ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2026-08-24(Mon)

 きのう23日の早朝というか真夜中、「震度5弱」というけっこう大きな地震に見舞われた。ベッドで寝ていたわたしは揺れで目覚めて「ああ、ついにきたか」とも思ったのだが、このまま2階が崩れてきたらベッドと崩壊してきた天井とにはさまれて、死ななかったとしたら身動きが取れなくなってしまうと考えてしまった。それで寝たままベッドから転がって、ベッドの横に身を横たえた。
 それ以上揺れは大きくならないようで「ああ、収まったかな?」と思ったときに、ベッドで寝ているときに枕元に置いてあったスマホがけたたましく「地震です!地震です!」と警報を叫びはじめたのだった。おそらく揺れはじめから5秒以上経っていたのではないかと思ったが、そのタイムラグでは「警報」としての役には立っていないのではないかと思った。そのときの時刻はちょうど午前2時で、まさに「丑三つどき」ではあった。
 揺れも収まったのでわたしはまたベッドにもどってぐっすりと寝てしまったが、目覚めてからニュースなど見ると、関東のかなり広い範囲で震度5弱が記録されたようだった。震源地はやはり茨城県の南西部で、地図で見た感じでウチから10キロぐらいのところではないかと思った。震源地に近いので揺れのくるのも早かったのだろう。SNSとかを見ると、「地震警報」で起こされたという人も多かったのだ。とにかくは、地震での大きな被害がなかったようなのは何よりだった(あとで、屋内で転んでケガをした人がいたとかの報道はあったが)。

 土曜日の午前中は高校野球の決勝戦、群馬の高崎健康福祉大学高崎高等学校(健大高崎)と和歌山の智辯和歌山との対戦になり、わたしもじっくり見てしまった。準決勝では健大高崎は熊本の有明高校に1-0でサヨナラ勝ちしたし、智辯和歌山は織田投手のいる横浜高校を打ち崩して勝ったのだった。これまでの5試合で2失点しかしていない健大高崎、そしてガンガン打ちまくり大差で勝ち上がってきた智辯和歌山、興味深い対戦ではあった。
 試合はまず智辯和歌山が2点を先取し、健大高崎が1点を取って追う。けっこう緊迫した好ゲームだったが、8回に健大高崎が2点取って逆転した。「面白いではないか」と見ていたが、その8回裏に智辯和歌山は2,3塁からスクイズで同点とし、そのあとはバッテリーのサインミスで暴投となり、4-3で智辯和歌山の勝利となったのであった。健大高崎は残念だった。

 8月も下旬となってからけっこう暑くなってきたようで、32℃、33℃と少しずつ気温も上がってきて、この24日には34℃までになった。
 今日は月曜日なので「ふるさと公園」へと歩いたが、まだ朝の9時半ぐらいではそこまでに暑くはなく、日陰では気もちいい風が吹いていた。そしてこの日はずいぶんとアゲハチョウと出会う日で、公園に着くまでに4羽ぐらいのアゲハチョウに出会った。ただアゲハチョウを見かけたというのではなく、どのアゲハチョウもわたしのすぐ近くで飛び回る。写真を撮りたかったが、チョウの動きが早すぎて無理だった。

 「ふるさと公園」の池の水位は先週よりもまた下がっていて、先週おじさんがコブハクチョウにエサをあげていた場所にはもう、コブハクチョウは入ってこれなくなってしまっていた。
 それでこの日は「ふるさと公園」の向こう岸、手賀沼のはじっこのところにコブハクチョウの姿があった。よく見ると、ちょっと離れたところにもう1羽のコブハクチョウも泳いでいた。

     

     

 あとこの日は、公園の中の小さな池で子ガメが泳いでいるところを見れた。このカメは「アカミミガメ」なわけだが、写真を見るとミミに当たるところがもう赤くなっているのがわかった。

     

