昨日の「ふるさと公園」からの帰り、ウチのすぐそばでスズメたちの群れに出会った。家を出るときにもスズメの群れがいたけれども、同じ群れだったかもしれない。出かけるときにもスズメたちはわたしのことを見ていて憶えていたのだろうか、そのときは警戒の鳴き声も上げず、あんまり逃げて行かなかった。「コイツは危険じゃないぞ」と認識してくれたのだろうかね。
ホントはもっとたくさん(10羽以上)群れていたんだけれども、カメラに収まったのは5羽ずつだ。
昨夜寝るとき、また咳に悩まされた。咳がとまらないので、わたしの上に乗っていたニェネントくんも逃げて行ってしまった。
朝起きたらもう咳も出ないのだが、やはりまた病院へ行かなくてはいけないかなと思う。今日は水曜日でたいていの病院は休診だけれども、どっちにせよもう東の駅前の耳鼻科医には行きたくない。あの医師が「放置しておいて大丈夫ですよ」と診断したあげく、こんな状態なのだから。
それでずっと北の方にある、ちゃんとした医療設備も整った市民病院へ行きたいのだが、市民病院は他の病院の紹介状がないとめっちゃ待たされてしまうわけで、前回そうやって紹介状なしで行ったとき、朝8時半の診察開始時間に行ったのに、けっきょく順番が回ってきたのは午後になってからだったのだ。もうああいうのはゴメンだから、やはり紹介状が必要か。
何とか紹介状なしでも早く診てもらえる方策はないものかと、その市民病院へ電話して聞いてみた。そうするとなんと、現在呼吸器科の医師に欠員が出ていて、紹介状のあるなしに関わらず診察できないケースがあるというのだ。「診察できるかできないか」は、行ってみないとわからないという。
むむ。いきなり病院に行かないで電話してみてよかったが、つまり「市民病院で診察してもらう」という考えはもう成り立たない、という感じだ。ちょっと方策を考えてみよう。
さて、この日も昼には『カムカムエヴリバディ』を見たのだけれども、この「カムカムエヴリバディ」というタイトルは、ラジオの英語会話教室で放送された「証城寺の狸囃子」の英語の歌詞から来ているということが、この日の回でわかったのだった。「Come Come Everybody」はつまり、「み~んな出てこいこいこい」のことなのだった。
それはそれでとっても面白いのだけれども、実はそれでもってわたしは、もうひとつ別の英語版を思い出したのだった。それはアメリカの歌手(エンタテイナー)のアーサー・キット(Eartha Kitt)が1950年にレコーディングした「Sho-Jo-Ji (The Hungry Raccoon) 」というヤツで、これはたしか40年ぐらい前に日本の何かのコマーシャルで使われたのだ。そのため当時はFМとかでも全曲かけられたことがあったのだったと思う。おかげでわたしもコイツを知っていたのだけれども、これはもう、一度聴いたら忘れられない珍妙な歌なのだ。皆さんにも是非聴いていただきたいので、ここにYouTubeを貼っておきます。英語歌詞とその和訳も出てるので、お楽しみください。
とにかく、このアーサー・キットの「日本語訛り」風のシンギングもおかしいのだけれども(「ズラコン」って何なんや?って感じ)、日本語の「こいこいこい」は「Come Come Come」じゃなくって、ここでは腹ペコのタヌキがなぜか鯉を食べたくって、「鯉、鯉、鯉」と(日本語で)歌ってることになっている。さらに、日本語の「負けるな負けるな」という途中のコーラス部ではいろんな食べ物の名前が連なり、微妙に「負けるな負けるな」と聴こえそうな「Macaroons and Macaroni」にされていて、また笑ってしまう。
バックの演奏も大げさな編曲(ちょっとチャイニーズ風)で、この曲にはいつ聴いても楽しい気分にさせてもらえる。
歌ったアーサー・キットはさまざまなキャリアを持っていた人みたいだけれども、ジョンソン大統領の時代にホワイトハウスの昼食会に招かれ、そこで「反戦」発言をしてそのあとしばらく仕事を干されてしまったりしたらしい。Wikipediaで読むと、実に多才でしっかりした主張を持つ、ユニークな人物だったようだ。
午後から「Amazon Prime Video」の無料配信作品をチェックしていたら、以前は配信されていなかったはずのカウリスマキ監督の『白い花びら』が今は配信されていて、それも年内限りなのだった。それでこの日はその『白い花びら』を観るのだった。けっこう悲しい物語ではあった。