今日から、朝に駅まで歩く道も、先日歩いてみた道で行くことにした。ちょっとだけ遠回りになるが、国道に沿って歩かなくていいし、この時間なら人も車もまるで通らない道。ひとりで歩くのが爽快だ。
わたしはもうすっかり、何もかも「ひとり」という生活が当たり前になってしまった。できるだけ人に会いたくないし、だからいろんなところに出かけようともまるで思わない。「映画を観たいな」と思うこともあるが、映画館のあるところに移動して、そして映画館の中に入らなければいけないと考えると、やはり行く気が失せてしまう。仕事に出かけるのは仕方がないけれども、仕事が終わればまっすぐ帰宅してニェネントに会いたいと思う。
今日の東京都の新たなCOVID-19感染者数は100人を超えた。都も国もまったく対策を施していないから、まだまだ新しい感染者は増加するのではないかと思う。どうもこれからが本当の「COVID-19禍」ではないのかとも思える。そうするとまた「緊急事態」で、「Stay Home」になるだろうか。都や国は「経済復興」を最優先しそうだから、もういくら新規感染者が増加しても「自衛せよ」というばかりで何もやらないだろうか。
こういうこと書くとひんしゅくを買うかもしれないが、わたしはまったく収入がなくても半年以上は生活していける。前の「Stay Home」での体験を考えると、今の蓄えで1年ぐらいは無収入でもやっていけるのではないか。逆に、ニェネントと毎日、一日中いっしょに暮らせるならば、また「Stay Home」になってもいいように思ってしまう。わたしはもう、以後の自分の生活の仕方を決めてかかっているところがある。そう決めた生き方を実行したいものだ。
そういうわけで6月が終わったので、6月の支出の決算を出してみた。さすがに6月からまた勤めに出るようになったのでかなり支出も増え、(家賃、水道光熱費は除外して)トータルで6万6千円ぐらいの支出になった。5月は3万7千円でおさえたわけだから、大幅に増加した。まあ6月は通院している病院でお金がかかってしまったし、靴を買ったり文房具を買ったりしたわけだ。ニェネントのお誕生日もあったしね。それに何より、5月はまるで飲まなかった「酒」をまた飲み始めたことが大きいか。
食費自体は先月と大差ない支出だったけれども、ここに仕事先で飲む「缶コーヒー類」というのが出てきて、これが4千円ぐらいになってしまった。どうもね、仕事の合間に「ちょっと一服」とはなってしまうし、それが仕事に出ていると1日に2缶とか飲んでしまう。これを「悪癖」と捉えるか、「糖分、水分補給の必要経費」ととるべきか。
いちおう、7月は6月よりは1万円は支出を減らしたいと思う。
読んでいたパトリシア・ハイスミスの『変身の恐怖』を読み終わり、もっとハイスミスを読みたいと、持っていない彼女の本をAmazonでまずは2冊注文した。あと3~4冊でいちおうハイスミスはすべて揃うことになる。
それと、ネットをみていたら今日7月2日はウラジーミル・ナボコフの命日だという。そうすると急にナボコフの珍しいディストピア小説『ベンドシニスター』をまた読みたくなり、前は図書館で借りて読んだわけだったが、Amazonでけっこう安かったのでこれも買ってしまった。
‥‥こんな買い物をしていると、7月の支出は6月より減らせるどころか、さらに支出増となってしまいそうだ。