 さて、今年はBeatlesの「Rubber Soul」発売から60周年ということで(正確には「Rubber Soul」のリリースは1965年12月ではあるが)、ネットにそのことを記念したコラムなどがアップされていた(記念のボックスセットなどがリリースされるらしい)。
 それを読んでいると、やはり「Rubber Soul」も相当イイよねと思えて(わたし的にはBeatlesのベストは「Revolver」なのだが)、配信サーヴィスで「Rubber Soul」を聴いた。久々に聴いてみると、このあとにはあまり聴かれなくなるジョンとポールのデュエットがけっこう聴けるし、そういうときのポールのヴォーカルがけっこうぶっ飛んでいて素晴らしい(オープニングの「Drive My Car」とか)。たしかに全体に「Revolver」以降の「サイケデリック風味」の前の、まろやかなBeatles Soundが聴けるわけで、「Revolver」以降とはまた別の良さがあるなあと思うのだった(「Michelle」とか「Girl」はやはり好みではないが)。
 そうするとそのあとは「配信サーヴィス」でほかにどんな曲が聴けるのか、チェックがてらいろいろと聴いてしまうのだった。特にやはり、CD化されていないような音源は聴けなかったりするのだけれども、意外とそういうレアな音源も例外的に聴けたりするのである。
 

2026-08-22(Sat)

 ずっと使ってきたノートパソコンがボロボロになってしまい、使いにくくなった。機能的には問題はないのだが、ハード的にキーボードのひとつのキーの上のプラスティック部分が取れてしまい、これがどうやっても修理復旧ができないのだ。今はそのプラスティックのキーが取れた状態で、その下のゴムのペコペコした部分を押してごまかしているが、実に使いにくい。
 それで「やはりこの際買い替えようか」と考えることになった。今のノートパソコンを買ったのは7年前の3月のことだから、まあ充分に使っただろうか。買ったのは秋葉原の駅の近くの中古パソコン販売店だったので、また秋葉原へ行って買おうかと考えていたのだが、ふと「Amazonで売られていないだろうか?」と検索したら、い~っぱい出てきたのだった。いちおう「整備済み品」と書かれていたし、調べるとAmazonの中古パソコンは保証もしっかりしていて評判がいいようだった。もちろん価格も安いし、「今回はAmazonで買おうか」と思うことになった。

 Amazonに登録してあるクレジットカードで素直に買ってもいいのだが、ギフトカードで支払うことにしてギフトカードを買えば、ある種のチェーン店ならば、1パーセントだがそのチェーン店独自のポイントがつくわけで、わたしはもうずっと、Amazonでの買い物にはまずギフトカードを買って使っている。
 そういうわけで先日、ギフトカードを買うために「ふるさと公園」を出たところにあるドラッグストアへ行くのだった(このドラッグストアなら、ギフトカードを買っても他の商品と同じくポイントがつくのだ)。

 それで月曜日につづいて「ふるさと公園」に行くことにした。
 この日の「ふるさと公園」は水が引き、先日の豪雨の前よりも水位は低くなっている印象だった。そして公園のはずれの池のほとりで、おじさんがコブハクチョウに餌付けしているのを目にした。思いがけず、コブハクチョウは2羽の姿が見られた。コブハクチョウが2羽いるのを見るのは何ヶ月ぶりだろう。4月のはじめに2羽で巣づくりしているのを見て以来のことだ。
 しかし、偶然このおじさんがエサを撒いているときに2羽のコブハクチョウが来ていたのか、おじさんが1羽のコブハクチョウにエサを与えていると、もう1羽のコブハクチョウが(超能力で?)寄ってきたものなのか、どうなんだろう。
 ひとこと書いておけば、コブハクチョウは「外来種」で、特にこの手賀沼周辺では稲への食害も問題になっているし、他の鳥類や植物など環境に影響を与える可能性も言われている。そういうことで、コブハクチョウにエサを与える行為は「問題なし」とは言えないだろう。

     

 先日見た毒キノコの「オオシロカラカサタケ」は前の場所からは姿を消していたが(誰かが刈り取ったのかな?)、この日は日陰でもない草むらの中から、いくつか成長していたようだった。

     

