ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-04-10(Wed)

 今は通勤時間にナボコフの『ロリータ』を読んでいる。何度も読んでいると思っていたが、おそらくまだ3度目ぐらいだし、大きなストーリーの流れ以外はもうおぼえているわけでもない。もうじき読み終えるのだが、次は『淡い焔』(『青白い炎』の新訳)を読もうかと思う。そしてやはりナボコフは面白いわけで、以前図書館から借りて二度ほど読んだ『プニン』もまた読みたくなるというか、『プニン』の本は手元に置いておきたく思い、Amazonでちょっと安く購入して、先日到着した。
 この本は昔新潮社から出された翻訳の再刊なのだけれども、出している文遊社という出版社の本は美しい本が多く、この本もまた美しい。

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 ナボコフのたいていの作品は読んだけれども、あと、晩年の『透明な対象』と『道化師をごらん!』(今は『見てごらん道化師を!』というタイトルか)とを読んでいないことは確か。そのうちに買おうかと思うのだった。

 今日は雨。そして天気予報通りに寒い。風邪もほぼ治って、今はぶり返さないように用心しているから今日の外界の寒空も乗り切ったけれども、ぼ~っとしていたらまた風邪をひくような天候。ニュースでは青梅や八王子では雪になったといっていた。自分が風邪だったせいか、4月になってから今まで、春らしい暖かい日もあまりなかったような気がする。天気がいいと思ったら風が強かったり。というか、このところずっと、「逆流性食道炎」から「網膜下出血」、そして「感冒」と、健康状態がまるで芳しくなく、これでは「春」の到来を感じ取れなくても仕方がないことだと思う。道沿いに咲く野草の花は、充分に春を喜んでいるのだが。

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