ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-06-23(Thu)

 どうも、今村夏子の作品を連続して読んだせいか、精神状態がよろしくない。それで今村夏子は休止してパトリシア・ハイスミスの最後の短篇集を読もうとしたら、これもやはり元気を出してくれるような本でもない(パトリシア・ハイスミスなのだから、しょーがないことだが)。
 先日は思い出したように「アフリカ時代のランボー」のことが気にかかり、というか、アフリカでランボーが自分で写真機材を購入して撮った「セルフ・ポートレイト」のことを思い出し、その写真をネットで探してみると、そんなアフリカ時代のランボーを研究している鈴村和成氏(この人の『ランボー、砂漠を行く』は去年読んだ)が、『ランボーとアフリカの8枚の写真』という本を書かれていたことを知り、すぐに注文してしまったのだった。下の写真が、そんなアフリカのランボーの写真の一枚。

         

 その本も一昨日到着したが、この本だって「詩作を放棄した」ランボーの「その後」についての本で、決して読んで精神状態を良い方にみちびいてくれるものではないだろう。
 どうも、今の自分の指向性がそういうネガティヴな方向を向いているようではあるが、あまり危うくならないように気をつけながら、もう少しそういう自分の指向性を見つめてみたい気もある。

 今朝も外は曇天。出勤で外に出てみると道が濡れていて、夜のあいだに雨が降っていたようだった。しかしそのあと、日中は雨が降ることもなく、けっこう気温も上がり、帰宅してからはエアコンの冷房を起動させた。

 この日も「野良ネコ通り」にネコたちの姿はなく、またスズメの写真を撮って自分をなぐさめた。けっこうくっきりと、いい写真が撮れた気がする。

     

 帰宅しての昼食は、昨日駅前のスーパーで買った「3食で100円」ぐらいだった「ざるラーメン」というのですませる。ただゆでればいいだけなのでとてもお手軽なのだけれども、まあおいしいものではないのだった。
 夕食は、先日勤め先でもらったアルファ米の「ドライカレー」を、ついていた粉末カレーを使わずに、鶏肉とタマネギと炒め合わせてケチャップで味付けし、玉子を焼いてかぶせて「オムライス」にした。「まあまあ」の味。今日一日の「食事代」は、200円もかからなかったのだった。