ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-05-04(Sat)

 土曜日。朝は「ウィークエンドサンシャイン」を聴く。この日も最近の物故者の特集で、先月亡くなられたマイケル・カスクーナというジャズのプロデューサーの特集。知らない方だったが、ジャズだけではなくボニー・レイットなどのプロデュースもされていた方。1970年代、80年代の音源が多く、けっこう楽しく聴くことができた。

 「ウィークエンドサンシャイン」が終わったあと、ゴンチチの「世界の快適音楽セレクション」は録音にまかせて、北のスーパーへと買い物に出かけた。北のスーパーへの道は「一本道」みたいなものだから、このところの「知らない道を歩いてみよう」というミッションは実行せず。ただ、道沿いにあるツバメの巣に、もうツバメが来ているのではないかとチェック。
 前回来たときに巣の写真を撮ったら、巣の奥にツバメの頭らしい丸い黒いものが写っていたので、もうすでにツバメが巣にきている可能性が強い。今日はちゃんとチェックしようと、巣の前にきたときに巣の中をよく見てみた。するとこの日も奥にツバメの頭らしいものが見えた、と思ったらやっぱりツバメで、それが巣から這い出てきて飛び立って行った。もう卵を産んで抱卵しているのだろうか。
 その飛び立ったツバメを目で追うと、道路の反対側の電線にまた別のツバメがとまっているのだった。巣のある建物には左右に2ヶ所の巣があるので、もう一方の方の巣の住民なのかもしれない。
 とにかくは、もうすっかり「ツバメの季節」になっていることが確認できた。去年のことを考えると、この月末には雛鳥が巣から顔を出すようになることだろう。

     

 スーパーでの買い物をすませて帰宅してから考えたのだが、このスーパーへ行く道をスーパーを通り過ぎてさらに北へと進むと、「あけぼの山農業公園」というところに着くのだ。
 ここは一年を通じていろいろな花を楽しめるスポットで、しばらく前はチューリップがいっぱい咲いていたらしい。調べたら今は牡丹の花が咲いていて、これからはシャーレ―ポピーというのが(つまりヒナゲシらしいが)咲き始めるところらしい。
 ま、今は連休で人出も多いことだろうから、連休が終わったら行ってみようかと考える。ただ、かなり遠いのだよな。ウチからとなりの市の図書館へ歩いたのと同じくらいは歩くみたいだ。つまり片道1時間弱。それに歩く道がずっと車の通行量の多い道で、歩いて面白いとか楽しいとかいう道ではないだろう。とにかく、一日つぶすつもりで行ってみようか。

 さて、ニュースではアメリカのバイデン大統領が「日本は中国、ロシア、インドと同じように外国人嫌いで移民を望まないから、(経済的な)問題を抱えている」と語り、日本では大騒ぎになっているみたいだ。
 でも日本がおいそれと「移民申請」を認めないということはみ~んな知っていることだし、「移民を望まない」ということはネットでもネトウヨ諸氏が大声で唱えていること。別に間違えたことを語ったわけではないだろう。「バイデン氏は何を言っているのだ」と思うなら、日本は移民政策を考え直すべきだろう。
 このニュースで面白かったのは、あのデーブ・スペクター氏が「あれは国内向けのリップサーヴィスですよ」と語ったことで、つまりアメリカは移民を受け入れる国だからこそ、今の発展があるのだという意味合いで「アメリカ、いい国」ということだということなのだと。そしてもちろん、移民に反対するトランプ氏へのけん制の意味合いが大きいわけだろう。

 今日は午後からはまた「ゴジラ映画」を観て、この日は『ゴジラ-1.0』のモノクロヴァージョン、『ゴジラ-1.0/C』を観たのだった。
 面白いのは、こうやって家のテレビモニターで観てみると、それまでテレビモニターで観た他の映画と比較する視点が生まれやすいようで、例えば冒頭の大戸島をゴジラが襲うシーンなどまさに『ジュラシックパーク』をほうふつとさせられるのだったし、終盤の敷島が戦闘機「震電」でゴジラを攻撃するシーンは、モノクロだということも相まってむかしの『キングコング』だとか『ゴジラの逆襲』が思い出されるのだった。

 読んでいたパトリシア・ハイスミスの『11の物語』を読み終わった。「次は何を読もう?またパトリシア・ハイスミスにしようかな?」とか考えたが、けっきょくナボコフの『偉業』を読むことにした。