしの夢に出て来る「長屋のよう…

2022-06-28(Tue)

今日も暑くなり、またまた猛暑日になるだろうという予報。朝、家を出ると、目の前の空に横に長くたなびいた、龍のような雲が見えた。 この朝は、いつものスズメも日陰を選んでエサをあさっているように見えた。 わたしは昨日の仕事で普段はやらないことまで…

2022-06-27(Mon)

わたしは仕事のある日はいちおう、ちゃんと起きられるようにアラームをセットしてある。仕事で家を出るのは毎朝4時35分なのだけれども、アラームは3時45分と、50分の余裕をもってのアラーム。まあ30分ではちょっとあわただしくって、40分ぐらい…

2022-06-26(Sun)

休日なので、時間を気にせずに朝寝をする。いちど4時頃にいつもの習慣で目がさめるのだが、せっかくの休日だし「まだまだ寝ていよう」と二度寝する。そのうちに「ん?」という気配を感じて目覚めると、ニェネントがベッドに上がってきていて、わたしの頭の…

『アメリカン・スナイパー』(2014) クリント・イーストウッド:監督

アメリカン・スナイパー [DVD]ブラッドリー・クーパーAmazon Wikipedia でみるとこの作品、戦争映画として『プライベート・ライアン』の興行収入を超えた作品になったらしい。おそらくは「イラク戦争」に対するアメリカの立ち位置を描くというよりも、イラク…

2022-06-25(Sat)

昨夜から、テレビでは「もう梅雨明けしたみたいだ」と言っていて、今年はちょっと早々と「猛暑」がやって来るようだ。 じっさい、今日は群馬の伊勢崎市で最高気温が40.2℃になったという。国内で6月に40℃を超えたのは観測史上初めてのことだという。東京も「…

2022-06-24(Fri)

朝起きて、仕事に出る準備をしているあいだ(けっこう、あっという間にそんな準備は終わってしまうのだが)、ニェネントくんはリヴィングとキッチンの境い目あたりにうずくまって、じっとわたしのことをウォッチしている。 そんなニェネントくんのことを見て…

『木になった亜沙』今村夏子:著

木になった亜沙 (文春e-book)作者:今村 夏子文藝春秋Amazon 「木になった亜沙」、「的になった七未」、そして「ある夜の思い出」の三篇を収録。ヤバい。 「木になった亜沙」 仏教か何かの、宗教的な「説話」のように思えた作品。ひとつの「執着」の物語なの…

2022-06-23(Thu)

どうも、今村夏子の作品を連続して読んだせいか、精神状態がよろしくない。それで今村夏子は休止してパトリシア・ハイスミスの最後の短篇集を読もうとしたら、これもやはり元気を出してくれるような本でもない(パトリシア・ハイスミスなのだから、しょーが…

2022-06-22(Wed)

朝起きてリヴィングへ行くと、窓の外で雨が降っている雨だれの音が聴こえた。「やれやれ、今日は雨なのか」と思うのだが、天気予報をみると、雨が降るのはせいぜい5時とか6時までのことみたいに書いてある。それで家を出るころにはけっこう雨も上がってい…

『こちらあみ子』今村夏子:著

こちらあみ子 (ちくま文庫)作者:今村夏子筑摩書房Amazon 「こちらあみ子」、「ピクニック」、そして「チズさん」の三篇を収録。久しぶりに読み返した。 「こちらあみ子」 わたしには、とっても「恐ろしい」作品に思える。主人公のあみ子は、ストレートに言っ…

2022-06-21(Tue)

この日はもう「夏至」なのだという。ようやっと最近、わたしが家を出る頃も明るくなってきたなあ、と思うようになっていたというのに、もうこれからはだんだんに日も短くなり始めるわけで、じきにわたしが朝に家を出るとき「暗くなってきたなあ」と思うよう…

『地球の静止する日』(1951) ロバート・ワイズ:監督

地球の静止する日 [DVD]マイケル・レニーAmazon ロバート・ワイズ監督というと、『ウエスト・サイド物語』や『サウンド・オブ・ミュージック』という名作ミュージカルを監督した「巨匠」というイメージだけれども、実は映画の世界では「音響効果技師」からそ…

2022-06-20(Mon)

今日6月20日は、ニェネントくんの12回目の誕生日。誕生日のお祝いをしてあげるのだが、この2~3年ずっと、ニェネントくんの誕生日のお祝いは、刺身の盛り合わせにネコ用のカニカマを和え、「ちゅ~る」でニェネントの新しい年齢を書いてのものと、い…

2022-06-19(Sun)

日曜日。雨も降らずに「お洗濯日和」ではあったのだけれども、けっきょく洗濯もせず、ほとんど何もしない休日になった。 ただひとつ、午前中に北のスーパーへ買い物に出かけ、これがこの日唯一の「行動」となった。 その北のスーパーへの道の途中にはツバメ…

2022-06-18(Sat)

愛好するパトリシア・ハイスミスの邦訳作品で、あと一点だけ持っていないことはしばらく前に書いていて、それは「初期短篇集」で、そのときAmazonのマーケットプレイスでも8千円ぐらいの値が付いていて、「そこまで金を出すのなら図書館で借りますよ!」と…