 目指すドラッグストアでギフトカードを買い、そのあと駅前のスーパーに立ち寄ると、ちょうどひとりで食べられそうな小さなスイカが、なんと180円(税抜き)で売られていたもので、買って帰った。180円だから、「とても食べられない」ものであったとしてもかまわない。

     

 さて、アメリカのトランプはその「狂気」ぶりを加速させていて、ついには国際刑事裁判所(ICC)を「米国の国益を損ない米国人にとって脅威になる」との理由でその解体を公言し、ICCの赤根所長らに経済制裁を取るという。これは「法の支配」への侮蔑であり、ヨーロッパ諸国は抗議の声をあげているのだが、日本の高市は「残念」というにとどまり、その弱腰な対アメリカ姿勢への批判を呼んでいる。ましてや赤根所長は日本人ではあるし。
 またトランプは、北朝鮮の金正恩総書記との「非常に良好な」関係を理由に韓国との合同演習を縮小させ、「米朝会談」への意欲を語ったのだった。
 けっきょくトランプの目指すのは北朝鮮のような「全体主義国家」であり、「金正恩のようになりたい」ということを露骨にあらわしたわけだろう。ニュース解説では、イランで敗北したトランプがその巻き返しのために「米朝会談」などと言い出したのだろうというが、トランプのアメリカがあの北朝鮮と友好関係を結んだとして、そのことを誰が評価するだろうか。まさかトランプが今の北朝鮮を「非核化」できるわけもなく、逆に北朝鮮を「援助」しちゃうのではないのか。
 「世界平和を実現できるのはトランプだけ」とのたまった高市はこの事態をどう思うのか。例えばじっさいにトランプが金正恩との会談を実現するのなら、「トランプさん、<拉致問題>の解決に向けて金総書記に何か言ってくださいよ」ぐらいのことは言えばいい。
 

2026-08-18(Tue)

 この日は我孫子駅前の銀行に用があって行き、帰りにショッピングプラザに立ち寄って買い物をした。この日も空に夏っぽい白い雲は出ていたが、雨は降りそうにはなく、ちょっと暑い日になった。

     

 銀行へ行く途中、草むらに咲く花にとまっている蝶を見つけて、写真に撮った。帰宅して調べたが、この蝶は「ツマグロヒョウモン」という蝶で、写真に撮ったのは雌だった。

     

 ツマグロヒョウモンは以前はもっと南の地域にしか見られなかったそうだが、40年ぐらい前から関東でも観察されるようになり、今では東北でも見かけられるそうだ。やはり温暖化の影響なのだろうか。
 それで、ネットで見たこの蝶の幼虫、つまりイモムシがヴィジュアル的になかなかのヘビメタで、黒い胴体から無数のオレンジ色のトゲトゲが生えているのだ。カッコいい。いちど動く現物を見てみたいな。

 その近くで、わたしの前でバッタがピョンと跳ねた。草の上に着地したところを見つけたが、このバッタは「ショウジョウバッタ」だろう。
 写真を撮ったが、擬態しているというか、草むらの中でどこにバッタがいるのかちょっと見にはわからない。ここでクイズです。さあ、ショウジョウバッタはどこにいるでしょうか?

     

 銀行で用を済ませ、ショッピングプラザへ行く途中の公園で、きれいな声で鳴く鳥の鳴き声がすぐ近くから聞こえてきた。探すと、目の前の木の枝にその鳥がとまっていた。しきりに「ピ~ヨ、ピ~ヨ」というように鳴いている。これも写真に撮ったけれども、逆光で黒いシルエットみたいになってしまった。でも、尾のかたちとか、そしてその鳴き声からも、この鳥は「ヒヨドリ」だろう。

     

