ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-06-15(Wed)

 昨日の夜も気温は上がらなかった。季節がらもなく毛布をかぶってベッドで寝ようとしていたら、ニェネントがベッドに跳び乗って来た。しばらくこうやって、ベッドの上でニェネントと遊んでいなかったので、ニェネントを抱き上げていっぱいかまってやり、いろいろと話しかけた。
 ニェネントはいちどベッドから降りて行ったけれども、それからしばらくして、またベッドの上に戻って来た。冬の寒いときにはこうやって、ベッドに何回も何回もやって来るニェネントだけれども、やはり今はちょっと暑いのか、この日はこの2回だけだった。でも、わたしにはとってもうれしい夜だった。

 今日は昼まで雨が降るという天気予報だ。朝、出かけようと外に出たときには、雨は降っていなかったけれども、空はすっかりどんよりとしていて、いつ雨が降り出してもおかしくない。
 今は雨ではなくっても、きっとこのあとには降り出すのだろうと、大きな傘を持って家を出た。普通なら折りたたみ傘をバッグに入れて出ればいいのだろうけれども、折りたたみ傘はバッグの中でかさばるので、あんまり持って出たくない。

 勤務先の駅で降りて外に出ると、やはり弱い雨が降っていた。まあ傘がなくてもかまわないぐらいの雨量だったが。
 いつもの芝生には、いつものようにスズメが食べるものを探していた。やあ、この写真のスズメは、クチバシの根もとが黄色いね。前に見かけた幼鳥じゃないかと思う(ピンボケ写真だが)。

     

 そのあともほとんど雨は降らず、「なんだ、傘を持って来なくっても良かったかな?」などと思ったりしたし、仕事が終わって駅へ歩くときも雨は降っていなかった。

 今日は帰りに、「ふるさと公園」に近いドラッグストアで買い物をするつもりで、自宅駅で降りて南に歩くのだけれども、駅を降りたときから多少雨が降っていたのが、歩いているうちにだんだん雨も強くなってきて、傘がなくては歩けないぐらいになった。やはり傘を持ってきて役に立ってくれたか。

 買い物を終え、「ふるさと公園」の入り口のところに来ると、この日も、雨が降っていても鳥の鳴き声が聞こえて来る。
 下の画像は何が写っているわけでもないけれども、ただ、その「鳥の鳴き声」が聞かれると思う。この葦原の陰に鳥がいて、盛んに鳴きまくっているのだ。わたしの考えでは、この鳴いている鳥は「シジュウカラ」ではないかと考えるのだけれども、しかとはわからない。
(今までしばらくのあいだ、デジカメで「動画」を撮影しても、パソコン側に取り込めない不具合がつづいていたのだけれども、このところのパソコンの不具合でそんな障害も解消され、「動画」もアップ出来るようになった。これからはもっと「動画」をアップしたいと思う。~ただ、放置しているといつまでも動画はリピートされてしまうようなので、適当なところでストップしてやって下さい。)

 さて「ふるさと公園」。十日ぶりぐらいに来たが、やはり今の季節は鳥たちの姿はまるで見られず、芝生の方にムクドリたちが群れているだけだった。
 それでもちょっと先へ歩くと、池の奥の草原に、コブハクチョウの家族がいるのが見えた。

     

 十日ほど見ないあいだに、ヒナたちもけっこう成長したように感じたけれども、あれれれ、4羽いたヒナの数が、どう数えても3羽しか数えられない。1羽はダメだったか。

     

 帰宅してテレビをみていたら、昼のニュースショーで、まさにその、手賀沼コブハクチョウの問題が取り上げられていた。
 前から、コブハクチョウたちは手賀沼の東側、印西市あたりにかなりの数が集まっているということは、ネットで読んで知っていたけれども、この日のテレビではそんなコブハクチョウの集う映像も流され、「こんなにたくさんいるんだ!」とおどろいてしまった。まあ十羽や二十羽とかいう数ではなく、ちらっと見た感じで五十羽ぐらいいるように見えた。
 それで、前から問題になっている、「田植え直後の水田に入りこんで、イネの苗を食べてしまう」ということが取り上げられていた。

     

 去年書いたように、このあたりでは営巣~産卵~抱卵時期に「鳥の博物館」の職員らが見てまわり、ある程度抱卵されている卵を「間引き」しているということだが、手賀沼のあちこちで営巣するコブハクチョウを、すべてチェックは出来ないだろう。
 「鳥の博物館」の追跡では、この「ふるさと公園」とか、我孫子駅の方の「手賀沼公園」で孵化して成長したコブハクチョウは、ずっと東側、手賀沼から利根川に合流するあたりの印西市まで行ってしまうらしい。おそらく、去年この「ふるさと公園」で生まれて成長した3羽の幼鳥も、そっちの方へ行ってしまってるのではないかと思う。

 これは何だか、「地域ネコ」の問題とかぶるような、悩ましい問題だろう。
 テレビでは、けっきょくそんなコブハクチョウたちに餌付けしてやった方が、田んぼを荒らすことはなくなるのでマシなのではないかという意見も紹介されていたが、根本的な解決にはほど遠い。