『湖のランスロ』(1974) ロベール・ブレッソン:監督

実はこの作品のことを調べていて、「製作総指揮」のジャン=ピエール・ラッサムという人物のことを知った。この人物、ゴダールがアンヌ=マリー・ミエヴィルととも設立した「ソニマージュ」の共同製作者として、巨額の資金を調達し、この「非=商業時代」の…

2022-06-17(Fri)

今朝、駅へと向かう途中で、道に沿った電線に一羽の鳥が飛んで来てとまった。クチバシには小さな虫をくわえているみたいだ。今、あたりの草むらでゲットして来たのだろう。 スズメぐらいの大きさなのだけれども、胸が白いので、この鳥はシジュウカラだろう。…

2022-06-16(Thu)

わたしの職場は、常に「非常時」に備えての「非常食」が備蓄してあるのだが、そんな「非常食」にも「賞味期限」があり、そうやって「賞味期限」を迎えると、在庫の総取り換えということになる。そして、「賞味期限」が過ぎてしまった「非常食」は、わたくし…

『あひる』今村夏子:著

あひる (角川文庫)作者:今村 夏子KADOKAWAAmazon 2011年に、『こちらあみ子』で鮮烈すぎるデビューを飾った今村夏子が、2016年に発表した「第二作」。表題作と「おばあちゃんの家」、「森の兄妹」との三篇の短篇からなる。 先に、このあとに書かれた『星の子…

2022-06-15(Wed)

昨日の夜も気温は上がらなかった。季節がらもなく毛布をかぶってベッドで寝ようとしていたら、ニェネントがベッドに跳び乗って来た。しばらくこうやって、ベッドの上でニェネントと遊んでいなかったので、ニェネントを抱き上げていっぱいかまってやり、いろ…

2022-06-14(Tue)

このところ、朝晩はけっこう気温も低く、寒いと感じるときもあるのだが、この夜も寒いくらいだった。夜中に毛布をかぶって寝たが、寝ているときに「ドスッ!」って感じの気配を感じ、目覚めて目を開けてみると、目の前にニェネントの大きな顔があり、目と目…

『星の子』今村夏子:著

星の子 (朝日文庫)作者:今村 夏子朝日新聞出版Amazon 刊行は2017年。先日、大森立嗣監督による2020年の映画を観たばかりだけれども、映画版はこの原作の時系列をちょっといじっただけで、基本的にこの原作小説と同じだ(ただ、映画の方ではさいごの「合同研…

2022-06-13(Mon)

月曜日の朝になった。前にも書いたが、月曜日の早朝はテレビに見られるモノがない。わたしは仕事の関係で3時半ぐらいに起き出すわけだけれども、たいていのテレビ局(地上波)は「試験放送」(月曜以外は、それなりにいろいろと放送しているのだが)。この…

2022-06-12(Sun)

このところ、Facebookとかでケイト・ブッシュ(Kate Bush)の画像をよく見かけるな、と思っていたら、なんだかNetflix制作のドラマで彼女の「Running Up That Hill」が使われたらコレがブレイクし、彼女の曲としては初めて、全米トップ10にランクしているのだ…

2022-06-11(Sat)

昨日、仕事を終えての帰り、いつもの自宅駅近くのスーパーに立ち寄り、相当に安く売られていた生麺仕様の「汁なしタンメン」というのを買ってみた。帰宅して適当に野菜をぶちこんで食べてみたら、かなり美味だった。「もっと買い込んで、買い置きしておいて…

『たぶん悪魔が』(1977) ロベール・ブレッソン:脚本・監督

映画はいきなり、若者たちが集まる討論集会のような場面から始まり、まるでこの映画より10年近く前の「五月革命」みたいな雰囲気。若者たちの政治意識がテーマになっているようでもあって、まさかブレッソンがこんな政治的映画を撮るとは思わなかったし、…

2022-06-10(Fri)

昨日は、ニェネントくんは嘔吐をしなかった。喜ばしい。それでも忘れないように、この朝はニェネントくんのブラッシングをしてあげる。 いつもわたしと「ソーシャル・ディスタンス」を保つニェネントくんをつかまえるのはむずかしいのだけれども、わたしのそ…

2022-06-09(Thu)

朝、家を出る前にテレビでみた天気予報では、この日は日暮れまで雨は降らないだろうと言っていた。それで傘を持たずに家を出たら、道路はしっとり雨で濡れていて、弱い雨が降っていた。「まあそのうちにやむのだろう」と思い、そのまま駅へと歩いたのだけれ…

『ベンドシニスター』ウラジーミル・ナボコフ:著 加藤光也:訳

ベンドシニスター (Lettres)作者:ウラジーミル ナボコフみすず書房/東アジア出版人会議Amazon 1947年に刊行された、ナボコフ2作目の英語による長編小説で(ナボコフ全体では11作目)、ナボコフがアメリカに渡ってから初めての作品。ナボコフの中でこの作…