 ショッピングプラザのあたりは、先日の豪雨で床上浸水までの被害の出たところと思っていたのだが、プラザのあたりに浸水した形跡は皆無だった。浸水被害の出たというのは、もっと東の方なのだろう。
 プラザの1階のスーパーで、最近いいかげん焦げ付いてばかりになったフライパンを買い替えようと、新しいフライパンを探した。思いがけず、このスーパーで売られていたフライパンは他の店に比べてずっと安いようだった。迷わずいちばん安いのを選ぶ。
 食品売り場では、安い紙パック入りの赤ワイン(1.8リットルのデカいヤツ)を買った。どうも最近酒を飲みたくなって買って飲んでも気分が悪くなることも多いし、そもそも今の健康状態であまり酒を飲むのはよろしくはない。そんななかで、先日安い赤ワインを買ったらすんなりけっこう美味しく飲めたし、気のせいか健康にもいいような気がしたのだった。それでこれからは安い赤ワインで行こうと思っているのだった。

 2階には衣料品もこのスーパーのブランド品みたいなのがけっこう安く売られていて、たいていいつも衣料品はこのスーパーで買っていたので、ちょっと見てみようと上がってみた。ところが店内のレイアウトが変わってしまっていて、女性用の衣料品はあるのだが、男性用は値の張るブランド品売り場、あとは肌着売り場しか見つからない。店の人に聞いてみたら、なんと今は男性用の衣料品は置いていないのだということだった。
 このスーパーも以後は食品スーパー路線になるということは以前に読んだ記憶もあり、「そうか、それが現実になったのか」と、ちょっとショックだった。ふむ、これから衣料品はどこで買おうか。いつも行く北のスーパーをもうちょっと北に行くと「ファッションしまむら」があるはず。まだいちども行ってみたことはないのだが、いずれ一度行ってみよう。

 駅のそばのJR線沿いに、まさに「アンダーパス」があって、このアンダーパスは先週の豪雨でみごとに冠水し、テレビの報道でもここの映像が何度も流されたものだった。こうやって見ても、まさにJRをくぐるところで下り坂になり、その先でまた上り坂になっているのがわかる。道の右側に「冠水情報板」というのがあるのがわかる。これは先週の豪雨の前からあったのだろうか?

     

 さて、この日は「高校野球」でいちばん面白いという「準々決勝」の4試合が行われる日で、わたしもそれなりに気にはしていたのだが、さいしょの3試合は意外な一方的展開のゲームになっていて、けっこう大差がついてしまったようだった。
 それで第4試合の「有明(熊本)vs.健大高崎(群馬)」はテレビの前でちゃんと見ていたが、これがずっと「0-0」で進行する、緊張する好ゲームだった。
 有明は震災地の熊本からの代表。初出場でベスト8に上がってきたチームで、おそらくは日本中の声援があったことだろう。
 ゲームは9回を終えても「0-0」で、ついにタイブレークになだれ込んだ。先攻の有明が10回表のチャンスを逃して0点で終わったあと、健大高崎は1アウト2,3塁からセカンドへの打球。セカンドはホームに返球するが、ほんのわずかランナーが早く、健大高崎が「1-0」でサヨナラ勝ち、だったのだ。
 いやあ、熱戦だったなあ。解説の人が有明を「敗因のない敗戦」と語ったが、いいことを言ったな。
 ま、やっぱり、織田くんというすっげえピッチャーのいる横浜が優勝するのだろうか。
 

『裸の銃を持つ男』(1988) デヴィッド・ザッカー:監督

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  • レスリー・ニールセン
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 もともとは、1982年からテレビ放映されていた『フライング・コップ 知能指数0分署』を映画化したものだということだが、この映画版では主人公のフランク・ドレピン警部をレスリー・ニールセンが演ずることになり、これがまさに「適役!」で、大ヒットの要因になっていたと思う。わたしもしっかりとこの映画を楽しみ、大笑いしてしまったが。

