今日は「海の日」ということで祭日休み。それで昨日決めたように、となり駅の映画館へ『ドライブ・マイ・カー』を観に行くのだ。午前１０時から上映が始まって、終映は午後１時５分。３時間は長丁場だ。途中でダウンしなければいいが、次にその映画館でやる『シャンタル・アケルマン映画祭』でも３時間２０分という作品があるから、その予行練習のつもりでもある。
「９時１５分ぐらいに家を出ればいいか」と家を出たら、駅に着いてすぐに電車も来たことだし、９時半にはもう映画館に着いてしまった。「となり駅」は近いのだ。
さすがに、まだ館内には誰もお客さんは来ていなかった。むかし茨城に居たころ、よく電車に乗って行った「ひいき」のターミナル駅の映画館で２～３回、「観客はわたしひとり」という体験をしたことがあるが、まあまさかこの映画館で、この映画で「観客ひとり」ということもないだろう（あの映画館も、採算を度外視して「良質」の作品をかけていたステキな映画館だったが、今も健在だろうか？）。
けっきょく、最終的には７～８人のお客さんにはなったのだった。まあこの映画はここで半年以上も上映しつづけているわけだから、市内の住民はほとんどこの映画を観てしまったことだろう。
さて映画が始まり、心配したように「長いなあ～、いつになったら終わるんだ！」みたいな気分になることもなく、けっこう楽しんで観終えることができた（「すっごい面白かった！」というわけでもなかったが）。感想は別に。
映画が終わり映画館を出て、「こういう日は＜お弁当＞とかをスーパーで買って帰ろう！」と、駅の反対側のスーパーへ行き、「にぎり寿司セット」を買って帰った。
帰り道、「野良ネコ通り」を歩いたら、久しぶりに「ヒゲ殿下」に出会った。やあ！ 元気そうな姿を見れて安心したよ！ この顔は、「あんたのこと、おぼえているよ」という顔なのかしらん。わたしのこと、おぼえてちょうだいね！
帰宅して「寿司」を食べようとしたら、匂いを嗅ぎつけてニェネントくんが寄って来た。「キミはさすがに鼻がいいね！」と感心し、ニェネントの好きな「サーモン」と「まぐろ」の身をはがして、ニェネントにあげた（わたしも食べたかったので、まぐろは半分残した）。
ニェネントくんの鼻すじの「黒み」は、少し薄くなって来たような気はする。このまま消えてしまえばと思うけど、前に同じ症状で動物病院で診てもらったときに処方してもらった「塗り薬」が、どこかにまだ残っているのではないかと探してみたが、見つからなかった。というか、処方してもらったのは２年前のことだから、仮に見つかっても、もう「使用期限」も過ぎているだろうか。ちょっとアレなので、まだしばらくはニェネントくんの写真はなし。
