2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧
今日は、朝起きてから夜寝るまで、一歩も外に出なかった。だからどんな天気だったのかもよくわからない(窓から陽が射していたようには思うが)。昨日よりは暖かかった印象でもあるけれども、やはり「温暖」という感じでもなかった。 ほんとうは朝に「コーネ…
昨日よりは暖かいが、やはりこの季節としては寒いと思う。これからしばらく、あまりいい天候にはならないような予報だった。 MDのコンポがすっかりダメになったみたい。チューナーでラジオは聴けて、MDの再生は出来るのだけれども、CDやカセットテープ…
寒い。暖房を入れたくなるほどの寒さだ。今日は『ギュスターヴ・モロー展』を観に行こうとは思っていたのだが、今週は映画も観たし、昨日まで3つも展覧会を観たりしているし、財布も軽くなってしまったし、やはり外は寒そうだし、けっきょく家でゴロゴロし…
町の「猫ショップ」に置いてあるような立体のネコ人形とか、八代亜紀の絵画作品とかもあって、あと、申し訳程度にビアズリーとかの海外作家の作品も展示されていたのだけれども、ま、わたし的にはそういうのはどうでもよくって、やはりこの展覧会は「浮世絵…
ラファエル前派連中の作品は日本でも人気があり、けっこうしょっちゅう「ラファエル前派展」なるものが開催されている印象がある。それで今回の展覧会の特色は、そんなラファエル前派の画家たちを支援した批評家のジョン・ラスキンの生誕200年に合わせた…
いよいよ明日から10連休が始まり、つまり今日の仕事も午前中で終わるから、今日の午後から10.5連休が始まったという気分。今日は仕事のあと、東京駅のそばの「三菱一号館美術館」(「三菱」は嫌いな企業なのだけれども)で開催されている『ラファエル前派の…
かつてわたしの主宰したイヴェント"crosstalk"に参加していただいていたTさんが、つい先ごろTwitterを始められたようで、わたしのことも見つけてくれてフォローしてくれた。今日になって、Tさんと交流のあったSさんからTwitterでメッセージをもらい、連休…
ウィスキーには、旨いのでチビチビ飲んで満足できるものと、「これはつまりアルコールだよな」と、ついつい飲みすぎてしまうものとがあることがわかった(今頃わかったのかよ!)。それはもちろん、あらゆる意味で前者の方が望ましいことはわかりきったこと…
クリムトの作品は美しい。クリムトの父は金工師、彫板師であり、クリムトの弟のエルンストも工芸彫刻師となり、クリムト自身もウィーンの工芸学校で学んだところから、彼の作品には工芸的な要素と絵画的要素が融合され、その後期には<金>という<色彩>を…
今日から上野の都美術館で『クリムト展』が始まる。別に初日を待ちかねて、いさんで駆けつけるというわけではないが、この日は、この展覧会の監修者のベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館の学芸員の方の「クリムト:その人生と芸術」と題された講演会がある…
ゴダール、88歳の最新作。ゴダールよりも半年ほど年上のクリント・イーストウッドも先日すばらしい新作が公開されたし、そのイーストウッドよりさらに半年ほど年上のフレデリック・ワイズマンもまた、精力的に撮りつづけている。ワイズマンの近作をしばら…
あと一週間、この金曜日まで仕事に出れば10連休が始まる。あまり何をするとかいう予定を決めているわけでもないけれども、それは10連休はうれしい。決めてないとはいえ、やりたいことはある。 プリンターのインクカートリッジが「空」になったという表示…
グスタフ・クリムト―1862ー1918 女性の姿をした世界作者: グスタフ・クリムト,ゴットフリート・フリードゥル出版社/メーカー: タッシェン・ジャパン発売日: 2003メディア: 単行本この商品を含むブログを見る この本の出版元は「TASCHEN」。著者のゴットフリ…
昨日から、となり駅の映画館でゴダールの新作『イメージの本』の上映が始まっている。これが日本での封切り上映で、関東ではあと先日『マイ・ブックショップ』を観た銀座の「シネスイッチ銀座」との2館だけ。ま、いってみれば「最先鋒」を行く映画館が、わ…
今日は土曜で休日。なんだか、気分的に大連休が始まってしまったような感じがするのだが、まだそれは一週間先のこと。でも窓の外は青空で、陽気もおだやか。ふっと、どこかへ出かけたくなるような陽気。 それで、このところ気になっているところの、ウチの駅…