 レスリー・ニールセンはこの前には『禁断の惑星』(1956)や『ポセイドン・アドベンチャー』(1972)などのシリアスな映画に出演していたが、1980年に『フライングハイ』に出演してコメディに目覚め、『フライングハイ』と同じ製作陣による、この『裸の銃を持つ男』で見事主役を演じ、以後はコメディ役者として活躍することになるのだ。日本でも『裸の銃を持つ男』でのレスリー・ニールセンのイメージは強烈で、以後日本で公開されたニールセン出演作品のほとんどは『裸の‥‥』『‥‥を持つ男』という邦題が付けられるようになったのだ。来日時には『志村けんのだいじょうぶだぁ』にも出演していたそうだ(ちなみに、『裸の銃を持つ男』出演時にレスリー・ニールセンは62歳になっていた)。
 この映画を観た感じでは彼はサイレント映画的なポーカー・フェイスでまじめに「悪ふざけ」を演じ、時に「寄り目」をして倒れるなどの、やはりサイレント映画的演技をやっていると思う。

 この『裸の銃を持つ男』だが、やはりその面白さは過剰なまでの「ギャグ」のてんこ盛り、というところにあるのだろうか。よくこの映画の紹介に「10秒に1度のギャグ!」などと書かれているが、ギャグをたたみかけてくるところでは、「10秒に1度」どころではないと思った。「あ!このギャグは面白くないな!」と思っても、そのすぐあとには次のギャグが攻めてくる。別にストーリーに細かい仕掛けがあるわけではなく、どこまでもその場その場のギャグの攻撃、という演出姿勢ではある(ただ、しょ~もない下ネタはけっこうある)。
 例えば「モンティ・パイソン」的なところがないわけではないが、「モンティ・パイソン」のようにその笑いにカウンター・カルチャー的なバックボーンがあるわけではなく、ただひたすら潔くも「笑い」だけを目指すのだ。
 実はわたしはこの映画のDVDジャケットなどを見て、「レスリー・ニールセンってトランプに似てない?」などと思ってしまったもので、この映画でもレスリー・ニールセンに「トランプ的狂気」をちょびっと期待していたのだが、あにはからず、この映画でのレスリー・ニールセン(=ドレピン警部)は、その行動の結果として大爆笑をまき起こすことにはなるが、ドレピン警部自身はきわめて仕事熱心でマジメな人物であり、「狂気」とは程遠いのであった。そしてレスリー・ニールセン自身、(映画とは関係ないが)強い「民主党支持者」であったとのことだ。

 ストーリーは、ドレピン警部がロサンゼルスを訪れたエリザベス女王の暗殺計画を阻止するということで、ラストにはエンゼルス・スタジアムでのエンゼルスの試合を観戦するエリザベス女王をめぐってのドレピン警部の活躍、ということになるのだ。
 ここで「エリザベス女王」を演じているおばさん(ジャネット・チャールズという人)、エリザベス女王のそっくりさんということで、この時代いろんなコメディ映画に出演されているみたいだけれども、そんなにエリザベス女王に似てるかね?って感じだ。ま、「コミカルな演技も厭いませんよ」ということで需要があったのか。
 あと、ドレピン警部の恋人(?)になってしまうヒロインの役で、プリシラ・プレスリーが登場しているが、映画のなかで梯子段をのぼるプリシラをドレピン警部が下から覗き、「すばらしいビーバーですね」と語るところがあり、そこでプリシラは「でしょ~!」と言って梯子の上からビーバーの剥製を取り出すのだけれども、見ていたわたしは「こりゃ何かの下ネタだな?」と思って「ビーバー」について調べて解明し、ひとつ勉強になったのだった。

 この映画はヒットして批評的にも好評で、このあと第2作、第3作がつくられたし、去年にはリーアム・ニーソン主演でリブート版が公開され、これも評判が良かったみたいだ。わたしもそのうちに観てみよう。
 

2026-08-17(Mon)

 今日は月曜日で、毎週のように「ふるさと公園」へのお散歩。先週の豪雨のあと初めての「ふるさと公園」行きになる。手賀沼沿いのもっと東、我孫子駅の南にある手賀沼公園では、手賀沼の水位が上がって公園にも水があふれてしまい、しばらくは公園も立ち入り禁止になったようだけれども、「ふるさと公園」はどうだったのだろうか。

