最近のニェネントくんはもう、夜になってキャットタワーの上で寝ることもなくなり、押し入れの中で寝てばかりいるようになった。さすがに今は室内でも暑くなり、「押し入れの中がいちばんひんやりとして気もちいい」のだろう(お鼻に黒いシミが出来ちゃってるのがわかるでしょう。秋まで消えないかもしれません)。
今朝は珍しく、目覚めたときにみていた夢を記憶していたのだった。
夢の中でわたしは、あのバンドの「キンクス」がニューアルバムをリリースするというニュースを聞き、「キンクスの兄弟はずっとケンカしていてもういっしょにやらないだろうから、それは『キンクス』ではなく『レイ・ディヴィス』のニューアルバムということだろう」と思っている。
それで夢の中で「レイ・ディヴィスの展覧会が開催されている」ということを聞き、わたしはそれを見に行こうと、むかしの横須賀線のような列車に乗るのである。わたしは列車の「前の方に乗った方がいいか、後ろの方がいいのか」と考え、前の方に乗ることにする。どうやら展覧会は鎌倉とかで開催されているようだ。
駅に着いてわたしはトイレに行き、入るときに「男トイレ」か「女トイレ」かしっかり確かめて入り、わたしが入ったトイレには男性が何人もいて、まちがいなく「男性トイレ」だったろうと思うのだけれども、そんな中に中年の2人の女性がまじっていて、わたしはおどろくのだったが、その女性2人はちっとも取り乱したりしていないのだった。そこで夢の記憶はおしまい。
でも、駅のホームに停車していた列車は「濃紺色」をしていて、それはまさに懐かしい、昔の「横須賀線」の車両の色なのだった。
今日も「危険な暑さ」の一日だ。テレビでは「熱中症警戒アラート区域」として「東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県」などとテロップを流していたが、それってつまり、「関東地方の1都6県」ぜんぶ、のことではないか。
報道ではこの日も「熱中症」の疑いで搬送された人が多く出て、昨日よりも多かったみたいだ。こんな日は外に出てはいけない(わたしはまだこの日は、「買い物」に出なくってもやっていけるのだ)。
アメリカの大統領選挙、民主党の候補はカマラ・ハリス氏になりそうだけれども、昨日までの報道では「カマラ・ハリス氏は不人気で」などと言われていたのが、彼女が街中を踊りながら行進する映像が流されたせいだかどうだか(あの映像は良かった!)、ドラスティックな変化をみせ、いっぺんにその支持率は共和党のトランプ氏をリードするまでになったという。
ここにきて「バイデン氏はもう年寄りだから」という声が、バイデン氏が立候補しないとなると、同じ声が一気にトランプ氏に向いてしまった感がある。トランプ氏はカマラ・ハリス氏のようには踊れないのだ。
このまま順調にいけば、カマラ・ハリス氏が次期大統領になるという目が出てきたみたいだ。トランプ氏は「(カマラ・ハリス氏は)バイデン氏よりも戦いやすい」と語っていたというが、はたしてそううまく行くだろうか?
あと、面白いニュースで、徳島と高知の県立美術館に収蔵されている作品について、「贋作ではないか」との疑いが出てきていたのだけれども、この日の報道で「天才贋作師」と呼ばれる男が「それは(どっちも)わたしが描いた」と語ったというのだ。
そこまで有名な画家の贋作ではない、というところもポイントで、その2作の作者とされていた作家(2作は別の作家)のことをわたしは知らない。そして面白いのは、その贋作はモデルとなる作品を模倣したものではなく、模倣した作家(すでに亡くなっている)の「作風」に似せて描いたもの、という点で、それはつまりパトリシア・ハイスミスのリプリー・シリーズの第2作『贋作』と同じではないか、とは思うのだった。
いつも平日は、昼過ぎから「ちゅらさん」と「虎に翼」を連続して見ているのだけれども、「ちゅらさん」ではついに、恵里が文也クンに告白するのだった。「この後の展開」とかを先にカンニングしてみると、登場人物らはみ~んな古波蔵家の一員になってしまったり、「一風館」の住民になってしまったりするらしい。今はコレを見たいんで、わたしは昼は出かけないようにしているのだ。
読んでいたナボコフの『マグダ』もついに読み終わり、明日にでも、それをもとに映画化した『Laughter in The Dark』を観ようと思うのだった。