夢をみていた。その夢のさいごのところに、昔見知っていた男性が登場したのだが、わたしはその男性のことはこの何十年も思い出したこともないし、名前もわからない。どういうところでその男と知り合っていたのかも思い出せないが、ただ、周囲から彼は嫌われていたし、わたしも彼のことはどうでもよかった。いったいなぜ、唐突に彼がわたしの夢に侵入してきてしまったのか、わたしにはわからない。この年の瀬になぜこんな夢をみたのか。あまり愉快なことでもない。
昨日の夕方は、東のスーパーに買い物に行った。東のスーパーはしっかりいただいた「マイナポイント」を使えるように設定しているスーパーだし、昨日は28日と「8」のつく日で、だいたい全品5パーセント引きにもなる日だった。
今着ているセーターを仕事中も着ていて、コレが先日スプレー缶を廃棄するために穴開けていたら、まだ缶の中に残っていた中身が噴き出してセーターの袖にかかってしまって、しかもそのスプレーが「スプレー糊」だったわけで、そのセーターは「こりゃあ（作業着には着れるだろうけれども）もうダメだね」ということになり、セーターも買いたいと思っていたのだ。
スーパーへ行き、２階の衣料品売り場へ上がり、「ま、こんなもんか」というジジくさいセーターを選び、靴下とかも買う。これでもう「マイナポイント」は、ほとんど使ってしまった。
あとは１階の食料品売り場を巡回し、お正月らしい「焼き豚」「酢だこ」（どちらもわたしの好物）を買い、「そうだ、ニェネントくんにも＜お正月＞を！」と、ニェネントくん用に「スモークサーモン」（たぶんニェネントの好物）を買う。
スーパーからの帰り道、夕焼けの空と道路の上の電線とが面白かったので写真を撮ってみたが、写真では空は青くなってしまった。ほんとうはもっと夕焼けの紅い空だったのに。
今日からついに、一週間の休暇が始まった。「連休」というのは効果的な、有効な充実した休み方をすべきで、特にその休暇が一週間もつづくのならば、その初日の過ごし方で連休全体の性格が決定もしてしまう気がするのだが、そ～んなことを考えているとなおさら、いつも以上にダラダラと過ごしてしまうのだった。
今日もまた、「Spotify」を聴き、この日はMiles Davisとかを選んで聴いて楽しんだ。やはり、これだけのアプリケーションがあれば、今後新たにＣＤを買うこともないではないかという気にもなるし、これならば「Spotify Premium」に契約して、「広告なし」で聴けるように、また、音源をダウンロードしてオフラインで聴けるようにするのもいいではないかと思う。
夕方からは、昨日読み終えたパトリシア・ハイスミスの『贋作』の映像化作品、『リプリー 暴かれた贋作』のＤＶＤを観始めた。このＤＶＤは二週間ほど前にAmazonで購入していたもの。
けっこう、原作からのうまい具合の改変も面白く、原作の展開をうまくまとめた演出も楽しく観ていたのだけれども、観ているうちに時間も８時に近くなってしまい、わたしにとって「午後８時」というのは、もう寝なくてはいけない「深夜」時間なので、「よい子はもう寝ましょうね」ということである。
映画の残りはまた明日に観ることにして、ニェネントくんとベッドへと行くのであった。
