ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-01-23(Mon)

 月曜になった。今週は日本はまた厳しい寒波に襲われ、この関東地方でも相当に寒くなるという。
 わたしは昨日決めたように、左手の指の治療で外科医へ行き、のどの治療で耳鼻咽喉科へと、二軒の病院をハシゴする予定。どちらも近くの駅前に並ぶように建っているので、あちこちと移動するような手間はない。ただ、どちらの病院も混み合っているとすれば、午前中に家を出たとしてもお昼ごろまでかかってしまうのではないかと思う。9時前に家を出て、まずは外科医へと行く。外は思いがけず雨が降っていて、やはりけっこう寒い。

 外科医院に着いて受付へ行くと、やはりこの寒さのせいだろうか、待ち合いロビーには2人ぐらいの人しかいなくって、すぐにわたしの順番が回って来た。
 医師に「指がこうなってしまって」と見せると、その指を手に取って「ああ、ずいぶんと冷たいですね。寒くなりましたからね、これは<しもやけ>とおんなじですよ」と言われてしまった。そうなのか。そう言われてみれば患部が赤黒く腫れている感じは、たしかに昔かかった<しもやけ>を思い出させられるようでもある。「手袋をはめておくべきですね」とも言われ、薬局で塗り薬も出してもらった。
 この外科医は初めての医院だったので、「初診料」として二千円ぐらい取られると思っていたのだが、薬代と合わせても千円ちょっとなのだった。これだったら、ドラッグストアとかで自分で薬を買うよりも安い。「そういうもんなんだ」と、ちょっとおどろき。
 次は耳鼻咽喉科。こちらも先に順番を待っている人はほとんどいなかった。こちらの医師はけっこう年配の先生で、この地域の医師会の会長もやられているようだ。容貌的に国分寺の「てんかんクリニック」の先生に似ておられる。「のどが痛い」と言うと、もうさっさと喉の奥に薬を塗って下さり、そのあとは蒸気だかを喉にあてる治療。飲み薬を処方してもらい、こちらも千円にもならなかった。
 治療を終えて時計を見ると10時になったばかりで、つまり二軒の病院をハシゴして一時間で終わったわけだ。思った以上に早かったし、また、思ったよりもはるかに安かった。
 外に出ると、ちょうど目の前に駅のホームが見えるのだった。

     

 もう雨も上がっていて、駅前のいつものスーパーに立ち寄ってみたが、特に買いたいものもなく、そのまま外に出た。どうもこのスーパー、新しい年になってから並べられている商品が少し変わり、今でも野菜は圧倒的に安いのだけれども、それ以外の品で「お買い得」というものもあまり見当たらなくなってしまった。残念だ。

 ウチへ帰る道、通りすがりの公園にまた、スズメたちがい~っぱい群れていた。おとといスズメが群れていたところからけっこう離れているのだが、この時期スズメというのは、こうやって群れたがるものなのだろうか。

     

 帰宅して食事の準備などしていると、どうしてもその「しもやけ」状態の左手の指を濡らしてしまい、やはり濡らしてしまうのはよろしくないわけで、ちょっと困る。今ウチにはバンドエイドもないので、明日買いに行かなくってはならないだろうと思う。そう、明日は「内科クリニック」にも行かなければならないので、連日の「病院通い」となるわけだ。

 テレビの報道を見ていると、今日は都心でも雪になったところもあったようで、レポーターは「明後日には東京ももっと本格的な雪になるおそれがあります」などと言っていた。気温も下がるようで、明後日の最低気温はマイナス4度、最高気温も2度にしかならないとか言っている。
 ニェネントは朝のしばらくはわたしといっしょに電気ストーブの前で丸くなって暖まっているように見えるのだけれども、そのうちに和室に退散して布団の中にもぐり込んでしまう。う~ん、布団の中がいちばん暖かいのだろうか。
 たいてい、わたしが「もう寝よう」という直前まで布団の中にいるのだが、それでわたしが布団に入ると、ニェネントくんのおかげで布団はしっかりと、ポカポカと暖かいのである。ニェネントくん、布団を温めてくれてありがとう!