ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-03-11(Wed)

 今日は「東日本大震災」、そして「原発事故」から9年目の日だった。あの日のことで思い浮かべること、思い出すことはいろいろあるけれども、今年は書くのはやめておこう。

 仕事がヒマで、かったるい。もう偏頭痛はないのだけれども、少し身体がふらつくところがあり、時に階段などでつまずきそうになることもある。平衡感覚に乱れがあるようで、これは「自律神経失調症」みたいなものかもしれない。それではとにかくアルコールを控えようと、今日は残っていたわずかなウィスキーだけでやめておいた。しばらくは酒を買うのはやめておこうと思う。
 YouTube国会中継を見ても、ツイッターを閲覧しても、とにかくは不愉快になるようなことばかりで、いっそう気分はすぐれない(まあこういうときにはウィスキーでも飲むかね、となるのだけれども)。

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 ニェネントくんは元気で、いつものように出窓のところに上がって外をじっと眺めていたりするのだけれども、今日はとつぜんに出窓から跳び下りて大きな窓のところにへばりつき、ガラス窓やカーテンをガリガリとやりはじめた。
 こういうときはきっと、窓の外にネコが来ているのにちがいない。そう思ってわたしも窓の外をみてみると、いたいた。これはニャールくんだ。ニェネントが「ここはわたしの縄張りだから来るんじゃないよ!」とでもやったのか、それともわたしの姿を見たからか、すぐに姿が見えなくなってしまった。

 夕方から北のスーパーに買い物に出かけ、帰り道に以前はときどき来ていた中華の店の前を通った。「こういうときは外食系の店は大変だろうな。ましてや中華料理の店となると、客も激減しているのかもしれない」などと思い、「こういうときこそ、久しぶりにこの店に食べに来てもいいかも」と考える。感染の危険などそんなにないとは思うのだけれども、わざわざリスクを冒して出かけるのも馬鹿げているようにも思う。
 帰宅してちゃっちゃっと夕食をつくって食べ、「今夜は時間をかけて本を読もう」と、読みさしだった蓮實重彦の『映画論講義』を読み終え、そのあとは柄谷行人の『反文学論』を読みはじめた。