ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-05-03(Tue)

 「大連休」のパート2のはじまり。昨日は夕暮れ時からかみなりも鳴る激しい雨になったけれども、今日は朝から窓の外には青い空が拡がっていて、このところめったになかったような「好天」。まさに「お出かけ日和」ではあるだろう。わたしも映画でも観に行こうかとは思ったのだけれども、朝に洗濯とかしていたら出そびれてしまった。

 それで午前中はずっと、「Amazon Music」を聴いて過ごした。この日はわたしが中学生の頃に大好きだったイギリスのバンド、「ホリーズ」のアルバムを続けて聴いたのだが、このバンドの音をちゃんと聴くのは何十年も絶えてなかったこと。

 わたしが熱心に聴いていた頃の、このバンドのメンバーは以下の通り。
 ・アラン・クラーク(ヴォーカル)
 ・グラハム・ナッシュ(ヴォーカル、リズムギター
 ・トニー・ヒックス(バック・ヴォーカル、ギターなど)
 ・エリック・ヘイドック(ベース)
 ・ボビー・エリオット(ドラムス)

 まずはバンドのベスト盤を聴き、そのあとむかし持っていた3枚のアルバムを続けて聴く。まず思ったのは、「このバンドのドラムの人、けっこう腕の立つ人なんだな」ということだった。
 これ、調べるとマネージャーが当初のドラマーを気に入らず、デビュー前にすげ替えたという、ちょっとビートルズのような経緯があったみたいだ。
 ホリーズというバンドを特徴づけるのは、アラン・クラークとグラハム・ナッシュ、そしてトニー・ヒックスによる3声ハーモニーだったわけで、ビートルズのジョンとポールのように、アランとグラハムとが曲によってリード・ヴォーカルをとり、一方はコーラスで絡む。そこにトニーのコーラスが絡んだわけだけれども、ほとんどの曲でその「3声コーラス」を活かしている。
 それで、ヴォーカルのメインはアランとグラハムだけれども、グラハムはほとんどギターを弾くこともなかったようで、つまりバックのサウンドはだいたい、ギター/ベース/ドラムスという、最小限の構成だったみたいだ。
 そう思いながら聴いていると、このトニー・ヒックスのギターというものもなかなかに味がある。コーラスのバックでの演奏であっても、ギターはコードストロークということをやらずにいつもメロディをつま弾いているのだけれども、それが何というのか、「風に揺れるカーテン」のような空気感を醸し出しているというか、それは本質的にこのバンドが「ロック」ではなく、あくまでも「ポップス」というフィールドにあったからだろうとも思った。
 けっこうこの5月の爽やかな天気の日に聴くにはおあつらえというか、午前中はしっかりとハマってしまった。ホリーズといえば「バスストップ」が一般にヒット曲として知られているけれども、佳曲は多い。そんな中で、わたしはこの「キャリー・アン」が大好きだな。

 そんな「ホリーズ」の音楽は、ニェネントくんにもそんなにうるさくは感じないのか、リヴィングで音楽を聴いているわたしのそばでおとなしくしているのだった。

     

 昼食のあと、外の天気もいいことだし、散歩も兼ねて「ふるさと公園」へコブハクチョウの様子を見に行こうと出かけた。ドリンクも持って出て、公園でしばらくのんびりするつもり。

 家を出て歩いて行くと、じきに道の正面に手賀沼が見えてくる。「ふるさと公園」はこの写真の右手にあり、公園の中の池はつまりはこの手賀沼につながっている。

     

 今日は陽射しが暖かなせいか、公園の池にいるカメ(「アカミミガメ」だな)が何匹も池の中の木に這い上がって来て、ひなたぼっこをしているのだった。しかし数が多い。

     

 さてコブハクチョウ。この日もハクチョウの巣が見える場所に2~3人の人がいて、営巣しているコブハクチョウを眺めていた。わたしも近くで見ていると、親ハクチョウがちょっと腰を浮かし、そのときに孵化した雛の姿が見えた。ようやっと今年の雛を見ることが出来た。3羽だろうか? もっといる?

     

 そこからちょっと離れた高いところに、昨日もお見かけした写真撮影されている方がいらっしゃたので、「3羽ですか?」と聞いてみた。すると、「いや、6羽です」という返答。
 しばらく見ていると、確かに4羽は確認出来た。

     

 やはりちょっと離れたところにはもう1羽の親ハクチョウもいて、2羽の親で雛を育てるよう待機している。

     

 きっと近いうちに、この2羽の親ハクチョウが、6羽の雛を連れて池を泳ぐ姿が見られるようになるのだろう。
 しかし6羽とは意外と多かった。今年は卵を間引いて雛の数を調整するということはやらなかったのだろう。

 しばらく公園でまどろんで、気もちをリラックスさせてから帰路に。

     

 次は帰り道の「野良ネコ通り」。この日は「ヒゲ殿下」どのにお目にかかれた。

     

 帰宅して、ベッドで布団をかぶって横になり、本を読んでいたらニェネントくんがベッドの布団の上にあがってきた。それで、毛布ではないというのに布団の端をくわえ、足でフミフミをするのだった。毛布がないのに、毛布があるときと同じ行動をするのにちょっとびっくり。
 ニェネントを抱き上げてわたしの胸の上でかまってやり、顔を近づけてニェネントの鼻をなめてやったりする。意外と、わたしの顔のすぐそばでニェネントくんの鼻息はけっこう強く、わたしの頬に涼しく感じられた。わたしに抱かれて興奮し、鼻息も荒くなっているのかもしれん。