ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-03-04(Mon)

 昨日も暖かかったけれど、今日はもっと暖かくなった。気温は16℃ぐらいになって、4月の陽気。わたしは午前中に「ふるさと公園」へと歩いたけれども、いつものようにセーターの上にパーカーを着ていたせいで、帰りには汗ばんでしまった。

 公園にたどりつく前、道路の南側には手賀沼が見えるのだけれども、この日はその手賀沼の遠くの対岸の方に2羽のコブハクチョウがいて、見ているとその2羽は水面から飛び立って、しばらく空を飛ぶ姿が見られた。コブハクチョウが飛ぶ姿はめったにお目にかかれないので、「飛んでるよ!」と思ったのだが、写真を撮ることはできなかった。

 この日の「ふるさと公園」では、芝生でハトにエサをやっている人がいたので、わたしが芝生に足を踏み入れてもハトたちはわたしに寄ってこなかった。そんなハトたちといっしょにユリカモメも集まっていたが、カモメも人の撒くエサを食べるのだろうか(まあ、海辺で人の食べているものをかっさらうシーンはよく目にするから、雑食性なのだろう)。

     

 この日の「ふるさと公園」にはコガモも来ていたが、だいたいこのところの鳥たちの顔ぶれと同じ、オオバンとユリカモメ、そしてコブハクチョウが1羽見られたぐらいだった。
 公園の中の、すっかり葉の落ちた木を見ると、その上の方に「鳥の巣」ではないかと思える、黒いかたまりが見えた。おそらくは何かの鳥の巣だとは思うけれども、あれは何の鳥の巣なのだろうか。

     

 帰り道に、いつものように駅前のスーパーに立ち寄り、また新しい種類の生麺のラーメンが売られていたもので、2袋買ってしまった。1袋2食入ってるので、しばらくは昼食はラーメンになるだろう。
 帰宅してからまずはそのラーメンをつくってみたが、ちょっと東南アジア風味で、とても美味しかった。

 昨日書いた、東京都庁の「プロジェクションマッピング」というヤツだけれども、その様子がわかる写真を見た。まあいろいろなイメージが写し出されるようで、この写真1枚で判断してもいけないのかなとは思うが、誰かが「パチンコ屋みたいだ」と語ったらしく、それは「言い得て妙だなあ」などとは思ってしまった。
 とにかくこれでは東京は「カジノ」の街か、というところでもあり、これで「文化」とかなんとか言うんだったら、ちょっと違うんじゃないかな、とは思う。このプロジェクトのディレクターって、いったい誰なんだろう?

       

 夕方から、最近「Amazon Prime Video」で観れるようになったという、法廷モノの名作『十二人の怒れる男』を観た。この映画はむか~しむかしテレビで観ているが、もちろんだいたい忘れていた。ただリー・J・コッブも出演していて、彼がさいごまで「有罪だ」といいつづけるのだ、ということだけは記憶していた。
 ちょっとばかり理想的な展開過ぎるかとは思ったけれども、やはり「名作」だなあとは思ったし、今はSNS上でこ~んな調子でヘイト意識をぶっつける人もいっぱいいるわけだ。この映画ではそういう人物は孤立したりするのだけれども、SNSでは同調する人らが山ほどいる。悲しい。

 読んでいるパトリシア・ハイスミスの『贋作』、なかなか進行しないのだが、ついにこの作品でもトム・リプリーは殺人を犯してしまったのだった。短気なせいでカッとなって相手を殺すのではなく、そういうモラルの持ち合わせのない人物なのか。でも、「サイコパス」とかいうのではないのだ。