今日は火曜日で、北のスーパーでは2000円以上の買い物をすると玉子10個が158円で買える日。今でも10個158円というのはわたしの知っている他の店に比べて圧倒的に安く、下手すると100円以上安かったりする。
まあ2000円以上の買い物もそんなに難しいことではなく、ニェネントくんのネコ缶や身の回り品を買いだめしたり、保存の効くものを買えば何とかなる。このスーパーは来週火曜日には改装休業に入ってしまうので、この日が当面「安い玉子」を買えるさいごの日になる。
そのつもりで買い物に出かけたのだが、先週からもうスーパー内は商品の補充をやめ、どんどんと「何もない棚」が増えていて、まるでもうじき閉店してしまうみたいである。この日はネコ缶がもうすっかりなくなっていてびっくりした。それでも冷凍保存出来る肉のパックなどを買い、何とか2000円クリアした。あとはもう、このスーパーで買うのは日配の食料品ぐらいのものになるだろう。
この日も、スーパーへの道沿いのツバメの巣には親ツバメが巣ごもりをしていたが、外からはツバメの頭のてっぺんがちょっとのぞくぐらいなので写真にはならなかった。
そのツバメの巣の近く、建設作業を始めた現場があるのだけれども、そこに奇妙な形のコンクリートのかたまりが置かれていた。おそらくは掘り起こされたものなのだろうが、墓石のようなモノリスのような形をしている。さながら「平成時代の地層で発見された、モノリスの遺跡」という趣(おもむき)ではないか。面白いので写真を撮ってみた。
ロシアの状況だけれども、「ワグネル」のプリゴジン氏の専用ジェット機がベラルーシへ向かったという報道。おそらくはプリゴジン氏が搭乗しているのだろうが、確認は取れていないという。
一方プーチン氏は国防省らの幹部の前で、彼らを「内戦を阻止した」と賛美したという。しかしロシア空軍機が「ワグネル」に撃墜され、乗員10名が死亡したとの報もあり、ただ「阻止した」と片付けるのはムリがあるのではないかと思う。まさに「内戦」一歩手前まで行っていて、「反乱」が起きたと判断することは間違いないだろう。国外にも内部の脆弱性を露わにしてしまったと言えるだろう。
考えられるのは、プーチンはこの「汚点」を払しょくするために、ウクライナへの侵攻・攻撃をいっそう激化させるということで、そういうことにならなければいいが、とは思う。
朝ドラの「らんまん」も順調に面白い。主人公の万太郎はとうとう寿恵子と結ばれて土佐に里帰りし、この日は竹雄と綾のキスシーン(ロングショットだったけど)もあった。明治という時代背景に現代の人々の価値観を投入するという脚本もうまく行っている感じで、普通朝ドラは日を追うにつれて視聴率も下がることが多かったように思うけど、この「らんまん」は日ごとに視聴率も上昇しているようだ。
今日は何か映画を観ようと、先日パトリシア・ハイスミス原作の『見知らぬ乗客』を観たもので、また何かハイスミス原作の映画を観ようかと考えた。前からハイスミスの『殺意の迷宮』を原作とした『ギリシャに消えた嘘』を観ようかと思っていたのだが(映画館で公開当時に映画館で観た映画だが、例によってほとんど記憶していない)、検索してみると、去年に製作・公開されたばかりのハイスミスの『水の墓碑銘(Deep Water)』の映画化、『底知れぬ愛の闇』という作品が「Amazon Prime Video」で配信されていた。
原作の『水の墓碑銘』はもちろんわたしも読んで、多少は記憶していたが、ハイスミス作品の中でも「傑作」というか、その面白さではかなり上位に入る作品だろうと思っていた。しかしこのエイドリアン・ライン監督版は、過去にネットでその評を読んだ記憶があったが、「相当に残念な出来」ということではあった。
まあベン・アフレックとアナ・デ・アルマスという出演陣はけっこう良さげだし、今日はこの作品を観ることにしたのだった。