月曜日。また新しい週が始まった。この日はまた「ふるさと公園」へと歩き、そのまま駅前の小さなスーパーへ行き、多少高くってもキャベツを買うつもり(あまり高いと買わないが)。キャベツはいろいろと使いでがあって、いつもキープしておきたい食材で、冷蔵庫のストックがもうなくなってしまうところだ。
この日は空も曇天で、気温もあまり上がらないみたいだ。セーターを重ね着して、パーカーを着て外に出た。このあいだスズメが住まいにしているのを見つけた住宅の屋根の穴から、スズメが外に顔を出しているのが見えた。「シャッターチャンスだ」とカメラを出そうとしたけれども、そのとき、犬を散歩させている人がその家の方にやって来るところだった。「ああ、ちょっと迂回してくれないかなあ」とか思ったけれども、そのスズメの住まいの真下に通りかかられてしまい、スズメの姿は見えなくなってしまった。残念。
「ふるさと公園」では、さいしょの池のなかの枯れ枝に、ちょっと大きめの鳥がとまっているのが見えた。からだは薄茶色みたいで、丸い体形をしている。何の鳥なのかわからなくって、「今まで出会ったことのない鳥だろうか」と、気がワクワクした。
でも、それはその鳥を正面から見ていたからわからなかったわけで、横にまわってみるとそれはカワウだった。首から胸をふくらませていて、その部分が茶色をしているのでわからなかった。この場所にカワウが来ているのも初めてだったし。

先を歩いて芝生のところに行くと、ベンチに座っている方が鳥たちにエサを撒いていらっしゃった。
普通、この公園の芝生でエサを撒くとハトがやって来るのだけれども、この日はハトに加えてユリカモメもいっぱい集まっていたし、ハシボソカラスも「わたしも欲しいなあ」と、遠巻きにしているのだった。写真ではユリカモメの数が多いみたいに見えるけれども、ハトたちはいちばん人馴れしているので、エサをあげている方の座っているベンチの上に、それはもう何羽ものハトの姿があるのだった。

芝生を通り抜けると、手賀沼にもつながった大きな池のところに出るのだけれども、その正面の枯れ葦のまん中にコブハクチョウが上がっていて、まわりの枯れ葦をくちばしでくわえ、せっせと自分のまわりに集めているようだった。
これはまさに「巣づくり」。先週来たときにコブハクチョウを見て、「巣づくりにいい場所を探しているみたいだ」と思ったのだけれども、わたしの推理は正解だった。
その巣づくりの場所は、去年営巣した場所よりも少し東側。去年の場所はコブハクチョウの営巣のあと荒れてしまって、わたしも「巣づくりには向かない場所になっちゃったなあ」とは思っていたのだった。


これからしばらくは「巣づくり」に励み、その巣で卵を産むのは例年だと4月の初めのころ。産卵のあとはオスとメスとで交代しながら卵を温めつづけ、ゴールデンウィークの前には孵化するのだ。今年は何羽の雛が誕生するのだろうか。あんまりこのあたりのコブハクチョウの数が増えてしまうのも問題なのだけれども。
この日は歩いているとわたしのまわりにムクドリがウロチョロしていた。なかなかムクドリの写真も撮ってあげることもないので、今日は撮影してあげた。

それと、木の枝にとまってあたりを俯瞰しているハシボソカラスがカッコよかったので、撮影した。ほとんどまっ黒だけれども。

このところ、すっかり「ふるさと公園」でカワセミの姿を見かけなくなってしまった。しばらく前までは、カワセミがよく出没するらしいスポットで毎週のように三脚カメラをセットしてカワセミを待ち受けている方がいたのだけれども、もう最近はその方の姿も見かけなくなってしまった。
今、この日記で検索してみると、わたしがこの公園でさいごにカワセミを見かけたのは、去年の4月のことだったみたいだ。それ以来その姿を見ないなあ。今は東京の都心でもその姿をあらわすこともあるというが、このあたりのカワセミも、東京の方に引っ越してしまったのだろうか。
公園を出て駅前のスーパーへ行く。いちばんの買い物の目的は「キャベツ」なのだけれども、普通のキャベツの半分ぐらいの大きさじゃないかというような、小さなキャベツが1玉100円で売られていた。重量的に考えればそんなに安くはないだろうとは思うのだが、とにかく100円である。ありがたく買わせていただいた。
あと、この日は九州産のトマトというのが6~7個で198円と、圧倒的に安かったのを買った。
まだまだ書くことはあるけれども、この日の分が長くなって疲れてしまったので、今書くのはここまでで。