ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-02-15(Wed)

 なぜか届いていなかった住まいの契約更改の書類を再発行してもらい、それが今日届いた。書類を見ると、今までなかった「火災保険」への加入が出来るようになったようだ。これは単に「火災」にとどまらず、漏水などの被害にも有効らしいし、何よりもわたしが部屋の床や壁に被害を与えたことにも、退所時に保険適用されるみたいだ(「何から何まで」ということでもないだろうが)。
 実はもうすでに、ニェネントくんが壁に爪を立てて壁紙を破いてしまったりという「被害」は出しているし、その他にもいろいろとあるだろうし、そういうことに適応される保険があるのはありがたい。掛け金もそれほどでもないので、加入させていただこう。

 もうひとつ、届いた書類を読んでみると、わたしが今まで払い込んでいた家賃は、書かれている家賃よりも2千円多かったのではないかとも思った。これはバカなことをしていたなと思い、今は銀行口座から毎月自動振り込みで払い込むようにしてあるので、早急に銀行へ行って払い込み額を訂正しなくってはいけないな、などとは思うのだった。
 しかし、この件は夜になってもういちど確認してみると、その2千円というのは「共益費」として別の書類に書かれていた。なんだ。危うく銀行で払い込み額を減らすところだった。書類というのは、何から何まで読まないとわからないことがある。

 今日もいい天気の一日だったので洗濯もした。東のスーパーはこの日は全品5パーセント引きでもあり、昼前に買い物に出た。
 スーパーの近くの家の庭に、黄色い花が咲いていた。これは「クロッカス」で、春を告げる花だ。

     

 東のスーパーは、ネコ用の「ちゅ~る」が近郊でいちばん安い。人間用の豚肉も、やはりこのスーパーが安い(値引きされたものがあれば他のスーパーにかなわないが)。野菜に関しては、このスーパーはまったく安くないのだが。
 この頃ニェネントくんに「ちゅ~る」をふるまってあげる機会も増えたし、わたしもなぜか料理で豚肉を使うことが多くなった。
 買い物をすませ、スーパーのそばのATMで「もう失業保険金が振り込まれているだろうか?」とチェックしてみたら、すでに振り込まれているのだった。思っていたよりも金額が多く、ちょっとホカホカした気分にはなった。

 失職してから今まで、なんだかんだと11月12月1月2月と、毎月何らかの払い込みの収入があって預金額も増えていたのだけれども、もうそういう収入(不労所得?)もこれでおしまい。これからは、預金を切り崩して行くばかりの生活になるのだ。心せよ。

 今日の「U-NEXT」は、まずは昨日観たコーエン兄弟の映画がやはり面白かったので、まだ観ていないコーエン兄弟の作品『シリアスマン』を観た。やはり面白かった。コーエン兄弟の作品でまだ観ていないのはあと2本ぐらいある。続けて観てみようと思う。
 夜になって、実は今になるまで観たことのなかったルイ・マル監督の名作『死刑台のエレベーター』を観た。これもまた、非常に面白かったのだった。

 なんだかこうやって、毎日長い時間映画を観るようになってしまうと、ニェネントくんのことをあまりかまわなくなってしまう。そばにいれば撫でてあげたりとかはするけれども、わたしの目にみえないところに行ってしまっていると、もう放ったらかしである。ニェネントくんもわたしがテレビにばかり夢中になっているので面白くないのだろうか、早くに和室に退散し、ネコ用のクッションの上で丸くなってしまっている。ちょびっと、ニェネントくんに申し訳ないような気もちにはなる。
 まあ考えてみれば、そうやって映画を観ていなかったとしても、そこまでニェネントくんにかまってあげるというわけでもないのだけれども、少なくとも「何をやっているのか」とニェネントくんを見やり、アイコンタクトを取ったりはしていたわけだ。そういうことが「大事」かな、とは思うのだった。