ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-04-18(Mon)

 悲しい「月曜日」がやって来た。これからまた5日間、朝早く起きて仕事に出なければならない。カーペンターズの歌「Rainy Days and Mondays」を思い出すのだ。まああと来週いっぱいがんばれば「ゴールデンウィーク」で休みだらけになるから、あともうちょっとの辛抱だ。
 出勤の準備をして外に出ると、東の空に雲はあまりなく、すでにけっこう明るくなっていた。それで西の空にはけっこう雲がかかっていたけれども、その雲の中にちょっと明るいところも見られた。「あれは雲の裏側に月があるのではないだろうか」と思う。このところ月の姿をほとんど見ていないけれども、この土曜日だか日曜日には「満月」になっていたはず。4月の満月は「Pink Moon」と呼ばれる。ニック・ドレイクだ。

 歩いて行って駅に近くなったとき、いっしゅん雲が薄くなり、その丸い月が(半分くらい)姿をみせてくれた。

     

 駅のそばから東を振り返ると、地平線近くは晴れているけれども、それ以外はけっこう雲が拡がっているのが見られた。

     

 この日はスズメの姿が見られなくって残念だったけれども、仕事をしているときに、テントウムシを見つけた。「ナナホシテントウ」である。安物のスマホで撮影したのでうまく撮影出来てない。

       

 ナナホシテントウはこの成虫の姿で冬眠して越冬するという。このナナホシテントウも、去年成虫になったのが冬を越したのだろうか。これから食べ物(えさ)のアブラムシが活動するようになるので、ナナホシテントウも活発に動くようになり、これから産卵の時期らしい。スズメやツバメ、コブハクチョウらの鳥たちと同じだ。

 今日は仕事の帰り、ひと駅乗り越して次の駅に近い大きなスーパーで買い物をして帰った。この日はそのスーパーで「全品5パーセント引き」という日なので行ったわけだけれども、電車の乗り越し運賃を考えると、なんとか30円ぐらい得をしただけ、なのではあった。
 このスーパーは全体に「そんなに安くはない」という印象ではあったけれども、ものによっては「激安」なのだということを認識した。
 例えばわたしがよく買う「インスタント焼きそば麺」、これは安いフリをしてぜんぜん安くない某ドン・キホーテでは498円で、普段行くスーパーは428円。そして「ここは安い」と思っていた2駅手前のスーパーでは398円で、このあいだそのスーパーで買ったのだが、この、今日立ち寄ったスーパーでは「298円」と、ダントツに安いのだった。あまりに安いのでまた買っちゃおうかとも思ったが、先日買ったばかりなのでやめておいた。

 ちょこちょこと買い物をして、「今日はお弁当を買って帰ろう!」と買って帰るのだった。

 このスーパーから自宅への道は、大きなマンションのあいだの道だったりして、ネコや野鳥などの生きものに出会うような道ではない。
 ただ、マンションのそばには桜並木もあるし、植え込みには年中いろんな花が咲いている。さすがにもう桜の花は散ってしまったけれども、今はツツジの花が咲き始めていた。

     

 帰宅して、買ったお弁当をチンしての昼食。何かニェネントくんの食指が動く匂いがしたのか、ニェネントくんが食卓に跳び乗って来て、その「お弁当」に顔を突っ込んでくる。しかし、どの食材もニェネントくんが食べられるようなモノではなかったので、「ゴメンね」と遠慮していただいた。
 うん、今までいろいろな「お弁当」を買って帰って食べたけれども、この日買った「お弁当」は、今まででいちばんおいしかったと思う。いつも「今日はお弁当にしよう」と買って帰って食べても、そ~んなにおいしいと思うこともなかったのだけれども、これから「お弁当」を買って帰るときには、この「お弁当」にしようと思うのだった。

 さて今日は、途中まで観ていたエイドリアン・ライン監督、パトリシア・ハイスミス原作の『底知れぬ愛の闇』の残りを観ようと思っていたのだけれども、なんだかんだでけっきょく観ないで過ぎてしまった。
 それで、パトリシア・ハイスミスのファンのわたしは「パトリシア・ハイスミスの本もだいたい全部持っているはずだよな?」と、Amazonとかでチェックしてみたのだけれども、ハイスミスの著作としては最近翻訳刊行されていた、単行本未収録の短篇集が2冊あって、これは「ま、そのうちに買いますか」と放置してあったのだけれども、そのうちの「初期短篇集」の方が、なんとマーケットプレイスで1万5千円とかの価格になっていてびっくらこいた。
 だいたい、ハイスミスの文庫本(特に「扶桑社ミステリー文庫」)などはみ~んな「1円」(プラス送料)とかいう価格になってるというのに、いったいなぜこの本だけ「桁違い」に高額なのかと、びっくりする。1万5千円ではとても手が出せない。
 それで、もう一冊の「中後期短篇集」の方も、いちばん安いのは千5百円ほどだが、それを買い逃すと2番目のヤツは6千円近い。「コレはヤバい!」と、即座にポチッてしまった。
 まあ1万5千円する「初期短篇集」の方は、図書館のお世話になるしかないだろう。