また肌寒い気候になり、厚着してマフラーを巻いて、ニット帽にマスクという姿で早朝に家を出る。ちょっと雨も降り出しそうだ。家を出てすぐのところで、わたしの目の前を茶トラのネコが道路を横断して行く。茶トラのネコというと、ちょうど一ヶ月前にウチの…

カフカ全集〈第6巻〉日記 (1959年)メディア: － １９１０年、カフカ２７歳の日記から、死の前年１９２３年までの日記、そして１９１１年、１２年の旅行記。単に「日記」というのではなく、小説のエスキース的な断片も多く含まれている。 前に『城』や『審判…

ついにようやく、去年の８月から読み継いできた『カフカ全集（旧版全６巻）』を読み終えた。第４巻あたりからは読んでいても頭に入らず、この第６巻の『日記』は、ほんっとうにツラかった。どれだけ自分の記憶に残っているかというと心もとないのだけれども…