ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-06-29(Wed)

 夢をみた。しっかりと覚えているわけではないが、目覚めたあとにも、その一部でも記憶していたというのは最近では珍しいことだ。
 夢の中でわたしはお弁当を買おうとしていて、そのお弁当を売っている店は、またまたいつものわたしの夢に出て来る「長屋のような」ごちゃごちゃした集合店舗の一角。そしてその弁当屋のオーナーは、むかしわたしがよく行っていたギャラリー/カフェのオーナーのIさんだった。
 雑多に並べられた「お弁当」の片隅に、野球のベースのような五角形のかたちをしたお弁当が置かれていて、その真ん中に、灰色というか銀色をした大きな肉のかたまりのような煮物が盛られている。わたしはそれは「魚の煮物」だと思い、Iさんに「あのお弁当は?」と聞くのだが、Iさんは「アレは猫の肉だよ」と答えるのだった。わたしはびっくりして、怖気づいてしまう。
 夢はそのあともつづいたのだけれども、しっかり覚えているのは、その「猫のお弁当」のところだけだ。

 今日もまた暑い。毎朝出会うスズメたちにも、この朝はまるで出会うことはなかった。帰り道、「野良ネコ通り」でもネコの姿は見られない。この「野良ネコ通り」でネコの姿を見たのは、写真の記録とかをみると6月10日がさいごのようだ。もう3週間近くもネコたちの姿を見ていない。まさか駆除されてしまったのかと、ちょっと心配になり始めた(まさか「お弁当」に?)。

 仕事を終えた帰り、勤務先近くの駅のそばのロビーで、いろんな駄菓子屋的なグッズを売るイベントをやっていたのだが、その会場をチラッと見て歩くと、風呂とかに浮かべるビニール製の「あひる」の玩具が売られていて、かわいいので(安いので)ついつい買ってしまった。

     

 やはり「あひる」だから、名前は「のりたま」がいいだろうか。もう一羽は「たらこ」にしようか。こうやって、わたしの部屋に2羽のあひるにいてもらうと、多少なりと涼しくなるような気がする。

 それでウチに戻ったとき、ウチのドアの前に「燃えないゴミ」用の麻袋がドサッと置かれていた。
 昨日の電話でのやり取りで、市の「クリーンセンター」が「これで文句ないだろ!」って感じで置いて行ったみたいだ。まあ問題はわたし一人のスペシャルな「ゴミ出し対応」はこれからもつづくわけだし、こういうことがいつ、(今回のように)不意にストップしてしまうかわからないということだけれども、とりあえずは今の段階で、わたしが「燃えないゴミ」を出せないというわけでもなく、今はこの状態を受け入れるしかないだろうか。

 この日は通勤電車の中で、パトリシア・ハイスミスの『世界の終わりの物語』を読んでいたのだけれども、さいごの短篇「バック・ジョーンズ大統領の愛国心」を電車の中で読んでいて、またまた「プフッ!」と吹き出してしまい、笑いを抑えるのに苦労してしまった。ヤバい。
 『世界の終わりの物語』も読み終えてしまったので、明日からは、先日買った鈴村和成の『ランボーとアフリカの8枚の写真』を読もうと思う。こんな暑いときには、精神的に「アフリカ」へ亡命するのもいいだろうと。