ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-03-14(Mon)

 昨夜は寝るときに毛布はかけていなかったのだけれども、ニェネントはベッドの上にやって来てくれた。ただやはり、以前のようにベッドの上でそのまま寝てしまうというようなことはなく、しばらく滞在するとベッドの下に行ってしまうのだった。
 それはまあ、ニェネントくんお気に入りの毛布がないから仕方がないとは思うけれども、どうも最近になって、ニェネントくんがわたしに懐いてくれるというか、わたしとニェネントくんの距離がずいぶんと縮まったようには思う。

 以前から、わたしが部屋を移動すると、すぐにニェネントもわたしについてきていたけれども、最近はわたしがトイレに行ってもついて来て、トイレの入り口でのぞき込んでくる。まあわたしはひとり暮らしだから、トイレのドアはいっつも開けっ放しにしているのだけれども、ニェネントは入り口のところに来てわたしを見上げ、「何やってるの?」という顔をしている。
 電気ストーブを使っていたときは、たいていはわたしのすぐうしろで電気ストーブの前ですわり込んでいるのだけれども、以前はそんなニェネントに手をのばすと、「やめてよね」って感じで逃げて行ったのだけれども、最近は逃げないで、わたしが撫でるがままにまかせている。これはけっこう大きな変化だ。今日なんか、ものすごっく珍しいことに、わたしのすぐ後ろで「ヘソ天」で寝ていたりした。「ヘソ天」するというのは、「警戒心ゼロ」っていうことでもある。まだ以前(つい最近まで)は、けっこうわたしのことを警戒していたフシもあるのだけれども、このところそういう気もちは捨ててしまったようにも思う。
 あと、わたしが寝るとき、ニェネントはベッドの上に来なければベッドのそばのキャットタワーの下段でじっとわたしのことを見ているのだけれども、そういうとき、いつまでもずっと、わたしのことを見つめつづけている。「そんなに見つめられると気味が悪いよ!」というくらいなのだけれども、やはりそうやって人のことをずっと見つめつづけるというのは、「その人のことが大好きだから」ということだという。うれしいね。

 とにかくそうやって、最近は「ニェネントくんはわたしのことを好いてくれているんだな」と思えることが多くなった。まあ11年以上いっしょに暮してきて「今ごろかよ!」ということだが、確実に最近のニェネントくんは変わって来たように思える。あとは、そんなニェネントくんの気もちに、わたしがどうやって答えるかということだろう。

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 今日もまた、朝から暖かい日になった。それでも、電車に乗って勤務駅で降りて外に出ると、弱い雨が降っていたのでびっくりした。今朝は天気予報も見なかったので、傘も持って出なかった。まあギリギリ傘がなくっても大丈夫というところだったが。
 それでそんな雨もやんでしまい、そのあとは明るい青空。気温もグングン上がったようで、どうやら都心でも25度近くになったらしい。

 仕事の帰り道、「野良ネコ通り」では、またハナクロくんが寝っ転がっているのがみられた。気もち良さそうだ。

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 空を見上げると、ちょうど飛行機が飛行機雲をつくりながら飛んで行くのがみえたので写真に撮った。こんな光景はしょっちゅう目にするようでいて、いざ「シャッターチャンス」というと、それほどにあるわけでもない。

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 そしてウチのけっこう近くで、「しだれ梅」が、豪華絢爛に満開になっていた。これは何だか歌舞伎の舞台美術のようにゴージャスだ。

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 ‥‥といいながらも、上の写真は実はPhotoshopで後処理して色を際立たせてある。今日のように晴れている日は、外の色彩は白っぽくなってしまうのだ。

 今日は、通勤時間に読んでいたシャーリイ・ジャクスンの『鳥の巣』をようやく読み終えた。『鳥の生活』を読み終えた翌日に『鳥の巣』という本を読み終えたのも面白い。
 夜は今日から、前に買ってあった『ネコの行動学』という本を読み始めた。かなり専門的な、学術的な本だ。