ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-04-19(Fri)

 今日は仕事のあとに映画『マイ・ブックショップ』を観に行く。映画館は銀座で、ちょうどいい上映会は12時25分からの回。映画を観る前に昼食をとることを考えたらちょっと忙しい。いつものように大手町から銀座までてくてくと歩くようなのんきなことはやっていられない。「なるべく早く銀座まで行きたいな」と思っていたら、メトロの有楽町線を使えば、仕事場の「飯田橋」から乗り換えなしで「有楽町」とか「銀座一丁目」まで10分ぐらいで行けることがわかった。有楽町線というのは利用することがまるでなかったので、この経路は今まで気がつかなかったが、これからは活用しよう。

 仕事を終えて「銀座一丁目」駅まで一直線。まだ11時半ぐらいで、けっこう余裕がある。まずは映画館へ行ってチケットを買って座席を確保し、昼食へ。前に寄った近くの立ち食いそば屋が軽便、それなりに美味なのでまた行ってみる。もう12時も近く、もうけっこうな人が行列を作っていた。

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 「かきあげそば」大盛りで410円。ここのそばつゆは薄味なのでいい。ちゃっちゃっと食べ終えてけっこう時間ができたので、近くの本屋に立ち寄ってみる。
 最近刊行されてちと界隈で評判の『全ロック史』なる分厚い本があったので、パラパラと立ち読みする。わたしの専門の「ブリティッシュ・フォーク」の章があったので読んでみると、フェアポート・コンヴェンションやペンタングルなどが取り上げられていたのだけれども、ペンタングルのことが「アシッド・フォーク」などと紹介されていて、「えええええ?」と疑問符。「そんなジャンル分けは聞いたことがない、おかしいんじゃないの? いったい<アシッド・フォーク>というものはどう定義されているのか?」と思ったのだが、これは帰宅して検索してみると、まさにペンタングルをアシッド・フォークと紹介しているサイトにぶつかった。なんか、「ジャンル分けの面倒なのはみんな<アシッド・フォーク>にしちゃってるんじゃないの?」という感じで、あまり愉快ではない。そのサイトではフェアポートもアシッド・フォークにされていたし。言わせてもらえば、ペンタングルは「トラディショナル・フォークにジャズやブルースを融合させた」バンドであり、「アシッド」はまるで無関係だろう(ま、メンバーのバート・ヤンシュはドラッグをやっていたかもしれないけれども、「Needle of Death」というアンチドラッグソングもやっているのだ)。

 開映時間が近づいたので映画館に戻り、映画鑑賞。ほとんど内容を知らずに観た映画だったので、思いがけない展開におどろいたけれども、いい映画だった。感想は別に。

 映画を観終えて帰路につき、帰宅したのは4時半。「ニェネントくん、お留守番ありがとう!」とニェネントの夕食を出して上げ、わたしは今日の夕食は久しぶりに近所の中華の店で食べる。金曜日はドリンクは皆半額なので、担々麺と餃子、それと瓶ビールと、ちょっと豪勢な(?)夕食。残念ながら、担々麺はそこまでおいしいものではなかった。