今朝はめっちゃ寒かった。夜中に目が覚めてふとんから外に出ると、その寒さに「うへ~!」っと、声が出そうになった。昼間のテレビでも「今朝は今季いちばんの冷え込み」だったと言っていた。でも、カレンダーはまだまだ12月の初旬。「これからもっともっと寒くなるんだぞ」と考えるとゾッとする。今年はいつまでも暑い日々がつづいたもので、寒さへの耐性が落ちてしまったのか、とも思う。
昼間になってキッチンのお米のストックをみるともうあまり残っていなくって、「近々買わなくっちゃならないな」と思い、やはり先日スーパーで5キロ2600円ぐらいで売られていたときに買えばよかったかな、などと思ってしまう。その後やはりお米の価格は元の高値に戻ってしまい、今は安くっても2900円ぐらい、とかだったりするのだ。
以前は2800円のお米も置かれていた駅前のスーパーも、最近は2980円のがいちばん安いということになってっしまった。北のスーパーで待っていればまた特売される日もあるだろうと思ったが、ちょっと待て。考えてみたらわたしは今、スーパーのとなりのドラッグストアの「1品だけ15パーセント値引き券」を持っているのだった。そのドラッグストアでも、お米は安いのなら3280円とかで売られているはず。そいつから15パーセント値引きされたら2800円以下になるではないか。消費税を入れても3000円ぐらいだ。せっかくの割引券、こういうちょっと値が張るものに使ってこそ効果があるのではないか。今ごろ気がついたよ。
‥‥ということで、午後から「お米」を買いに出かけたのだった。この日のスーパーでいちばん安いお米は2980円、だった。それでドラッグストアへ行ってみると、「コシヒカリ」が1袋3280円で残っていたのだった。こいつを買うことに決定。割引券と共にレジに出すと、目論見通りに、税込みで3010円なのだった。
まあ2600円のお米には負けるが、「どうせあっちは標準米。こっちは銘柄米の「コシヒカリ」だぜ~」とか、ブランド意識丸出しに考えるのだった。ま、これで正月のお米もだいじょうぶだ。
スーパーへの道の途中で、どこかのウチの庭の柿の木の枝に、1個だけ柿の実が残ってぶら下がっていた。その実のとなりには皮だけになってぶら下がっている「実の痕跡」が見える。そっちはきっと野鳥がついばんで食べてしまったのではないかと思うのだけれども、残っている実には鳥がついばんだ跡もないようだ。どうしたのか。この実は味が悪くって、食べようとした鳥も「これは不味いからいらない」と放棄したのだろうかね。
今日は、シリアのアサド独裁政権が崩壊して、アサド大統領一族はロシアへ逃亡したというニュースにおどろいた。
こういう長くつづいた独裁体制が倒されるのには長い内戦状態がつづいてのことではないかと思っていただけに、最近のニュースでもシリア関係のニュースはそんなに流れてなかったと思うので、「いきなり」という感じだ。
今日のニュースでは、親アサド政権だったロシアにとっても、「ロシアから地中海」へのルートが消滅したということで痛手だろうということ。そうか、なるほどねえ。
しかしアサド政権がつぶれたとはいっても、これからのシリアも大変だろうな。いろんな派閥が入り乱れている感があるし。
もうひとつ興味深いニュースがあって、ルーマニアの憲法裁判所が先日、先月末に行われた大統領選挙の第1回投票を「無効」との判断を下し、8日に予定されていた「決戦投票」も中止されたということ。
この理由は「特定候補がSNSで特別な扱いを受けた」ということにあり、その背後にはまたもロシアの影がチラチラしているようで、それまでほぼ無名だったジョルジェスクという右翼の候補者(彼はロシアを支持している)がトップに立ったのだが、これは「外国国家」によって作成された約800件のTikTokアカウントが先月、突然フル稼働し、ジョルジェスク氏を支持したのだということ。
つまりここでも「選挙」と「SNS」との関係が取り沙汰されているわけで、今の日本でも「兵庫県知事選挙」で大きな問題になっていること。
このことに関してわたしはしばらく「社会の分断をあおるSNS」とSNSを批判しているけれども、どんどんこの流れは世界中で拡がっている感がある。
今の日本ではそんな「SNS」などと比してテレビネットのニュースなどの情報を「オールドメディア」と批判する動きが活発化している。わたしはそういう「オールドメディア」を批判する動きは否定はしないけれども、前にも書いたけれども、その代わりに信用するのが「SNS」かよ、というのはじつに情けない話だとは思う。
「オールドメディア」を批判してもいいけれども、そんな「オールドメディア」より遥かに「オールド」な「基本図書」を読むべきだろう、とは思う。そんな「オールド」な世界を「化石」にしてはいけないと思うのだ。