舞台は1950年代の終わり、イギリスの海岸沿いの小さな田舎町で、戦争未亡人のヒロインが、ひとりで本屋を始めるという話。時代はちょうどナボコフの『ロリータ』が発売され、ちょっとした騒動になった時期。そんなことも映画では描かれているらしい。‥‥…
今日は仕事のあとに映画『マイ・ブックショップ』を観に行く。映画館は銀座で、ちょうどいい上映会は12時25分からの回。映画を観る前に昼食をとることを考えたらちょっと忙しい。いつものように大手町から銀座までてくてくと歩くようなのんきなことはや…
報道の脳死(新潮新書)作者: 烏賀陽弘道出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/10/19メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 現在の安倍政権のファシズムを思わせる暴走ぶりに対して、報道機関がほぼ無力であることはさかんにいわれていることだとは…
安物の酒をグイグイ飲むことをやめ、ちょっといい酒をチビチビと飲むことに路線変更した。酒自体は前よりずっと値が張るわけだけれども、飲む量が減ればけっきょく経済的にプラスになるし、そもそも健康にもよろしいし、何よりも酒自体が「旨い!」という歓…
朝、飯田橋の駅から職場まで、外濠沿いの道を歩くと、ハト、カラス、そしてスズメなどの鳥が歩道に出てきてエサを漁っている姿を目にする。カラスはゴミ袋を破いてゴミを散乱させるので迷惑がられるけれども、ハトやスズメは穏健である。特にスズメは見た目…
美術館学芸員という仕事 (仕事シリーズ)作者: 日比野秀男出版社/メーカー: ぺりかん社発売日: 1994/02メディア: ペーパーバック クリック: 16回この商品を含むブログ (2件) を見る わたしがこの本に興味を持ったのは、現在の多くの美術館での現代美術の展示…
勤め先の都心でも、我が家の近所でも、今年の桜はほぼ散ってしまった。ただ、仕事からの帰りの車窓から外を見ていると、となり駅から自宅駅に来る途中、線路から小さな川がみえ、その川沿いに桜並木がつづいているのがみえる。その桜並木はちょっと開花も遅…
朝、出勤時間でドアを開けて外に出ると、雨が降っていた。たしかに朝目覚めたときから外からぽたぽたと、雨だれの音が聞こえていたのだった。雨といっても先週の「冷たい雨」ではなく、春らしい雨という感じ。 仕事を終えて帰宅し、昨日のコンサートで受け取…
カーテンコールのときの舞台。 これは「東京・春・音楽祭2019」、「東京春祭 合唱の芸術シリーズ vol.6」という催しの最終日の演目。先に書いたように、わたしはこの『グレの歌』という曲が大好きである。シェーンベルクの音楽は、のちの無調音楽、12音音…
さて今日は、上野の東京文化会館へ行く。シェーンベルクの『グレの歌』を聴きに行く、というか、体験しに行く。 わたしはクラシック音楽のファンというわけではなく、むしろベートーヴェンもブラームスもモーツァルトもまるで聴いたことのない、一般常識の欠…
今の住まいに越してきたのは、2年前の4月12日。昨日で2年が経った。とにかくは東京へ手軽に出られるようになったし、帰りの時間を心配することもない。出かけるときに時刻表を見て家を出るということもなく(前のローカル線は昼は1時間に1本しか電車…
早朝(4時50分だ)に家を出るとき、かなり空が明るくなった。 実は朝に家を出るとき、まだまだ部屋の明かりを消すと真っ暗で、そんな暗闇の中にニェネントを置いていくことがなんだかかわいそうで、いつもキッチンの明かりだけはつけたまま家を出ているの…
ロリータ (新潮文庫)作者: ウラジーミルナボコフ,Vladimir Nabokov,若島正出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/10/30メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 941回この商品を含むブログ (320件) を見る 『ロリータ』を読むのは、これでせいぜい三回目。さいし…
『ロリータ』を読み終えた。感想は別に書く。次はやはり『淡い焔』を読もう。可能ならこの新しい森慎一郎訳と、古い(つまり『青白い炎』の)富士川義之訳とを続けて読んでみたい。富士川義之訳には誤訳が多いと聞くけれども、どうなんだろう(ま、誤訳がど…
今は通勤時間にナボコフの『ロリータ』を読んでいる。何度も読んでいると思っていたが、おそらくまだ3度目ぐらいだし、大きなストーリーの流れ以外はもうおぼえているわけでもない。もうじき読み終えるのだが、次は『淡い焔』(『青白い炎』の新訳)を読も…