 ウチから「ふるさと公園」へ行く道の途中には、JRの下をくぐる「アンダーパス」といってもいい道があるのだけれども、このアンダーパスはそこだけ窪地なわけではなく、ずっと手賀沼に向けての坂道になっているから、「水没」などという事態にはならないのである。

     

 豪雨のあとのせいなのか、この日の「ふるさと公園」に野鳥の姿はまるで見られなかった。先週来たときには、久しぶりにコブハクチョウが泳いでいる姿も見られたのだけれども(下の写真は先週撮ったもの)。

     

 公園の池の水位はいつもと変わらず、豪雨の影響はないように見えたが、遊歩道ぎわには前にはなかった枯れ草の束がかぶさっていた。これが先日の豪雨のなごりで、この高さまで水位が上がっていたのだろう。

     

 公園を出て桜並木の遊歩道を歩くと、白いキノコがニョキニョキと生育していた。特にベンチの下とかの陽の当たらないところでは、キノコの傘もみごとに開いていたのだった。このキノコは見たことがなかったので調べてみると、猛毒を持つ「オオシロカラカサタケ」というヤツだという。死亡報告はないらしいが、ヤバいヤバい(キノコや野草など食べないけれども)。

     

 さてさて、世界を見るとアメリカはドナルド・トランプという「猛毒キノコ」が国を支配しているのだが、予想していた通りイランとの交渉もうまく行かず、簡単には解決も見通せない。「無能」である。
 そして日本のトップもまた「猛毒キノコ」ではあるのだ。さすがに先日「寝てない」とかアピールしたあとに支持率は急降下したかに見えたが、このところ信者らの猛反撃、そしておそらくは「スマホ農場」の活用などによって、Yahoo!ニュースなどでは「反高市」的な書き込みに対して、毒キノコの毒がまわったがごとき攻撃が目につくようになった。

 熊本地震のときの「首相視察」も酷いものだったが、おとといの8月15日は終戦の日で、「全国戦没者追悼式」で高市首相もスピーチを行った。それが「戦争の惨禍を、二度と繰り返させない。この決然たる誓いを世代を超えて継承し、貫いてまいります」というもので、去年石破茂前首相が13年ぶりに復活させた「反省」や「不戦に対する誓い」という言葉は使わなかったのだった。
 そもそも「繰り返させない」ということは反省とは程遠い「対外的」な発言で、「おまえらが戦争を起こそうとするならば力ずくでも止めてやる」というニュアンスかと思える。そこにはかつて大戦を起こした国としての「反省」は読み取れない。なぜ例年の「繰り返さない」ではなく「繰り返させない」としたのか。
 高市氏は以前(かなり昔)、「(大戦は)わたしの生まれる前のことであり、反省などしようがない」と語ったことがある(そう語る映像も残っている)。まあ今は彼女も日本の首相になっているわけで、考えも改めていることを期待したいが、そ~んなことはないようだ。
 こういう、「自分の生まれる前のことは反省しようがない」というのは「生まれる前のことは知らない」と同義ではないかと思うが、このような考えがが通用するなら、なぜわたしたちは「歴史」を学ぶのか。特に「現代史」は、「なぜ今の世界はこうなってしまっているのか」ということを学ぶことではないのか。政治家であればこのあたりにはシビアであるべきだろう。単に「そのとき生まれてなかった」という考えはリーダーたる人物は持つべきではない。「反省」という言葉には多義的な意味合いがある。
 

『ザ・ビーチ』(2000) ダニー・ボイル:監督

ザ・ビーチ-特別編- [DVD]

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  • レオナルド・ディカプリオ
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 もうじきに「Amazon Prime Video」での無料配信が終わってしまう、ということで観た映画。とりわけて興味があったわけではなく、出演者の中にティルダ・スウィントンとヴィルジニー・ルドワイヤンの名前を見つけたもので観た作品。監督がダニー・ボイルだったということも、「けっこう面白いかもしれない」という期待を抱いてしまった原因だっただろうか(別に好きな監督ではないが)。そして、レオナルド・ディカプリオが、大大ヒットした『タイタニック』の次に出演を決めたのがこの映画だということ。

