ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-03-13(Fri)

 しばらくは穏やかな天気がつづいていて、昨日は駅から自宅への道沿いにある神社の桜がもうすぐ咲きそうだと思って見ていたのだけれども、今日はさらにピンクのつぼみが大きくふくらんでいて、一輪ほど花が開いているようだった。

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 この陽気、これで一気に開花するのだろうかと思うけれども、明日は雨になって気温も一気に下がるという。「それでは天気のいいうちに」と、帰宅してからはお洗濯。マスクもいっしょに洗濯したのだけれども、いっしょに洗濯した衣服が黒系統ばかりだったもので、純白のマスクも洗い終えてみると黒っぽくなってしまったようで、「失敗したな」とは思うのだった。

 今は大相撲の三月場所が開催されているのだけれども、COVID-19の影響で、異例なことに「無観客」での開催になっている。わたしもテレビで見ているのだけれども、観客の拍手や歓声がないので、ちょっと目を離しているあいだに、いつの間にか取り組みが終わってしまっていたりする。ちょっと拍子抜けしてしまう。

 読んでいたドゥルーズガタリの『カフカ マイナー文学のために』を読み終えた。どうもこの本の翻訳の問題で、意味をとらえにくく思えたりもしたわけだけれども、Amazonのレビュー3件が3件とも「翻訳に問題あり」としている。今では同じ出版社が同じ叢書シリーズとして<新訳>(宇野邦一訳)を出しているわけで、出版社としても「これは‥‥」と思ったのであろうか。わたしももういちど、その<新訳>で読んでみたいと思うのだった。

 夜、寝る前には柄谷行人の『反文学論』を読んでいるけれども、先に読んでいた蓮實重彦と、文学なり映画なりへのアプローチ方法に近しいところもあり、先の本を思い返しながらも楽しく読んでいる。