ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-06-27(Mon)

 わたしは仕事のある日はいちおう、ちゃんと起きられるようにアラームをセットしてある。仕事で家を出るのは毎朝4時35分なのだけれども、アラームは3時45分と、50分の余裕をもってのアラーム。まあ30分ではちょっとあわただしくって、40分ぐらいでもいいのだけれども、朝から少しは余裕があった方がいい。それでそういう時間でアラームをセットしているのだけれども、毎日毎日、そんなアラームが鳴る前に起き出してしまう。
 だいたい3時半ぐらいには目覚めてしまい、しばらく布団の中でまどろんだあと、「もういい加減起きよう!」とベッドを出るのは、だいたい3時40分ぐらいのこと。そして起き出してリヴィングに移動したあとにアラームが鳴るわけだけれども、この朝はすっかり寝込んでしまっていて、ものすごく久しぶりにアラームの音で起こされた。おそらくは一年ぶりぐらいのことではないかと思うが、自分でも「まさかアラームで目覚めるとは!」と、ちょっと驚いてしまった。

 昨日のテレビでも「この日は大変な暑さになるだろう」といっていたわけだが、じっさいにカンカン照りになったこの昼も、35℃を超えて「猛暑日」になった。仕事を終える時間に近くなって、仕事場の建物の植え込みとかに水を撒いたりしたのだが、水を撒いているときは気もちいいけれども、撒いた水もあっという間に蒸発してしまうというか、あまりこの暑さをやわらげる役には立っていないと思った。
 帰りがけ、ケータイに「関東地方での<梅雨明け>が発表された」とのニュースが届いた。最速の梅雨明けだったという。今年は梅雨の期間も短く、ほぼ「最短」だったようだ。これからの「真夏」に向けて、「水不足」とかにならなければいいと思うが。

 勤め先の近くで見かけるスズメたち、この写真の、信号機の配線ボックスのそばにいつもいるスズメは、いっつもチュンチュンと鳴いている。いったい何を訴えているのだろうかと思う。
 この、右側の配線ボックスの三つの穴の、いちばん右の穴はスズメの巣になっていたわけで、配線が汚れているのもわかるだろう。このスズメは、ここで巣づくりしていた親スズメなのだろうかとも思うし、ひょっとしたらココから巣立った子スズメという可能性もないわけではないが、とにかくは何を訴えて鳴いているのかわからないから、どうしようもない。

     

 この日は仕事からの帰りに「ふるさと公園」を通って帰ったが、この陽射しの下、公園でまどろむ人影もなかったし(2~3人、釣りをする人はいた)、鳥たちの姿もまるで見られなかった。コブハクチョウ家族もいなくって、ひょっとしたら家族でもっと東に移動してしまったのかもしれない。

     

 公園の入り口のところに、いかにも南国っぽい、明るい色彩のにぎやかな花が咲いていた。調べたら「オオトリトマ」というらしいのだが。

     

 帰りの電車の中でパトリシア・ハイスミスの短篇集『世界の終わりの物語』を読んでいて、その中の「<翡翠の塔>始末記」という短篇が、ニューヨークで新築された高級タワー・マンションの中でゴキブリが異常に大量発生する話で、読んでいて声を出して笑いそうになった。マスクをしていたので、にやけていた口元は外からは見えなかっただろうが、マスクしてなければヤバいところだった。