 いちおう主人公はタイで一人旅をしていたリチャード(レオナルド・ディカプリオ)という青年で、リチャードは「タイ」という西欧文明からかけ離れた地で「生き方を変えるような」体験をしたいと思っている。それが宿泊していた安宿の隣室の男から、「文明に侵されていない、ユートピアのように美しい島」の話を聞くが、その隣室の男はアバウトな地図だけを残して自死してしまう。
 リチャードは歓楽地で知り合ったフランスからのカップル、フランソワーズとエティエンヌ(ヴィルジニー・ルドワイヤン)に声をかけ、3人いっしょにその島を目指すのだった。
 ‥‥って、隣室の男の残した地図は意外と正確で、3人はその島にたどり着くのだが、まずその島には大麻の栽培地(畑)があり、武装した島民が見張りをしていたのだった。
 何とか西欧から来たらしいアフリカ系の男に救われた3人は、島の奥地で共同生活を営む連中のところに連れて行かれる。その集落のリーダー的存在はサル(ティルダ・スウィントン)という女性だった。3人はしばらく外界から隔離されたそのコミューンで生活し、エティエンヌもリチャードの彼女になるのだった。
 しかしリチャードは島にくる前に、島の地図のコピーを大麻目当ての見知らぬ連中に渡していたのだった。ヤバい!

 海岸も風景も美しい、まさにユートピアのような場所だったわけだが、それまで一人旅をしてきたリチャードは、なぜ島のことを複数の人間にしゃべり、3人で島に向かうのか、よくわからない。
 そしてその共同体のなかで、サルという女性はどのような考えを持っているのか、島に何を期待しているのか、まるでわからない。わたしとしてはティルダ・スウィントンが出ていることもあって観た映画だっただけに、非常に残念だった。
 あとヤバいと思ったのは、歓楽街であれ島であれ、背景に登場するタイ人の描き方が、はっきり言ってあまりに差別的なのではないだろうか。
 ロケ撮影されたのはタイのピピ・レイ島というところだったそうだが、この映画の撮影以前から観光開発による環境破壊が危惧されていた地域だったという。映画撮影にあたって、映画会社(20世紀フォックスは島を「楽園らしく」するためにブルドーザーで整地し、ココナツの木や草を伐採して「ビーチ」を拡げた。タイ当局とフォックスとの折衝で、撮影後に「ビーチ」は現状回復措置が取られたが、環境保護主義者らは「生態系へのダメージは永久的なものだ」と訴訟を起こしたし、撮影後の原状回復もかなりずさんなものだったという。
 おまけにこの映画のせいで観光客が大幅に増加し、湾や近隣のサンゴ礁に環境被害が生じた。結果としてタイ当局は2018年、「ビーチ」を閉鎖したのだった。

 映画の内容も深みが感じられなかったし、「ハリウッドは今でもこ~んな映画のつくり方をやっているのか!」と、あきれさせられる映画だったと思う。ただ、アンジェロ・バダラメンティの音楽は良かったし、ダリウス・コンジの撮影は素晴らしかった。
 

2026-08-15(Sat)

 この日は朝の8時から、近くの内科クリニックで市の健康診断を受けたのだった。朝早いのは朝食を抜いての検査になるからで、今回は身長・体重の測定、そして血圧測定、心電図検査と血液検査、それにプラスして「頸動脈超音波検査」というのをやるのだ。
 家を出て、クリニックの前で空を見上げると、この日も雲が空の半分ほどを塞いでいたけれども、分厚い雲ではなく陽の光が雲を透かして明るく照っていた。天気予報ではこの日はもう雨やカミナリの心配はないみたいだ。

     

