ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-01-06(Wed)

 今日は、わたしの今年初出勤の日になる。まだまだ体調が心配だったりもするけれども、起きたときの調子は、このところしばらくなかったぐらいに好調。計った体温は36.4度で、もうすっかり平熱である。
 仕事のことになると年末に悩まされた「落ち葉」のことが頭をよぎるので、やはりちょっと早く家を出て始発電車で出勤してみた。

 もう明後日にも「非常事態宣言」が発令され、昨日の東京の一日でのCOVID-19新規感染者数は1300人を超えて、もう去年年末とは空気がちがう気もするわけだけれども、電車に乗る人の数は年末とまるで変わらないようだった。まあ「始発電車」で出勤されるような人たちは(差別ではなく)「テレワーク」とは無縁な仕事をされておられるような人々だろうから、そう簡単に乗車客数が目にみえて減少したりはしない。

 勤め先に到着してみると、勤め先ビルの前の舗道は年末のあの落ち葉の「黄色い絨毯」がウソのように、まるでもう誰かが掃除をしてくれたあとのようにキレイなのだった。年末の仕事納めから正月のあいだに、並木に残っていた枯れ葉はほとんど全部落ちてしまってくれたようだ。ありがたい。
 職場の人たちにはやはり、「大丈夫ですか?」と声をかけられる。みんな、自分の身のこともあるから心配したことだろう。ほんとうに「ご心配、ご迷惑をおかけしました」というしかない。こういう意識は「COVID-19」にじっさいに感染してしまった方が「肩身の狭い」思いをすることに通じるわけだけれども、一方で職場の人たちとの「相互信頼関係」の問題だろうとも思う。

 家への帰り道、ウチの近くのおうちの2階のドアのところに犬がいて、わたしを見ていた。「門番」をやっているのだろうか。その表情は「門番なんかやりたくないんだけどな」って言っているみたいだ。それとも、飼主さんが散歩に連れて行ってくれるのをドアのところで「出待ち」しているのだろうか。

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 今日はずっとくもり空で、昼間になっても気温は低い。まだまだ冬の本番はもう少し先のことだと思うけれども、「寒いな~」と思う。

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 昨日また「見切り品」のトマト(9個で50円!)をいっぱい買ってしまったので、一所懸命トマトを食べないといけない。帰宅して、トマトをいっぱい入れたスパゲッティをつくった。さすがに「見切り品」で傷んでるところが多かったけれども(そういう、傷んでるのを先に使う)、傷んでいるところは廃棄して、山のようにトマトを使っても普通のトマト1個より安いのだから結構である。そして、結構おいしかった。

 ニェネントは、わたしが仕事から帰るとだいたい、和室のわたしのベッドの上で丸くなっているのだけれども、しばらくするとノコノコと和室からわたしのいるリヴィングへ出てきて、いつの間にかわたしの後ろに座り込んでいたりする。わたしが振り向くとニェネントと目が合い、ニェネントは「なんだよ~」みたいな表情である。それでわたしがトイレに行くとトイレまでついてくるし、和室に何か取りに行くとニェネントも和室に走ってくる。どうやらどこまでもわたしのそばにいたいらしいのだけれども、それがまさに「付かず離れず」で、それじゃあニェネントをつかまえて抱っこしてやろうとすると、全力で逃げて行ってしまうのである。まさに「ツンデレ」の生きた標本のようなヤツである。

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 テレビを見ていると、この日の東京の「COVID-19」新規感染者数は昨日をまた上回り、1500人を越えた。明日には政府は「緊急事態宣言」を発令するが、けっきょく飲食店やスポーツ施設、ライヴハウスの営業時間を午後8時までにするというのがメインのようだ。つまり、東京での「COVID-19」のまん延は、午後8時を過ぎてから起こると考えているのだろうか。面白い区切り方だ。それで、そういった店舗、施設への「補償」として、一律6万円を限度とする考えのようだ。普通、「昨年度(もしくはそれ以前)の同時期の店舗、施設ごとの売り上げ」を基準として補償すべきだと思うのだが、つまり「めんどくせ~ことはやらないね!」ということらしい。
 しかしその程度の「緊急事態宣言」で、じっさいに「COVID-19」のまん延を抑えられると思っているのだろうか。本気でこの7月には「東京オリンピックパラリンピック」を開催できると思っているのだろうか。
 もしもスカ政権がこの夏に「東京オリンピックパラリンピック」を開催したいのなら、ここは効果があらわれるまで「ロックダウン」を行うべきではないのか。
 というか、この程度の「緊急事態宣言」であれば、(言っちゃ悪いけれども)遊びたい若い連中、(質の悪い)「COVID-19なんかただの風邪」と言っている連中らは、「な~んだ、大した規制じゃないじゃないか!」ということになり、居酒屋、飲食店が営業していなくっても自分たちで集合し、自分たちで誰かの部屋で「宴会」をやってしまうことだろう(スカ首相や二階幹事長を含む自民党の老人たちも「秘密のスポット」を使って「宴会」をやるだろう)。「GoToキャンペーン」は休止になっているけれども、例えば一都三県で居酒屋、飲食店が8時以降閉店するというならば、アレですよ、都外、県外への移動は自由なわけだから、規制のない茨城とか栃木とか群馬で夜明かしの宴会をやればいいわけですよ(それで東京とか一都三県に戻って、感染者数を増やすのですよ)。一都三県でも、午後8時を過ぎなければいいのだから、昼間っから8時までの大宴会をやらかせばいいんですよ(それを規制しようとはしていない)。
 こ~んな「緊急事態宣言」は、これっぽっちも「緊急事態」という意識を呼び起こさないのではないのか。こ~んな愚かな政策で、「COVID-19」のまん延を抑えられるとはとっても思えないですね。