ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-07-21(Fri)

 しばらく前まで、ニェネントくんは和室で引きこもるときには押入れの中に入ってしまっていたのだけれども、最近はわたしの寝るベッドの下に引きこもっている。おかげで、和室の手前で頭を低くしてベッドの下を覗き込むと、そこにニェネントくんがいることが確認できる。
 この頃は、ニェネントくんのごはんのときやおやつをあげるとき、キッチンからでも「ニェネントく~ん、ごはんですよ!」とか「ニェネントく~ん、おやつだよ!」とか呼びかけるだけで、いそいそと和室から飛び出して来るようになった。しばらく前までは「おやつ」のときはちゅ~るを手でガサガサと振ってあげると、その音を聴いて出て来る感じだったけれども、今はわたしが呼びかけるだけで出て来るようになった。どうやら「ニェネントくん!」と声をかけると、自分が呼ばれているのだとわかるようである。今ごろになって「ニェネントくんの進化・成長」である。

 今日はニェネントくんの「毛玉除去」の薬を、薬だけで食べてくれるかどうか試したのだけれども、お皿にちょっとだけ薬を出して「食べなよ」とニェネントくんの顔の前に出してあげても、「くん、くん」と鼻先で確認して「いらないね!」とお皿から離れて行ってしまうのだ。
 しょうがないから昨日と同じように、薬と同量の「ちゅ~る」をトッピングして出してあげる。すると、「ちゅ~る」だけ舐め取って、薬はそのまま残してしまうのだ。これは「ちゅ~る」を「トッピング」するからいけないのだなと、逆にして下に「ちゅ~る」、上に「薬」と盛ってあげて「食べて!」とニェネントくんに出すと、今度は全部きれいに舐め取ってくれた。ま、しばらくはこのやり方で服用してもらうしかないか。

 今日は北のスーパーの「新規開店セール」の最終日のようなので、もう一度買い物に出かけることにした。今回のいちばんの目当ては、普段よりも百円以上安い(どこで買うよりも安い)「ネコ砂」を買うこと。その他にもセールで安いものを買っておきたい。

 トートバッグを持って外に出ると空は曇っていて、けっこう爽やかと言ってもいいような風が吹いていた。ここのところの暑い日々に比べるとずいぶんと涼しい感じで、これは部屋にこもっているよりも外の方が過ごしやすいのではないかとも思った。
 今日もまたツバメの巣を覗き込ませてもらったが、4羽のヒナたちが首を伸ばして外を見ていた。親鳥が食べ物を持って来るのを待っているのだろうけれども、巣の前にわたしがいるので、親鳥は警戒して巣に戻って来れないのかもしれない。
 もうこのヒナたちも、そろそろ飛び立ってしまうのだろうかと思う。

     

   

 スーパーに着いて、狙いの「ネコ砂」、それにブロッコリーにトマト、バターロールパンなどなどを買う。「ネコ砂」はもう一つ買ってもいいけれど、持ち帰りが重たくって大変だ。今になって、新装開店初日に売っていた「保冷エコバッグ」を買っておけばよかったな、などと思う。
 余計なものを買ってあとで悔んだり、「あのときに買っておけば」と悔やんだりの繰り返しの日々だ。

 テレビの報道を見ていると、このところ川で溺死する子供たちの数が多いように思う。この日も福岡で3人の小学生の女の子が、川遊びをしていて溺れてしまったという。普段着のままだったというから、まさか泳ぐつもりなどではなく、足を川の流れに浸すぐらいのつもりだったのだろう。暑い日には気もちのいい対暑法だと思うけれど、一人が流れに足を取られたか深みにはまったかしてしまい、友だちらが助けようとしていっしょに溺れたのだろう。悲しいニュースだ。

 あと、逆に高齢の方は、それほど登山難度の高くない山で遭難されるニュースが続いているように思う。それで思い出す自分のことは、7年ほど前にまだ茨城に住んでいた頃に筑波山に一人で登り、下山のときに「こっちに行ってみたらどうなんだろう?」なんて、行き先もわからない細い山道を歩いてしまったことで、まあわたしは道に迷うこともなく、無事に帰ることが出来たからよかったけれども、ひとつ間違うと右も左もわからなくなってしまい、つまりそのまま「遭難」していた可能性もなくはない。
 そういう「単独登山で道に迷って」というような報道に出会うたび、「わたしだってあのとき迷って遭難してたかもな」などと思ってしまうのだ。

 今日は「コーエン兄弟の映画」3日目で、『ビッグ・リボウスキ』(1998)を観た。この作品だって昔観たことはあるのだが、わたしの中では「ジョン・タトゥーロがボウリングのボールを奇妙な姿勢で磨く」ところぐらいしか記憶になく、つまりは「ボウリング」の映画だと思っていたのだった。トンデモない話である。