 クリニックには先に2人の方が来られていたが、今の時間に来られているのはわたしと同じ、健康診断を受けられる方だ。
 さいしょに身長と体重を測り、そのあと横になって心電図検査を行った。わたしの身長は170センチ、体重は67.5キロ。まさに「中肉中背」だろうが、あと5キロは体重を落としてもいいな。意外と毎日「食べすぎ」なのだと思う。
 血圧を測って、そのあと「頸動脈超音波検査」っつうのを受けた。実はわたしは毎朝几帳面に血圧を測って記録しつづけていて、いつも上は140以下、下も80以下で収まっているのだが、このクリニックで測った血圧は150~90もあった。自宅ではないと血圧は上がるのは通常のことだろうが、それにしてもちょっと高い。いつも診てもらっている先生に、この数値だと眼科医へ行って「眼底検査」を受けなくてはならないのだと言われたが、この1月に眼科医へ行って検査を受けていることを話すと「じゃ、まあいいでしょう」っつうことになった。
 「頸動脈超音波検査」というのの結果もこの日わかって、エコー図を見せてもらったのだが、「若干、動脈硬化が見られる」ということ。これはもう治癒することはないということだ。ど~しよ~もない。

 クリニックからの帰り、レッカー車が乗用車を運んで行くのを見たが、これは一昨日の豪雨で路上で浸水して動かなくなってしまったクルマなのではないか、とは思った。
 そういう、路上で動かなくなってしまったクルマは、千葉市では二千台を超える数があるらしいが、このあたりでもある程度のクルマがそうなってしまっていることだろう。
 ここ、我孫子市での豪雨被害状況もネットに出ていたが、雨量としては、さっき行ったクリニックから歩いて5分ぐらいの「近隣センター」で、16:30から17:30の1時間で97.0ミリの雨量が観測され、我孫子市ではいちばんの豪雨になっていたようだ。まあこのあたりは国道の方へのゆるい坂道になっているから、浸水することはなかったのだが(このあたりで避難所へ避難した人はゼロだった)。
 家屋の浸水では、我孫子4丁目がいちばんの被害地で、床上浸水が11件、床下浸水が18軒、そして店舗等浸水が9件もあったらしい。
 我孫子4丁目というのは、我孫子駅北口通りと国道6号線にはさまれたところで、「あびこショッピングプラザ」とかのある区域だ。なるほど、あの区域は我孫子駅北口通りのところから北側に向けてかなりの下り坂道になっていて、それが国道6号が壁のように持ち上がって通っていて、じっさい「あびこショッピングプラザ」の2階から国道6号へ出られるようになっている。この辺り一帯が大きな窪地となっているわけで、「あびこショッピングプラザ」の前の道がいちばん低くなっているだろう。あの辺りの家屋や店舗が浸水したわけか。「あびこショッピングプラザ」が浸水してたらエラいことになっただろうが、ショッピングプラザは少しだけ高いところに建ってるからな。

     

 この辺りで亡くなられた方はいなかったようだけれども、千葉県北西部全体で10人近い方が亡くなられたようだ。その多くの方は車が浸水してしまい、そのまま車の中で溺死されてしまったようだ。
 東京と違ってこの辺りは「車優先社会」ではあって、その車の通る道が浸水してしまったわけだ。地形的に水のたまりやすいスポットが多かったことが被害を大きくしたんだろう。我孫子市でも、JRをくぐる、いわゆる「アンダーパス」での浸水箇所も多く出て、そこに突入してしまったクルマが難儀されたようだ。テレビの報道映像とか見ていても、「こりゃあエラいことだなあ」とは思うのだった。

 読んでいるピンチョンの『ヴァインランド』は200ページを過ぎたけれども、日本人の登場人物が出てきたあたりからちょっと話についていけなくなりはじめ、読むスピードも落ちてしまった。どうもこのあたりまで読んでくると、映画の『ワン・バトル・アフター・アナザー』と比べてしまうというか、脳裏に映画の情景が浮かんでしまい、本をそれ独自に読むのが困難になっちゃってる。
 あと、今週は「Amazon Prime Video」で、レオナルド・ディカプリオ主演の『ザ・ビーチ』と、レスリー・ニールセン主演の『裸の銃を持つ男』とを観たのだった。そのうちに感想も書くが、『裸の銃を持つ男』は楽しかった。