夢をみていた。今朝の夢はまた「状況ストーリー」の夢というか、映像的なものがあったような記憶がない。ただ「話」が進んで行く。それが何ともつまらないと言ってもいい夢で、ここにわざわざ書くようなものでもないのだけれども、どうもSNS上で誰かが書き込みをして、その書き込みに対してコメントがついていくような、現実にいくらでもあるような話。
さいしょの書き込みはただ数字の羅列だけのようにわたしは記憶していたが、そこに「謎のメッセージ」が込められていたというか、どうもそれを書き込んだのはトランプ元大統領ではないかという感じだ。それで現実の世界にあるように「トランプ支持者」というかフォロワーが、そんなトランプの書き込みをサポートするのだ。一方に「それはナンセンスだ」という書き込みもあり、まあほとんど実世界の再現のような夢ではあった。面白いとも面白くないともいえる夢だったけれども、わたしがTwitterをやめたことが関係した夢だったのだろうかとは思った。だからどうのということもないのだが。
というか、どうも夢らしい「映像」としての記憶がまるで残っていなくって、これは目覚め間際の「夢うつつ」状態での想念が記憶されていたもので、いわゆる「夢」というものではないのかもしれない。
「トランプ元大統領」といえば、今も盛んな「陰謀論」の元凶みたいにも思えてしまうのだけれども、今は「ワクチン接種」をめぐる「陰謀論」みたいなのが隆盛を極めているのか。前から言われていた「COVID-19はただの風邪」論が「マスク不要」メッセージになり、さらに「ワクチン接種は陰謀」とまでエスカレートしている。こういう論議には確たる根拠があるわけではないのだが、少なくとも自分自身がCOVID-19に感染していないうちはいくらでも好きなことを言える。陰謀論者は、まずはCOVID-19にじっさいに感染して(「陽性」とされたあと)、「やっぱりアレは風邪みたいなものだよ」と言える人を自分たちの論陣に加えるべきだろう。COVID-19感染症は間違いなくじっさいにあるわけだから。
わたしはそういう人らが「マスク不要」とか「ワクチン接種するな!」とか言うことを「それはバカげてるね!」とか攻撃などしないし、わたしがいつもマスクしていることとか、すでにワクチン2回接種をすませていることとかを「バ~カ!」とか言われてもかまわない。自分自身ワクチンが万能で「2回接種したからもう危機は去った」とか思ってもいないし、こ~んな短期間につくられてしまったワクチンに何の危険性もないと思っているわけでもない。でもわたしはCOVID-19に感染することを恐れるし、それはわたしがニェネントといっしょに暮しているわけだから、わたしが感染して重症化し、ニェネントをこの家にひとり残して自分だけが入院することを避けたいからで、これは自身が去年の春に10日間ほど入院したあとに強く思ったことである。わたしは、ワクチンがCOVID-19感染を防ぐ効力があるというならば、やはりそんな今のワクチンの力を頼りにするだろう。「陰謀論者」の語ることなどをネットで読んだが、わたしの意志を変えるような論ではないのである。わたしは、ニェネントのためにも、COVID-19に感染しないように細心の注意を払うしかない。
さて、朝起きて「今日はどんな服装で出ようか? 傘は必要だろうか?」と、スマホの天気予報を見るのだけれども、今日も午後から雨になる可能性があるといい、気温もさほどに上がらないといっていた。「また雨か~」というところで、この一週間の予報を見ても、またまたこの土曜日は雨になるような予報だった。この9月の日照時間は「最低クラス」になるのではないだろうか。
職場の近くの芝生に、昨日今日とずいぶんな数のスズメが集まっている。この芝生のところでそんなスズメを見て、立ち止まってカメラを向けるのはちょっとしたわたしの「試練」で、つまりどれだけレンズを向けて手ブレせずにシャッターを押せるか、ということである。うまくフレーム内におさまってスズメたちを撮ることが出来ても、ピンボケはするし、そうでなければスズメたちはぜんぜんカメラの方を向かずにそっぽを向いていたりするのだ。
昨日は画面の中に5羽のスズメを撮ることが出来て、「やあ、スズメの群れだ!」というところで、けっこうピンボケもないのだが、やはりスズメたちは「あっち向いてホイ!」というポーズではあった。
今朝は3羽のスズメを撮れた。構図もダメで左の2羽は「おまけ」みたいなものになったけれども、右の1羽はバッチリと撮れただろうか。表情もいいんだけれども、芝生の葉が伸びすぎていてちょっとじゃまだったのだ。
仕事を終えての帰りには曇天も濃く、今にも雨が降り出しそうな空模様ではあったが、なんとかわたしが帰宅するまでは持ちこたえてくれた(そのあともけっこう、いつまでも雨にはならなかったが)。
おとといのニェネントくんを撮った写真では、珍しく穏和な表情を見せてくれたのだったけれども、今日撮ってみた写真ではいつもの、ちょっと野性味のあるお得意の「三白眼」の表情だった。こういういつものお馴染みの写真を見ると、どうもニェネントくんのこの「眼」というのは、ハシビロコウの「眼」に似ているのではないだろうかと思うのだった。獲物をじっと、何時間でも待ち構えるハンターの眼か?
今日はいつまでも無為な時間を過ごしてもいけないと、ついにミヒャエル・ハネケ監督の「The Seventh Continent」を観て、前に計画していた通りに、まずは英語字幕で見てわからない単語をずっとノートに書き出すということをやった。
しかし、「この映画はセリフも少なくって、そんなにわからない単語が続出することもないのではないか?」と予測していた通り、「いちおう調べておこうか」という英単語~熟語は30もないのだった。書き出した単語を調べて、明日はもういちどアタマから観直してみようと思う。いいかげんに少し、前向きに生活していきたいものだ。