ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-09-16(Wed)

 今朝目覚めたらかなり涼しかった。スマホで予報をみると今日は30度にもならないというので、この季節初めてTシャツの上にシャツを着て家を出た。もちろんニェネントもだいじょうぶだろうから、エアコンもつけて行かない。
 外に出ると夜明け前の空はきれいに晴れているようで、東の空には細い上弦の月がみられた。「夜景モード」で撮影すると、ちょっと手ブレもあるのだけれどもきれいに撮れた。肉眼ではわからない月の陰の部分も、写真ではうっすらと明るく写っている。

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 早朝はこうやって晴れていたのだけれども、仕事を終える昼ごろには雲が出て、太陽の光は地上には届かなくなっていた。ウチの近くから撮った空はこんな感じ。

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 帰宅して、昨夜炊いて残っていたごはんで「お茶漬け」の昼食をちゃっちゃっとすませる。テレビをみていると、1時からはどこの局も新・菅首相誕生のニュースばかりである。前任のドイヒーだった安倍が首相在任期間で憲政史上最長だったのならば、そのドイヒー安倍を引き継ぐという菅は「憲政史上最短」の首相在任となっていただきたいものだ。

 テレビを消し、今通勤時間に読んでいるハドソンの『はるかな国 とおい昔』がもう少しで読み終わるので、「今日で読み終えよう」と、以後は読書の時間にした。
 読み終えて「いい本を読んだな」という感覚で、この本は、というか著者のウィリアム・H・ハドソンという人は、どこかでこれからのわたしの支えになってくれるのではないかと思った。
 さて、明日からの通勤時間には何を読もうかと考えるのだが、今はナボコフの『プニン』が読みたいのと、もう一冊パトリシア・ハイスミスの本も何か併行して読みたいと思い、ハイスミスは『ガラスの独房』という本を読むことにした。

 今「お出かけ」で履いている靴は、ルックス的には気に入っているのだけれども、左足のつま先がちょっと痛い。それはいいとしても、その左側の靴の、靴底とボディとのあいだが剥がれていて、ヤバいことになりそうなのを発見した。まだ歩いていてつま先がカパカパしてしまうというような最悪の事態には至っていないが、放置しておけば外で履けなくなってしまう。まだ買って半年ぐらいしか経っていないし、買い替えるにはボディはまだまだしゃんとしているし、そもそも気に入っている靴なのだ。「今のうちに修繕しなければ」と、明日にでも「万能強力ボンド」とかを買って帰ろうと思う。

 夕食には何か手の込んだ本格的なものをクッキングしようかと思っていたのだけれども、本を読んでいたら時間がなくなってしまい、「目玉焼きとトマトサラダ」という、まったく手のかからない献立になってしまった。
 夜の読書、ナボコフの書簡集はあまり読み進められなかったけれども、ここのところエドマンド・ウィルソンからの批評に対しての疑問というのが、雑誌社宛に多く送られるようになる。これは手元にある『ナボコフ=ウィルソン往復書簡集』で徹底的な二人の「対決」が読めることだろう。この書簡集を読み終えたならば、次は当然その『ナボコフ=ウィルソン往復書簡集』を寝る前に読む。