ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-09-07(Wed)

 おととい月曜日の朝、「もうわたしが朝に家を出る時間は真っ暗になってしまったな」と思ったのだったけれども、あれは空が曇っていたせいだった。
 この朝は久しぶりに空に雲もなく、家を出て上を見上げると星が光っているのも見えたのだけれども、しばらく歩いて東の空を振り返ってみると、地平線のあたりは明るい青色に染まっているのが見えた。まだ日の出までには三十分以上の時間があると思うが、それでもしっかりと「夜明けは近い」という明るさが見られるのだった。時刻は4時40分である(この写真は少し明度を上げているけれども)。

     

 こうやって朝は晴れていたけれども、やはり天気は不安定なようで、ケータイの時間ごとの天気予報を見ても、ちょうどわたしが仕事を終えて帰路に着くころに雨になるような予報。それでこの日もバッグに「折りたたみ傘」を入れて仕事に出たけれども、けっきょくこの日も雨に降られることはなかった(夕方には雨になったようだったが)。

 そうやって仕事を終えて自宅駅に着くと、空はどんよりと曇ってはいたけれども、気温も高くはないし、「久しぶりに<ふるさと公園>を抜けて歩いてみようか」という気分になり、南へと歩いた。

 「ふるさと公園」に入るとすぐに、公園に沿った川に、カルガモの家族らしいのが泳いでいるのが見られた。おそらくは親子なのだろうけれども、もう子ガモも成長していて、どれが親鳥なのかはわからないのだった。バックで名まえもわからない鳥が啼いているのが聴こえるが、何という鳥だろうか。

 公園を先に歩くと、前にコブハクチョウ家族がよく来ていた場所の、その水位がずいぶんと下がってしまっていた。最近雨量が少ないということもないと思うけれども、どうしたことだろう。この状態では、コブハクチョウもとてもこの場所まで入って来られないだろうと思う。

     

 写真では左の黒い柵の右下にわずかに「水たまり」が見られるだけだけれども、以前ならこのあたりは一面水におおわれ、コブハクチョウ家族も柵のすぐ下まで泳いで来ていたのだったのに。
 この日は公園の中に、いつも見られるドバトやムクドリの姿もまったく見られなかった。まあわたし的にはカルガモ家族を見れたからいいか、と。

 公園を出て家への道の途中、まだ刈り取られていない稲田のところにスズメたちが群れているのが見られた。すごい数だ。
 スズメたちは近づいたわたしの足音に警戒したのか、稲田のそばの茂みに飛び立ってしまった。それでもその茂みには、ずいぶんな数のスズメたちが姿をのぞかせているのが見えた。その茂みに向けて写真を撮ってみたけれども、スズメの姿がいっぱい見られる。
 さて、この写真の中に、いったい何羽のスズメが写っているでしょうか?

     

 さらにウチへの道を歩くと、道路際の柿の木に柿の実が実っていて、もう色づき始めていた。もうしっかり、季節は「秋」である。

     

 帰宅すると、注文してあったポオの評伝が届いていた。わずか250ページほどの薄い本だけれども、どうも探しても他にすぐ読みたいようなポオの評伝というのもないようで、まずはこの本を読んでみようと思う。
 今はついに読んでいる『ポオ 詩と詩論』の最後の作品、「ユリイカ」を読み始めているのだが、やはりやっかいな本だ。まるでカルト教団の教義書みたいだ、などとも思う。読んでいると脳がやられる気がする。

 そういうこともあって、今のわたしの「メンタル・ヘルス」がとってもヤバいのだけれども、ゴロゴロしながら考えて「明日はちょっと、大々的にお買い物をしてみようか!」などと思う。
 もう季節も「秋」にシフトしそうで、「衣替え」の時期でもあるけれども、思い返せば、今まで春・秋に着ていたシャツの一枚がこの春に「ほころび」が出てダメになってしまい、処分してしまったのだった。これからの秋に着る服が足りない。
 しばらく「衣料」とか買うということもしてないし、「食べるため」ではなく、「こういう服もいいね!」というショッピングをすれば、気分も好転することもあるのではないかとも思う。貧乏生活で「低予算」の買い物にはなるだろうけれども、衣料のほかにも、ちょっと「気晴らし」の買い物もしてみたい気分だ。