ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-06-12(Mon)

 毎朝、朝食にバナナを1本食べ、それと中にマーガリンの入った「バターロールパン」を食べるのだが、このバターロールパンがニェネントくんの大好物で、わたしがバターロールパンをパソコンの置いてある机に向かって食べ始めると、ニェネントくんも机の上に跳び上がって来て、パンを食べたがるのだ。
 別にわたしがニェネントくんにこのロールパンを食べさせて味を覚えさせたわけではなく、そのパンの匂いからなのか、自然と「わたしも食べたい!」と寄って来るようになっているのだ。
 パンの部分も好きなようだけれども、いちばん好きなのは中に仕込まれているマーガリンで、さいしょはかじっていたロールパンからマーガリンがのぞくようになると、もうペロペロとマーガリンをなめ始めるのだ。ネコにマーガリンを与えることはもちろん推奨されてはいなくて、特に人間にもよろしくないトランス脂肪酸はネコにもよろしくないわけだし、アレルギー症にも注意しなければいけないという。
 まあニェネントくんにはアレルギー症状は出ないようだし、トランス脂肪酸の影響については、もうじき動物病院へ行って「術後半年」の健康診断をやるので、そのときに聞いてみようと思う。

 今日書きたいのは直接そのことではなく、実は先日いつもの「バターロールパン」が売り切れていたので、代わりに同じような「黒糖ロールパン」を買ったのだった(同じように、中にマーガリンが入っている)。それで今朝の朝食にその「黒糖ロールパン」を食べた。食べ始めるとニェネントくんもいつものように跳び乗って来たのだけれども、ニェネントくんは「黒糖ロールパン」は食べようとしないのだった。
 「食べないの?」と彼女の口もとにパンを近づけても、しばらくパンに鼻先をくっつけたりするけれど、食べないのだった。パンとして同じようなモノかと思っていたのだが、ニェネントくんにはしっかり「別モノ」のようだった。
 それでわたしが食べ進み、中のマーガリンが見えるようになると、そのマーガリンだけをなめようとするのだった。

 ニェネントくんはそのあたり「用心深い」とでもいうか、「ネコが食べない方がいいモノ」には決して口をつけようとしないところがある。今まで13年近く生きて来て(来週には13歳の誕生日だ)、「誤食」というのは一度もやらかしたことはない。食卓に首をつっ込んで来ても、(あたりまえだけれども)自分の好きなものしか食べない。まあそういう意味で、ニェネントくんは普通の「バターロールパン」は好きだけれども、「黒糖パン」なんか全然好きではないのだな。

     

 今日は朝から弱い雨が降っていたけれど、月曜日なので「ふるさと公園」へと歩くのだった。いちおう傘を持って家を出たけれども、雨も弱かったので傘をささなくっても大丈夫だった。
 「ふるさと公園」に着いて公園の中の歩道を歩くと、歩道に沿って「アジサイ」の花がいっぱい咲いていた。やはり梅雨の季節は「アジサイ」。雨にはアジサイの花がよく似合う。

     

 いつもコブハクチョウの家族がいる区域に行ってみると、以前は池の水が張っていた場所に「干潟」のような島が出来ていて、これは先日の豪雨のせいで出来たのかと思うが、なぜ豪雨が降るとこういう干潟が出来てしまうのか、そのわけはわからない。
 この日のコブハクチョウたちは、その干潟の上で3羽並んでまどろんでいた。ヒナは、わたしがこの「ふるさと公園」に来るたびに成長しているようで、まずは首が長くなって、だんだん成鳥の体型に近くなってくるようだ。

     

 午後、テレビの「ゴゴスマ」という番組に、元阪神タイガースの鳥谷氏がコメンテーターとして出演していた。わたしは昔っから阪神タイガースが好きだったが、その選手でとりわけ好きだったのは、バース選手とこの鳥谷選手とだった。
 この日はエンジェルズの大谷選手が今好調なので、そのことに合わせてコメンテーターとして出演されたのだろう。
 それで大谷選手が毎年6月が好調なのだということから、「鳥谷さんが好調だった月は?」と話題を振られ、「わたしは8月でしたね」との答え。しかし阪神は8月は高校野球のために甲子園球場が使えず、皆が「死のロード」と呼ぶ長期遠征の月なので意外な答えなのだったが、鳥谷氏は「よそはドーム球場が多くって涼しいんですよね」と言う。そうか、ドームではない甲子園球場は夏は暑いんだ。
 それともうひとつ鳥谷氏は、「8月はシーズンが始まってしばらく経って、相手投手のデータとかがけっこう出て来るんですよね、それで分析するわけです」ということ。
 「な~るほど」と納得するし、そこまで野球の専門的なことがわからないわたしのようなものでも理解できる話で、「さすが鳥谷氏!」という感じだった。またときどき、コメンテーターとして登場していただきたいものだ。

 この日のヒッチコックは、ついにアメリカに移っての第1作、『レベッカ』を観た。それまで(イギリス時代)はずっと現代の「犯罪サスペンス」という感じだったのが、この『レベッカ』は突然に「ゴシック・ロマン」という空気も濃厚で、急に作家としてのキャパシティーが拡がった気がした。
 ヒッチコックのあとは『時効警察』で、こっちも今日から「第2シーズン」。久々の再開だったせいか、本筋よりも小ネタの数々に笑かせられた印象。楽しかった。