ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-08-21(Sat)

 この朝は9時から、COVID-19ワクチンの2回目の接種。前回と同じ、なじみの内科クリニックにて。
 6時半ごろに起き出してニェネントくんに「おはよう!」とあいさつをして、ニェネントくんに朝ごはんを出してあげ、わたしもトーストの朝ごはん。そのあとは土曜日のことだからFMの「ウイークエンド サンシャイン」を聴き、その番組が終わるぐらいのところで家を出る(どうせ、このあとの「世界の快適音楽」と合わせてエアチェックしている)。外は雲も見られるものの青い空が拡がり、すでに気温もけっこう上昇していた。

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 やはりこの朝もクリニックの待合室には人があふれていたけれども、ほとんどの人は通常の内科診察で来院しているので、ワクチン接種はけっこう早くに順番はまわってきた。接種後は「急な副反応」をチェックするために、15分間はクリニック内で過ごす。

 無事に15分間は生き残れたので、クリニックを出て北のスーパーで買い物して帰宅。とにかく、ワクチンの副反応は2回目接種のあとの方が1回目よりもはるかに要注意ということで、体調に気をつけなくってはならない(わたしが接種したワクチンは「ファイザー」であった)。いちおう、そんなに早くは反応が出ることもないだろうとは思ったが、体温を測ってみた。36度1分で異常はない。
 「まあこういうときは横になって安静にしていよう」と、食事のあとはベッドに横になり、あともう少しで読み終わる『ランボー、砂漠を行く アフリカ書簡の謎』を読みながら、やはりそのまま眠ってしまった。

 目覚めて、本の残りも少なかったので一気に読了。「テレビでも見ようか」とつけてみると、思いがけず「香川照之の昆虫すごいぜ!」が放映されていた。これは夏休みスペシャルで、過去の放送分からのベスト・セレクション再放送を、先週・今週・来週とやっているのだった。先週はもちろんスルーしてしまったし、今日ももう2時間枠の半分は終わっていた。それでも、楽しい「カマキリ」の回を全篇見ることができた。

 それで、知らなかったのだが、<東京パラリンピック>が来週火曜日の8月24日に開会式なのだという。今の東京~首都圏の「COVID-19」のまん延ぶりの中、「自宅療養」として放置されている人の数が何万人にも及ぶという状態で、また<東京オリンピック>みたいなイヴェントをやろうとしていることが恐ろしい。また、今になってまだ「学校観戦」をやるべきだという意見もあることにおどろく。それはまさに「学校感染」ではないのか。
 小池都知事は昨日、「パラリンピックの学校観戦はきわめて教育的価値が高い」とかのたまったらしいが、そりゃあ通常時ならばそういうことも言えるだろうが、今はなんといっても<緊急事態>なのだということを、小池都知事だってわかっているはずではないのか。しかも、この小池都知事は「修学旅行」の中止・延期を要請している。「修学旅行」はナシで、代わりに「パラリンピック観れや!」というのは解せない。
 今、この<緊急事態宣言>下で、人々の緊張感も薄れ、み~んな繁華街に出歩いたりしているではないかと、多くの人が危機感を持っているというのに、先日の<東京オリンピック>、そしてこれからの<東京パラリンピック>の開催は、<緊急事態宣言>に逆行するイヴェントだということは明らかだろう。
 実はそんな中、新潟の湯沢では昨日から「フジロックフェスティヴァル」が始まった。このことに対する批判の声も多く、また、参加予定だったミュージシャンらが「出演辞退」するというケースも拡がっている。ちょうどこの日、イギリスからの報道で、大観客を入れて開催された先日の「サッカー欧州選手権」で、約6400人の感染者があったとの発表があった。全入場者が67000人ほどだったというから、10人に1人が感染していたということだ。つまりこのことは、今は観客を入れての「大規模イヴェント」は感染の危険が大きいということであり、だからみんな「フジロックフェスティヴァル」開催に反対の声をあげているし、<東京パラリンピック>にも反対しているのだ。

 今の<緊急事態宣言>は9月12日までとの「期限」があるのだけれども、なんと、スカ首相は「その後の政治日程(総裁選挙~衆議院選挙)」ということを見据え、検査数を減らして、何としても予定通りに9月12日で<緊急事態宣言>を終わらせようとしているらしい。
 じっさい、この2~3日、東京などの新規感染者数は以前ほどの増加をみせていないのだけれども、はたして「この数値を信用していいのか?」ということはあるのではないのか。

 夜、7時ごろにベッドに横になっていたら、外から「これって、花火の打ち上げの音ではないの?」という音が単発的にしばらくつづいた。手賀沼の大きな花火大会は今年も中止になったはずだし、この単発的な音はそういう大規模な花火大会とも思えない。「ホントに花火なのかな?」と起き上がって、窓から外を見てみると、ちょうどウチの向かいの屋根の上に打ち上げ花火がきれいに拡がるところが見られた。見ているとそのときに、一度に何発もの花火が打ち上げられるのが見られ、「ああ、この夏ただ一度の<花火>だなあ」とは思い、カメラを用意して「花火」を撮影するというモードにセットして(そういうモードがあるのだ)、窓の外に向けてしばらく次の花火を待ったのだけれども、どうもさっき見た「連発」がフィナーレだったようで、そのあとはもう花火は上がらないのだった。
 思い出したが、「ふるさと公園」で近々、ちょっとしたイヴェントが開かれるという告知を読んだ記憶があった。それがこの夕方で、その一環として花火も打ち上げられたのだろう。敷地も広い公園だし、「フジロックフェスティヴァル」みたいに「密」になることもなかっただろう。こういうイヴェントならばわたしも反対はいたしません。去年も今年も「手賀沼花火大会」は中止になって、(そのことは「花火大っ嫌い」なニェネントくんにはいいことだったけれども)このあたりの人たちは淋しい思いをしていたことだろう。小さな小さな花火大会だったようだけれども、近所の子どもたちは楽しんだだろうか?