ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-01-29(Sat)

 勤め先会社から、COVID-19ワクチンの3回目接種を「職域接種」で行なうとの案内が来た。3月のことになるという。
 わたしが2回目のワクチン接種をしたのは去年8月の21日だったから、今政府がすすめている「3回目の追加接種」での接種間隔を7ヶ月とすると、3月末のことになるだろうから、その「職域接種」をいっしょに受けられるかどうか、微妙なところではないかと思う(今のCOVID-19のまん延ぶりからすると、そのうちに接種感覚は6ヶ月に短縮されるように思われるが)。
 この日のCOVID-19の新規感染者は、全国で8万人を超えたという。東京でも2万人に迫るまん延ぶりで、仮に自分が感染していなくっても、「濃厚接触者」とされれば、7日間の自宅待機と健康観察が要請される。新しい「オミクロン株」は重症化しにくいとも言われているけれども、それでも重症者は確実に増加している。「オレは重症にはならない」など思えるわけもない。わたしは購入したゴーグルと2重マスク、そしてニット帽、手袋で全身防護した生活をおくろう。
 しかし、いつまでも続く「第6波」の大きな波、どこまで感染者は増大し、どのように収束することになるのだろう。もう、自分ひとりが感染を防御すればいいという話でもなくなっているだろう。またまた「緊急事態宣言」発令する、というのも無策ではないかと思える。

 例えばクマ科の動物、そしてネコ科の動物らは、その繁殖期と子育ての時期以外はすっかり群れをつくらない「単独行動」を行なうわけだけれども、これからはわたしたち人類も「単独行動」を規範とし、そのような行動を支援するような社会を発展させるようにするべきではないかとも思える(乱暴な考えだけれども)。

 そしてわたしは昨夜今朝も、昨日ほどではないけれども「胸の痛み」「腕の痛み」が続いた。やはり昼になると痛みも消えるし、生活に支障もないので、次の水曜日の通院日まで辛抱することになるだろう。それで、保留している歯の「インプラント手術」をいつにするか、ということも考えなければならないのだけれども、ま、単純に言って、今は考えたくもない。とにかく胸骨の骨折、そして白内障とトラブルが続き、「わたしは今年は『天中殺』だったか!」という感じではある。

 今日は一歩も外に出ない一日になった。この頃、土曜日というと毎週こういう感じだ。和室のベッドに横になり本を読み、本を読むのにも飽いて本を脇に置くと間をおかずに、ベッドのそばで待機していたニェネントくんが「フニュ!」とかうなり声を上げ、わたしの上に跳び乗ってくるのだった。
 とにかくはこのところ、ニェネントくんはわたしがベッドに寝ていると、スキをみてわたしの上に跳び乗ってこようとする。そして機嫌がいいと、わたしの上で盛んにのどをゴロゴロと鳴らすのだ。わたしとニェネントくんとは、このところ「いい関係」なのだろうか?

 せっかく左眼の水晶体(レンズ)を新しく取り換えたのだから、少しは「生き方」も更新したいものだと思う。とにかくはいつまでも怠惰な生活をすることから抜け出そうと、今日は夕方から「GYAO!」の無料配信映画で、『月世界旅行&メリエスの素晴らしき映画魔術』という作品を観た。1993年にスペインで発見された、ジョルジュ・メリエスの著名な『月世界旅行』の着色版を修復した映像と、その修復過程の映像を含むメリエスの伝記とのカップリング。
 わたしは今まで、この有名な『月世界旅行』を観たことはなかったのだが、思っていた以上にいろいろと興味深くも面白い作品だったし、『メリエスの素晴らしき映画魔術』というドキュメントがまた面白く、「ジョルジュ・メリエス」という人物の先駆性、その悲しい挫折などの彼の人生を知ることができた。

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